アップルの次期スマートウォッチ「Apple Watch X」の本体部品の薄型化に関する情報が海外で報じられています。
次期Apple Watchは10周年モデルとして、大幅なアップデートが予想されています。具体的には、マグネット方式による新バンドシステムや、Ultraモデル以外へのアクションボタンの採用、画面ベゼルの狭額縁化など。また、本体が10〜15%も薄くなるとの指摘もあります。
DigiTimesによれば、次期Apple Watchのうち少なくとも一つのモデルでは、樹脂コーティングされた銅箔の薄い層(樹脂被覆銅)が採用されるとのこと。これにより、耐久性や耐水性の向上だけでなく、ロジックボードがより薄くなるというのです。
次期Apple Watchでロジックボードが薄型化した場合、本体が薄型化したり、より大きな部品を搭載したりすることも可能になります。アップルは血圧の検知機能など、さらに高度な健康機能をApple Watchに搭載すると噂されており、それに関連しているのかもしれません。
著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は、来年の「iPhone 17 Pro」シリーズにも、今回の樹脂被覆銅が採用されるだろうと報告しています。今後はアップルのさまざまなモバイルデバイスにこの技術が採用され、本体の薄型化や高機能化に貢献していきそうな予感がします。
Source: DigiTimes