シャープは、洗濯機で初めて生成AIサービスに対応したドラム式洗濯乾燥機「ES-12X1/12P1」を2025年9月11日より順次発売します。

記事のポイント
乾燥性能を向上させるとともに、風量を上げて乾燥効率を上げることで業界最高水準の省エネ性能も実現。注目は洗濯機で初めて生成AIサービスに対応している点。使い方や洗いにくい衣服の洗濯方法など、知りたいことをスマホなどから質問するだけで答えてくれます。
上位モデルの「ES-12X1」は、高い乾燥力が好評の「ハイブリッド乾燥NEXT」を搭載。ヒートポンプにサポートヒーターを組み合わせた当社独自のハイブリッド乾燥方式に加え、温度・湿度センサーやAI制御により、乾きにくい衣類の乾燥ムラを抑制。仕上がり時のシワも軽減します。
また、両機種とも独自の生物模倣技術「ネイチャーテクノロジー」を活用した乾燥用ファン「モモンガファン」を搭載しています。モモンガの滑空姿勢を応用したファンにより、洗濯槽内に送り込む風量がアップ。乾燥効率を上げることで、業界最高水準の省エネを実現しています。乾燥運転後のシワもさらに軽減します。

さらに「ES-12X1」は、新たに「タオルケアコース」も搭載。高い乾燥性能を活かし、洗濯・乾燥を繰り返してもタオルの機能(吸水性や肌触り)低下を抑制します。
加えて両機種ともに、洗濯機で初めて生成AIサービス「COCORO HOME AI」に対応。洗濯機の使い方を知りたいときや、コートやジャケット、浴衣などの洗い方が分からないときに、スマートフォンなどを使ってスマートホームアプリ「COCORO HOME」からテキストで質問を入力すると、自然な言葉で返答します。
質問の内容に応じて、適切な洗濯コースをおすすめするほか、本体に搭載していないコースもダウンロードできるので、すぐに洗濯を始められます。

このほか、液体洗剤・柔軟剤自動投入タンクの容量を従来機(2024年度モデル「ES-X12C」)の600mLから950mLに拡大したことで、補充の頻度が少なくなりました。また、液だれ防止機構を新たに採用することで、タンクのお手入れがさらに簡単になっています。
本体デザインも一新。空間に調和する直線的でシンプルなデザインを採用しています。また、ガラスの使用率を削減し、廃棄時のリサイクル可能部品の構成比率も向上しています。