
日常生活において、年中無休でやってくる悩みが「今日のごはんどうしよう」問題。外食は混んでいるし価格は高いし、かといってコンビニ飯やレトルトで済ませるのは味気ない……。内食を充実させるのが正解だとはわかっているものの、献立を考えるのは面倒くさいし、台所に立ちっ放しは嫌……。そんな悩みに、妥協なしで寄り添ってくれたのが、ティファール(T-fal)の「クックフォーミー タッチ 3L」!
スマホでレシピを選んで、必要な食材をリスト化。買い出しを済ませたら、あとはタッチパネルの手順に従って調理して、完成までほったらかすだけ。「面倒くさい」「時間がない」「作れない」けど、「本格的なものが食べたい!」。そんなわがままな人にこそ、ぜひ使ってみてほしい家電です。
目次
クックフォーミー タッチの他の電気鍋にはない特長は?

ティファール
クックフォーミー タッチ ホワイト 3L
直販価格:7万5800円(税込)
AIがどんどん賢くなってきている今日この頃ですが、“おいしいものがテレビから自動で出てくる”とか、そういった未来は、まだ先のようです。
しかし、クックフォーミー タッチ 3Lを使うことによって、「献立を考える」「買うものを書き出す」という“名もなき家事”がスマホ操作1分で完了します。

「T-falアプリ」で食べたいレシピを選び、「買い物リストに追加」を選ぶことで、必要な食材を自動でリスト化してくれます。冷蔵庫にあるものはチェックを外すこともでき、買い出し後に気づく、「あ、買い忘れた!」「無駄なものを買ってしまった!」というミスを未然に防ぐことができる、かなりうれしい機能です。



あとは、タッチパネルの手順に従って調理を進めていきます。圧力調理のみでできるレシピであれば、完成までほったらかすだけ!
圧力調理以外の煮込み調理や、かき混ぜる工程が必要なレシピの場合は、画面のガイドに従っていけばお料理が完成します。
通常、料理ができるまでには、「献立決め」「買い出しリスト作成」「買い出しをする」「食材を調理する」と複数の工程が必要。しかし、「献立決め」と「買い出しリスト作成」という脳のメモリを使う作業から解放されただけでも、食事の用意がグッと楽になりました。
……ということで、クックフォーミー タッチに献立を委託して、なるべく体力を使わずに、満足度の高い食事にたどり着けるのかを試してみました。
和・洋・スイーツの3品を自動調理で挑戦!
今回は、筆者が試したメニューの中から、和・洋・スイーツと欲望のままに選んだ3品の調理過程や作ってみた感想を紹介します。
手間のかかるホワイトソースも失敗知らず!「濃厚クリーミーグラタン」
寒い日に食べたくなるグラタン。でも、ホワイトソースをダマにならないように作ったり、マカロニを別茹でするのは面倒……。 そんなとき、クックフォーミーを使えば、マカロニの別茹でが不要に! そのままマカロニを投入して加圧するだけなので、ひとつの鍋で完結します。
手順は、画面表示に従って、まずは具材を圧力調理を行った後、小麦粉と牛乳、生クリームを加えて混ぜ合わせます。そして、最後に煮込み調理を行う3つの工程で作業が完了します。マカロニの圧力調理後、“小麦粉と牛乳を加えてダマにならないようによく混ぜる”という工程が発生しますが、手動のタイミングは本体のアラームとアプリで知らせてくれるので、キッチンにずっと立って見張る必要はありません。スキマ時間を有効に活用できるので、育児中の身としてはかなり助かりました。
主な調理手順




完成&実食!

調理時間:約25分
お手軽度:★★★☆☆(圧力調理のほか、ソースを混ぜるのとチーズの焼き目を付ける手間があるので星2つ減)
コスパ:★★★☆☆(生クリームと冷凍小海老が比較的高いので星2つ減)
加圧短時間で柔らかく! タレも絡んでおいしい「豚の角煮」
圧力調理の王道・豚の角煮もふつうなら下茹でから煮込みまで数時間かかるところですが、クックフォーミーなら、トロトロとまではいかないものの、短時間(約25分)で柔らかく仕上がりました。
圧力調理のみで完結するので、食材を投入してスタートボタンを押したら、あとは出来上がるまでほったらかしでOK。空いた時間で子どもと出かけたり、ネット動画を見たり。時間的余裕を確保するなら、圧力調理のみのレシピを選ぶのが賢い選択かもしれません。
主な調理手順




完成&実食!

