日本の伝統料理やトレンドフードなどを、様々な国の人に試してもらう「勝手にテスマケ(テストマーケティング)!」。今回は年々存在感を増している、大豆を原料とした代替肉「大豆ミート」がテーマ。国内のメーカー品を食べ比べました。
※こちらは「GetNavi」 2021年5月号に掲載された記事を再編集したものです。
【私たちが試しました!】
オーストラリア:ロドリック・デイビスさん
大豆ミートは食べないが豆腐は好き。麻婆豆腐をよく食べる。
コロンビア:エンジェリカ・ベルトランさん
大豆料理は好物。日本食では油揚げや厚揚げがお気に入り。
アメリカ:ディエゴ・メドラノさん
代替肉バーガーを食べたことがある。豆類では枝豆が好き。
【エントリーNo.1】
大塚食品
ゼロミート デミグラスタイプハンバーグ
実売価格322円
大豆にたまねぎなどを混ぜてパティに。トマトや赤ワインなどを使ったソースが決め手。
【5点満点で評価】
ロドリックさん:3.5
エンジェリカさん:4.5
ディエゴさん:2.5
total:10.5/15.0
「ソースが私好みの味。パンでサンドしたり、野菜を添えたりするともっとおいしいと思うわ」(エンジェリカさん)
「パティはもっと肉に近づけられると思うし、ソースももっとおいしくできそう。でも悪くない味だよ」(ディエゴさん)
【エントリーNo.2】
無印良品
大豆ミート ミートボール
290円
ソースを絡めてはいないが、やさしく味付けされている。常温保存できて扱いやすい。
【5点満点で評価】
ロドリックさん:3.0
エンジェリカさん:2.8
ディエゴさん:3.3
total:9.1/15.0
「単調な味に感じるわ。このままだと途中で飽きちゃいそう。ケチャップとかでアレンジしたいわ」(エンジェリカさん)
「パサついて見えたけど、食べるとなかなかジューシー。日本らしい素朴な味で僕は好きだな」(ディエゴさん)
【エントリーNo.3】
湖池屋
罪なきからあげ
実売価格170円
大豆たんぱく製の肉を特製のタレに漬け込んで揚げた新感覚スナック。食感はサクサク。
【5点満点で評価】
ロドリックさん:3.0
エンジェリカさん:3.8
ディエゴさん:4.0
total:10.8/15.0
「味はなかなか。でもチキンに寄せるならジューシーに、スナックに寄せるなら薄くしたほうがいいな」(ロドリックさん)
「唐揚げとは思えないけれどスナックとしてなら大アリ! ビールが飲みたくなるおいしさだね」(ディエゴさん)
【エントリーNo.4】
カバヤ
大豆で作ったソイジャーキー
216円
肉厚で、豊かな弾力。ブラックペッパーが効いたスパイシーな味付けは、つまみに最適だ。
【5点満点で評価】
ロドリックさん:3.5
エンジェリカさん:3.2
ディエゴさん:3.3
total:10.0/15.0
「もっとハードなほうが良いけど、乾燥肉の食感はよく再現できてるね! もっと大きいとうれしいな」(ロドリックさん)
「初めは違和感を覚えたけれど、スパイシーでお酒には合いそうな味。噛み応えも悪くないわ」(エンジェリカさん)
【今回の一番人気!】リアル感はないが、とにかくウマいと好評
接戦となった今回のテストを制したのは、大豆ミートのスナック菓子。唐揚げとは異なる食感だが、味付けが好きという声が多かった。