こんな生ごみ乾燥機が欲しかった!ポリ袋のまま乾燥できてズボラでもOK!“触らない・臭わない・洗わない”ダイニチの最新機種が超優秀

ink_pen 2026/2/11
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こんな生ごみ乾燥機が欲しかった!ポリ袋のまま乾燥できてズボラでもOK!“触らない・臭わない・洗わない”ダイニチの最新機種が超優秀
田中真紀子
たなかまきこ
田中真紀子

白物家電、美容家電を得意とするフリーライター。雑誌、ウェブなどで執筆を手掛けており、検証およびレビュー記事では、ユーザー目線を大切にした主婦ならではの感性に定評がある。ベビー用品、生活雑貨、医療など、暮らしにまつわる記事も多数。


毎日家で料理していると、どうしても出てきてしまう生ごみたち。あまり手で触りたくないけれど、水気を含んだまま捨てるのはSDGsじゃないし、夏はニオイが強くなるし、最悪コバエが発生するし……と、生ごみにまつわる悩みは尽きません。そんな生ごみ問題を解決してくれそうだと感じ、今回使ってみたのが、ダイニチ工業から2025年12月に発売された家庭用生ごみ乾燥機「GD-28A」。発売当初から画期的だと思っていたけれど、これが本当によかったので、詳しくレビューしていきます。

↑斬新な新機能を搭載したダイニチの家庭用生ごみ乾燥機「GD-28A」

ダイニチ

家庭用生ごみ乾燥機「GD-28A」

直販価格(WebShop限定):3万9820円(税込)

電気式生ごみ処理機には“粉砕式”と“乾燥式”がある

ひと口に“生ごみ処理”と言っても、数週間かけて生ごみを土に還す“コンポスト式”から、短時間で乾燥して処理する“電気式”まで、さまざまな方法がありますが、今回使用したのは、数時間で乾燥させる電気式タイプ。短時間で水分を飛ばすため、ニオイの原因となる微生物の繁殖を抑えられ、ごみの量も減らせるメリットがあります。

その電気式も、大きく“粉砕式”と“乾燥式”に分かれます。粉砕式は、生ごみを入れるバスケットの底に羽根がついており、温風で乾燥させながら羽根が回転してごみを粉砕していくので、処理後は原型を留めず粉状になります。三角コーナーひと山ぶんの生ごみも、手のひらに乗るほど減らすことができるのです。

↑以前使用した粉砕式では、ここまで細かく、しかも焦げた感じになりました

これはこれで良いのですが、粉砕式にはデメリットも。高温で処理するため焦げるようなニオイがしたり、硬い骨などを入れると羽根に引っかかってバスケットを傷つけたりするおそれがあるため、投入できない食品もあるのです。さらにバスケットが金属製なので、出し入れや洗う際に重く感じることもあります。

筆者がもっとも懸念しているのが、電気代が高いことです。製品にもよりますが、定格消費電力が500W前後あるものが多く、1回の処理あたり100円弱の電気代がかかることもあります。そうなると「ごみを減らすために電気代をここまでかけるのもなぁ」と葛藤してしまいます。

対して乾燥式は、温風で乾燥させるだけのシンプルな方式。そのため処理後も元の形をある程度留めており、粉砕式に比べるとカサがあります。しかし粉砕式より低温風で処理するため電気代も安く、機種によっては1回あたりの電気代が20円を謳うものも。

「GD-28A」も乾燥式で(そもそも製品名が生ごみ乾燥機)、定格消費電力は170Wなので、電気代も1回あたり23円程度(300gの生ゴミを標準モードで乾燥した場合)と、ランニングコストも低めです。低温風で乾燥させるため、バスケットがプラスチック製になっているのも軽くて扱いやすいです。

ポリ袋のまま乾燥できるから、ごみ捨てもお手入れも簡単!

↑プラスチックのバスケットのほか、ポリ袋ホルダーも付属

そんなわけで、筆者の中ではすでに「生ごみ処理機は乾燥式がいい」という持論がありましたが、ダイニチの生ごみ乾燥機GD-28Aには、さらに斬新な特徴がありました。

それが“ポリ袋のまま乾燥させられる”ということです。生ごみ処理機で面倒なのが、処理した後のお手入れ。処理後は乾燥したごみを捨て、バスケットを洗う必要がありますが、内側にカラカラのごみがへばりついていることもあり、これがなかなかの手間になります。

その点、GD-28Aにはプラスチック製のバスケットのほか、「ポリ袋ホルダー」も付属。手持ちのポリ袋をセットし、生ごみを入れたらそのまま乾燥でき、袋のまま捨てられるというのです。

↑ポリ袋に生ごみを入れたら、そのまま庫内に入れるだけ

最初に聞いたときは「え、そんなことできるの?」と驚きましたが、これは“できる”というより、ダイニチが“できるようにした”もの。暖房機や加湿器で有名な同社が培ってきた温度コントロール技術を応用し、ポリ袋を溶かさず、しかし中身のごみが生乾きにならないよう設計したそうです。

ちなみに投入できないものを取扱説明書で確認したところ、「油等を含んだキッチンペーパーやティッシュ、布類」「粉状のもの」「油類、石油類、アルコール類」「火薬・薬品類」「マッチ・ライター」とありました。これらは発火や爆発のおそれがあるもので、ほとんどの生ごみ処理機でNGとしています。逆にいえば、食材ごみで入れられないものはないということです。

置いてみるとかっこいい! 実際の乾燥性能と使い勝手をチェック

↑スタイリッシュなデザインで、サイズも359×216×254mmとコンパクトなので設置スペースを取りません

設置してみましたが、想像どおり、いや想像以上にスタイリッシュ。キッチンに置いても生ごみ乾燥機には見えず、オーブントースターだと思う人もいるかもしれません。扉の開け方も、上から手前に開く前開き式のため、利き手や置き場所を選ばない仕様。世の中の多くのものは右利きを想定して作られていますが、筆者は左利きなので、こういった仕様の恩恵が受けられます。

