ゲーム&ホビー
2023/2/7 11:30

『マリオカート』をラスアス風に実写化したらこうなる? パロディー映像が公開

PlayStationの人気ゲーム『The Last of Us』(略称「ラスアス」)を実写化したドラマが注目を集めていますが、このシリアスな雰囲気そのままに『マリオカート』を実写化した短編ムービーが公開されています。

 

これは米バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」内で公開されたもの。実写版ラスアスで主演ジョエルを務めるペドロ・パスカル(『マンダロリアン』主演でもある)がマリオ役を演じ、お馴染みのオーバーオールに赤いシャツ、それに帽子をかぶって渋くキメています。

 

報酬のコインをテーブルに叩きつけられ「レインボーロードまで荷物を運んでくれ」と頼まれるも「以前は運転していたと言った」と背中を向ける男。「名前はあるのか?」と聞かれて「私だ……マリオだ」と暗く沈んだ表情でうそぶきます。

 

ラスアスの舞台は菌類の感染症によって文明が崩壊した世界でしたが、こちらも菌類がはびこっているようで、至るところにキノコが生えています。そして「荷物」とはピーチ姫のことでした……。仲良くカートに乗って「レッツゴー」と言いつつスタートを切るふたり(いつものカウントダウン付き)。

 

怪しげな洋館ではルイージが待ち受け、暗闇ではラスアスのクリッカーのように巨大なクリボーが威嚇しながら徘徊。ヨッシーやキノピオも荒廃した世界に合わせるようにやさぐれて登場しています。マリオはキノコを食べて「大きくなった気がするんだ!」と心配するピーチ姫に大声で主張。

 

ほかカートの車種が色々とあり、赤い甲羅が避けられなかったり、バナナの皮に近づきすぎるとカートがスピンし始めたり、雲の上でジュゲムが釣り竿を持っていたり。本当に「マリオカート」が好きなスタッフが作っているらしく、細々としたところまで原作に忠実だったりします。

 

4月28日には『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が公開予定ですが、ラスアス風『マリオカート』も2時間の超大作として観てみたいところです。

 

Source:Saturday Night Live(Twitter) 
via:BGR