ダイソンは、同社の空気清浄機の最上位となる「De-NOxシリーズ」3機種を、ダイソン公式オンラインストアおよびダイソン直営店、その他一部家電量販店などで2024年10月7日より順次販売します。
ラインナップは、空気清浄機・扇風機・ヒーターの機能を備えた「Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx 空気清浄ファンヒーター」(直販価格8万8999円)、空気清浄機・扇風機・加湿器の機能を備えた「Dyson Purifier Humidify+Cool PH2 De-NOx 加湿空気清浄機」(同9万9000円)、空気清浄機・扇風機の機能を備えた「Dyson Purifier Cool PC2 De-NOx 空気清浄ファン」(同7万8999円)の3機種。
記事のポイント
有害物質とされる二酸化窒素の除去力を強化した空気清浄機のシリーズ。特に都市部は排気ガスによる汚染が増加しているということで、大きな通り沿いやクルマ通りの多いエリアに住んでいる方は導入してみるとよいかもしれません。
自動車の排気ガスや燃料の燃焼などが原因で空気中に排出されるNO2(二酸化窒素)は、呼吸器疾患の原因にもなるとされる有害物質。ダイソンのDe-NOxシリーズは、汚染物質であるNO2を従来のダイソンの空気清浄機シリーズに比べて1.5倍多く除去することができます。
De-NOxシリーズに新たに搭載された「K‐カーボンフィルター」は、炭酸カリウム(K2CO3)を豊富に含み、空気汚染の原因となるNO2を従来の活性炭フィルターよりも最大1.5倍多く除去します。
また、NO2のほかにも、室内の木材製品やカーペット、塗料、壁紙などから発生するホルムアルデヒドも検知し、分解、除去します。
気流を増幅させる独自設計の送風口で、遠くにある空気の汚れまでも引き寄せて空気を循環させる独自のAir Multiplierテクノロジーにより、部屋全体の空気を浄化します。
De-NOxシリーズ全機種が「MyDysonアプリ」に対応しており、遠隔で空気清浄機能や加湿機能の操作、そして室内と屋外の空気質情報をリアルタイムで確認することが可能。さらに、スマートホーム機器の新たな共通規格Matterにも対応しており、インターネット接続を使うことなく、規格が異なるIoTデバイスをシームレスに管理できます。(※Matterは2025年より対応)
製品名 | Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx 空気清浄ファンヒーター | Dyson Purifier Humidify+Cool PH2 De-NOx 加湿空気清浄機 | Dyson Purifier Cool PC2 De-NOx 空気清浄ファン |
機能 | 空気清浄機 ヒーター 扇風機 | 空気清浄機 加湿器 扇風機 | 空気清浄機 扇風機 |
消費電力 | 最小6w/最大40w (温風モード:最大1400w) | 最小2w/最大50w | 最小6w/最大40w |
空気清浄能力適用床面積(畳) | 9畳(30分) | 12畳(30分) | 12畳(30分) |
25畳(60分) | 36畳(60分) | 35畳(60分) | |
(8畳を浄化する目安27分) | (8畳を浄化する目安22分) | (8畳を浄化する目安22分) | |
暖房能力 適用床面積(畳) | 10畳/5畳(コンクリート住宅) 6畳/4畳(木造住宅) | ― | ― |
加湿能力 適用床面積(畳) | ― | 10畳/6畳(350mL/h) | ― |
本体サイズ(mm) (高さ×幅×奥行き) | 764mm×248mm×248mm | 923mm×312mm×312mm | 1,050mm×220mm×220mm |
本体質量(kg) | 5.55kg | 8.12kg | 4.91kg |
ダイソン
「De-NOxシリーズ」
2024年10月7日発売
直販価格:7万8999円~9万9000円(税込)