数か月前、一部のApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2で、画面を触っていないのに反応するという「ゴーストタッチ」症状が起きるとの報告がありました。
最近では、このバグがApple Watch Series 7、Apple Watch Series 8、Apple Watch Ultraにも影響を及ぼしていることを、アップルが認定サービスプロバイダ向けのメモで述べていると報じられています。
アップル関連情報サイトのMacRumorsが入手した内部メモによると、サービスプロバイダはゴーストタッチ対応で本体を交換せず、代わりに強制的に再起動して問題を解決するようユーザーに伝えるよう指示しているそう。
ちなみにApple Watchの強制的な再起動は、サイドボタンとデジタルクラウンを同時に長押しすることで可能です 。
また、アップルのメモでは、症状が起こったApple Watchが最新バージョンのwatchOSをインストールしているかを確認するよう求めているとのことです。
ゴーストタッチは、何も操作していないのに「不規則にジャンプ」したり、予期せぬ動作を起こしたり、勝手に電話をかけたりすることを指すほか、ユーザーがパスコードを入力できなくなる可能性もあります。
ゴーストタッチは、3月初めに配信されたwatchOS 10.4にて「一部のユーザでディスプレイの誤タッチが発生する問題」として解決されたはずでした。それでも解決し切れていないとすれば、近い将来にさらなる修正アップデートが行われるかもしれません。
Source: MacRumors