Apple(アップル)がFoxconn(フォックスコン)のサーバーを利用し、AI(人工知能)サービスのテストを計画していることを、香港紙のSouth China Morning Postが報じています。
AppleとAIとの関わりについては、AIチャットボット「Apple GPT」を社内でテストしていると、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じていました。報道によれば、同社は検索やSiri、地図サービスをApple GPTで改良しようとしているようです。
今回の報道によれば、FoxconnはAIサービスのトレーニングとテスト用に、Appleに専用サーバーを独占的に供給するとのこと。このサーバーは、ベトナムにて製造されます。またFoxconnは、Amazon(アマゾン)やOpenAI、NvidiaにAIアプリケーション用のサーバーを供給しています。
Appleが一般向けにAIサービスを提供するかどうかは、まだわかっていません。先述のBloombergの報道によれば、Appleは2024年に重要なAI関連の発表をする可能性があるそうです。一方で著名アナリストのMing-Chi Kuo氏によれば、AppleのAI技術は他社から大きく遅れており、2024年にAIサービスを開始する予定はないと報告しています。
テクノロジー企業としては珍しく、AI関連のサービスには目立った動きをみせていないApple。今後、重要な発表を予定しているのかどうかが注目されます。
Source: South China Morning Post via MacRumors