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2023/3/27 21:00

Apple Watchの血糖値測定機能、実現は3〜7年後に?

Apple Watchに血糖値の測定機能が搭載されるのは3~7年後になることを、Bloomberg(ブルームバーグ)記者のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑DenPhotos / Shutterstock.comより

 

Apple Watchに血糖値や心電図の測定機能が将来搭載されるとの予測は、以前から報告されていました。またGurman氏は2月に、Appleが「非侵襲的な血糖値の測定機能」において大きな進捗を遂げ、針などを刺さなくても血糖値が測定できるようになると報告していました。

 

今回のGurman氏の報告によれば、Appleはシリコンフォトニクスチップを使って皮膚下にレーザーを照射し、体内のグルコース濃度(血糖値)を測定する計画とのこと。しかし、Apple Watchに入るサイズのセンサーと、アルゴリズムを開発するには、少なくとも3~7年は必要だと報告しているのです。

 

Appleは2010年にRareLightという企業を買収し、その技術を利用したグルコースモニタリングの研究をおこなっています。さらにAvolante Health LLCと呼ばれるスタートアップによって、血糖値の計測技術の開発を続けています。

 

Apple Watchではすでにさまざまな病気の予兆を見つけることが可能となっており、血糖値の測定機能が搭載されれば、ヘルスケア機能のさらなる強化が可能となることでしょう。その実現はまだまだ遠そうですが、Apple Watchの今後の進化に期待したいものです。

 

Source: MacRumors