日本サッカー界の発展に貢献した名選手が、また一人ピッチを去る。V・ファーレン長崎に所属する、元日本代表の玉田圭司が2021年シーズンでの引退を発表した。
#V・ファーレン長崎 は#玉田圭司 選手が2021シーズンをもって現役を引退することを発表。
玉田選手は2019シーズンよりクラブに加入し3シーズンにわたりプレーしました。#Jリーグ https://t.co/G3SpBi2BZN pic.twitter.com/VtItqQxGjw
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) November 11, 2021
チームの公式サイトで引退を発表した玉田。声明の中で「まずは、今日11月11日11時11分に発表したいという僕のわがままを聞いてくださったクラブにとても感謝しています。」と語ると、これまでに所属したチームや日本代表関係者、ファン・サポーターに向けて感謝の想いを綴った。
玉田といえば、2006年のドイツワールドカップ、ブラジル戦でみせた衝撃的な先制ゴールだろう。左サイドからのスルーパスに抜け出し、ゴールネット左隅に突き刺したことにより、王者ブラジルを本気モードにさせ1-4の惨敗となったこの試合は今でも語られる事が多い伝説の一戦だ。
【#玉田圭司 選手現役引退のお知らせ】
玉田圭司選手が今シーズンをもって現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。
⬇️玉田選手のコメントはこちらhttps://t.co/JKrTPzeymo#vvaren #reysol @REYSOL_Official#grampus @nge_official#セレッソ大阪 @crz_official pic.twitter.com/hTYoC8C2OT— V・ファーレン長崎 公式 (@v_varenstaff) November 11, 2021
V・ファーレン長崎の公式SNSで玉田の引退コメント動画が公開されると「ブラジル戦でのゴールが忘れられません」「私にとって永遠にヒーロー」「長崎のためにありがとうございました」など、ファンからは多数の惜別コメントが届いた。
#玉田圭司 選手、23シーズンに渡る現役生活お疲れさまでございました。#名古屋を愛し名古屋に愛される男#サッカーを愛しサッカーに愛された男#reysol#cerezo#vvaren#grampus https://t.co/64o4nDKsKt pic.twitter.com/97VC2rAiQK
— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) November 11, 2021
2015、16シーズンセレッソに在籍した #玉田圭司 選手が現役を引退されることとなりました。
左足から繰り出されるドリブル、パスでチャンスを演出し、2シーズンで公式戦15ゴール。
最後の一枚は、右足のスペシャリストと共に…
23年間の現役生活、お疲れさまでした?#セレッソ大阪 https://t.co/aFFJOo6qSI pic.twitter.com/e5P8QI1TPt— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) November 11, 2021
ユースまでトップ下だったタニが「サテライトで一緒に練習したタマさんが本当に凄くて。でもこんな上手い人が試合に出られないなんて」と自分の進むべき道を悟ったそうです。
習志野高を経て柏レイソルでは99年から7季プレー。日本代表でも輝いた屈指のレフティ、#玉田圭司 選手、長年お疲れ様でした https://t.co/GfygyP2MjY pic.twitter.com/6wQqlIkpe2
— 柏レイソルOFFICIAL (@REYSOL_Official) November 11, 2021
さらに、過去に所属した名古屋グランパスも「名古屋を愛し名古屋に愛される男」のハッシュタグをつけ玉田の引退を労う投稿を行なった他、柏レイソル、セレッソ大阪もリスペクトを込めたメッセージを投稿。
玉田圭司さん。
現役生活お疲れ様でした!!
名古屋グランパスで一緒にプレー出来た事誇りに思います!
縦の関係で気持ちよくプレーさせてくれいっぱいゴールとれました?
とても技術が高く、いつも上手いなーって思いながら走ってました!
W杯のブラジル戦のゴールTVで観ててかなり興奮しました? pic.twitter.com/F7xNDwIGUK— 金井貢史 (@KanaiTakashi13) November 11, 2021
ともに名古屋でプレーした金井貢史からも2ショットの写真を添えたメッセージが投稿されるなど、現役選手からもリスペクトを集めていた日本サッカー界屈指のドリブラー。残りのシーズン、その勇姿を目に焼き付けたい。