4月17日、今季12年ぶりにJ1昇格を果たした京都サンガが柏レイソルをホームに迎えたJリーグ第9節。前半13分、京都の華麗なパスワークからのゴールが海外でも称賛されている。
日本時間4月26日、アメリカのスポーツ放送局「ESPN」が「日本の京都サンガ、相手のプレスを打ち砕く素晴らしいチームゴール」と題して、動画をツイッターで投稿すると、世界中のサッカーファンから称賛が続出した。
Japanese side Kyoto Sanga with a brilliant press beating team goal ? pic.twitter.com/NOOyID2Q2d
— ESPN FC (@ESPNFC) April 25, 2022
これを受けてJリーグ公式も「世界で話題‼️ 京都の華麗なパス回しからのゴール」と投稿。
世界で話題?‼️
京都の華麗なパス回しからのゴール⚽️?@sangafc#京都サンガFC#Jリーグ pic.twitter.com/EcoD9AyISA— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) April 26, 2022
さらに27日には京都が「This is us‼️ We keep moving on our football(これが私たちです!! 私たちは、自分たちのフットボールを前進させ続けます)」とESPNの投稿をリツイートした。
This is us‼️
We keep moving on our football?#kyotosanga #sanga #SAdventure #JLEAGUE https://t.co/P6uDDVdHNH— 京都サンガF.C. (@sangafc) April 27, 2022
この話題のプレーは、京都が自陣のゴール前から、相手に1度もボールを触れさせることなく12本のパスをつなぎ、最後は荻原拓也が倒れ込みながらゴールを決めた、華麗なパスワークだった。
パスをつないだMFの福岡慎平は、このプレーについて、チームの公式サイトでこうコメントした。
「ゴール前での危険なつなぎはチームとしてどうだったかなと思うところもありますが、その後うまくコウスケくん(白井康介選手)がウタさん(ピーター・ウタカ選手)を見つけて自分がもらって、ショウヘイくん(武田将平選手)に当てた後、中に入っていきました。そしてもう1回自分がボールをもらった時に自分がトラップしてシュートしようと思ったのですが、テンくん(松田天馬選手)が見えたので、そこに出して、さらにオギくん(荻原拓也選手)が入ってきてうまく得点につながりました。あれは練習してきた形でもありますし、あれほどうまくつながったのはチームとして良かったと思います。自信になりました」
また、ゴールを決めたDFの荻原のコメントはこうだ。
「京都サンガF.C.はこういうチームだというのがわかってもらえるような、象徴的なゴールシーンだったと思います。松田選手からボールを奪ったような形になりましたが、しっかり自分の意思で強引にゴールに向かうことにできたのが、決めることができた要因だと思います」
京都のプレースタイルの象徴であるパスワーク。今度はどのようなプレーで世界から注目されるのか、J1復帰1年目の活躍とともに、得意のパスワークからも目が離せない。