調理時間:約25分
お手軽度:★★★★★(豚バラ、ネギ、しょうがさえあれば、あとは家庭調味料でできる手軽さで、食材を切る手間も最低限。スタートボタンを押したらあとは出来上がるまでほったらかしでOKなので、星5つ)
コスパ:★★★★★(豚バラの価格を選べば、コスパは最強)
まさかの“スイーツ系”までお任せ!しっとり濃厚「ガトーショコラ」
クックフォーミーはスイーツ作りも得意なようで、「ガトーショコラ」のレシピを発見。
手順は、チョコレートや卵などの材料を混ぜて流し込んだ型(器)を事前に準備しておきます。それを、内鍋に水、蒸しかご(付属品)をセットした上に載せて、クックフォーミーで加圧調理するだけ。オーブンのように予熱時間が必要なく、蒸し焼きにするので“しっとり・濃厚”な見た目に仕上がりました。
主な調理手順


完成&実食!
圧力調理(蒸し)で作るケーキ特有のしっとり感、こっくりとした口当たりで、これはオーブンには出しづらいクックフォーミーならではのメリットだと感じました。濃厚な口当たりなので、少しの量で満足感が得られるのもコスパ的にはポイント高そう。
完成度でみれば、3品の中でガトーショコラが一番かも。リピートしたいと思う出来でした。

ただ、チョコレートを湯煎したり、卵と砂糖を泡立て器で混ぜたり、型にクッキングシートを敷いて流し込んだりといった、下準備をしなければならなかったのが手間でした。欲を言わせてもらうなら、下準備含めてクックフォーミーが全部調理してくれたら、もう最高で言うことはありません。

調理時間:約45分
お手軽度: ★★☆☆☆(湯煎、泡立て器での攪拌、型に流し込む手間があるので星3つ減)
コスパ: ★★★★★(2人ぶんで4人ぶんくらいの食べ応え。材料もスイーツにしては比較的少なめなので満点)
お手入れ部品の点数は多めでも内鍋の汚れはスルッと落ちる!
調理はほったらかせても、さすがにお手入れは自分でしなければなりません。
洗い物が発生するのは、内鍋・蒸しかご・金属ふた(バルブカバー、ボールキャップ、減圧ボール)・静音バルブ・水蒸気キャップ・水受けと多め。
とはいえ、毎回本気で洗わなければならないのは、食材を調理した内鍋のみといった印象。内鍋は、内側にセラミックコーティングが施されているので汚れがこびりつきにくく、スルッと落ちました(角煮のタレもスルリです!)
その他、細々したものはまとめて中性洗剤を付けたスポンジで洗えばOKです。

直感的に操作はできるが、料理慣れしていない人には不親切な部分も
タッチパネルは、文字通り画面にタッチして操作すればいいので、スマホ慣れしている人であれば、サクサク操作できるはず(ただし、大きさは4.3インチと、一般的なスマホの画面サイズよりもやや小ぶり)。
それよりも、「料理慣れしていない人は、この表記だとわからないのでは?」 と気になった箇所がちらほら。例えば、ガトーショコラの作り方に、「湯煎したチョコとバターを用意」とありますが、湯煎のやり方が記されていなかったり、バターの有塩か無塩かの表記がなかったり。生地を型に流し込んだ後に、「ホイルで覆う」とガイドが表示されますが、材料リストにはアルミホイルの記載がないなど、少し疑問が残るオペレーションでした。
そういうわけで、料理慣れしていない人にとっては、難しいと感じる部分があるかもしれません。料理慣れしている人が、時短ができる便利道具として使うのがベターかも。

“自由な時間”を生み出せる! 価値アリな魔法の鍋
「グラタン(洋食)」「角煮(和食)」「ガトーショコラ(スイーツ)」と、クックフォーミーの守備範囲の広さもさることながら、毎日の「ごはんどうする?」問題を解決してくれるのが何より素晴らしいと感じました。
アプリをみれば、「これを作ろう」が見つかり、作るのが面倒なときには、“調理を代行”してくれます。育児や仕事に追われて自炊の時間がない人にとっては、“自分の自由な時間”を生み出す魔法の道具といっても過言ではないはず。
圧力調理だけで完成するレシピを選べば、ほったらかしで出来上がることも分かったので、次は「さばの味噌煮」や「ローストポーク」といった通常は難しそうなメニューにも挑戦してみたいと思います。
2026年、内食を充実させるなら、腕を磨くよりもクックフォーミー タッチを迎えるのが正解かもしれません。

主な仕様
タイプ:電気圧力鍋
満水容量:3L(調理容量 2L)
本体サイズ:幅324×奥行314×高さ268mm
重量:約5.2kg
消費電力:900W
最高圧力:100kPa
内蔵レシピ数:270種類(無水レシピ40種含む)