↑脱臭フィルターは本体後方にセット

続いて忘れてはいけないのが、脱臭フィルターの装着です。生ごみ処理機はどうしても処理中に不快なニオイを発するため、脱臭フィルターは必須です。こちらは定期的に交換が必要で、取扱説明書によると、「ニオイが気になり始めたとき」、または「『脱臭フィルター交換サイン』が出たとき」とのこと。脱臭フィルターは4,180円(税込)なので、このランニングコストも頭に入れておく必要がありますね。

さっそくポリ袋ホルダーにポリ袋をセットし、生ごみを投入。玉ねぎの皮やニンジンの皮、残してしまったご飯、キャベツの外葉などなど、どんどん捨てていきます。最後にシンクのゴミ受けに溜まったゴミも投入し、重量を計ってみたところ、およそ350gありました。なお、ポリ袋(12号サイズ)は10枚付属していますが、市販のものが使えるため、安く済ませられそうです。

↑ポリ袋の指定はないので、買い物で使ったポリ袋などをリサイクルしてもよさそう

投入が終わったら、そのまま本体にイン。「本当にこのまま入れていいんだよね?」と、もう一度取扱説明書を確認。大丈夫でした(笑)。電源を入れたら、“標準モード”と“しっかりモード”のいずれかを選びます。しっかりモードは標準モードよりしっかり乾燥させるモードだそうですが、運転時間も長くなるので、とりあえず標準モードを選択。ボタンを押し、10秒ほど経つと、ウィーンと乾燥が始まりました。

↑操作パネルもわかりやすく迷いません。なおスタート時間を2時間後、4時間後に設定できるので、外出時や就寝中に運転させるのもあり

ちなみに標準モードで300gの生ごみを処理する目安時間は約4時間30分で、量が増えるごとに時間も長くなっていきます。つまり、ごみの量(乾燥具合)によって、乾燥時間を自動で制御してくれるということですね。

ごみの重さが5分の1に! ポリ袋のまま捨てられる気持ちよさ

さて、乾燥を始めてから4時間40分。運転音は静かでほとんど気になりませんでしたが、ヒュンとその音が止まり、ランプが消えたことで、乾燥が終わったことに気づきました。さっそく生ごみを見てみると、カラッカラに乾いています。その重量はわずか77g! 元が350gだったので、およそ5分の1になったことになります。

↑野菜などは、手で砕けるほどカラカラになりました!

カサ自体は少ししか減っていないように見えましたが、ホルダーから袋を取り外し、手で握りつぶすと、バリバリと砕け、かなりカサも減りました。そのまま口を縛ってゴミ箱にポイ! ゴミを触ることなく、どこも汚れる場所がないのでお手入れも不要で、また新しいポリ袋をセットすればスタンバイも完了です。

↑ポリ袋のまま口を縛って捨てるだけ。手で砕いてカサを減らすといいですね
↑お手入れ箇所は、本体上部に設置したフィルターのみ。1週間に1回ホコリを取り除けばOKです。実際、1週間の使用で少し溜まっていました

乾燥中のニオイはゼロとはいいませんが、調理中に発するようなニオイがふんわりと漂ってくる程度で、ほとんど気になりません。しかし、乾燥を始めて1時間後に扉を開けた時は、かなり強いニオイがしたので、ちゃんと脱臭フィルターが働いているのを実感しました。

その後、数日間使いましたが、とにかく使いやすいです。何しろゴミ袋に捨てたら、そのままセットするだけですから。

↑りんごの皮を剥いてそのまま捨てたり、ふつうのごみ袋感覚で使えます

ちなみに本製品には、水切りバスケットも付属していますので、これをシンクに置いて三角コーナーのように使い、そのまま庫内に入れて乾燥することもできます。使用後にバスケットを洗う手間はありますが、ポリ袋などのごみを出さない点では、さらにエコかもしれません。

↑バスケットは水切りできるので、三角コーナーのように使えます。乾燥するときは水漏れしないよう、トレイをセットして

毎日の“生ごみストレス”から解放される1台だった!

筆者はこれまで多くの生ごみ処理機を試してきましたが、電気代が高かったり、使い勝手が悪かったり、見た目が気に入らなかったり……と一長一短で、なかなか導入に踏み切れませんでした。こうした筆者の中にあった懸念点を、このGD-28Aがクリアしてくれたと言っても過言ではありません。

ポリ袋のまま乾燥して、そのまま捨てられる。まさに“触らない・臭わない・洗わない”で処理が完結できるのです。これにより、毎日のごみ捨てや後片付けのストレスが大きく減り、電気代は1回あたり20円台とランニングコストも経済的。これなら無理なく使い続けられそうですね。

「生ごみ処理機は気になるけれど、面倒になって使わなくなるのでは」と二の足を踏んでいる人に、ぜひおすすめしたい1台です。

家庭用生ごみ乾燥機「GD-28A」

定格消費電力:170/170W

乾燥処理容量:ポリ袋ホルダー 2.0L(規格12号袋使用時)/バスケット 2.8L

最大処理量:1kg

標準処理時間:[標準モード]300g:約4.5時間、500g:約5.5時間、700g:約6.0時間、1000g:約9.0時間 /[しっかりモード]300g:約6.5時間、500g:約7.5時間、700g:約8.0時間、1000g:約11.0時間
※ 室温25℃の環境において、当社試験生ごみで運転した場合。

最大運転時間:14時間

運転音:36/32dB(一時静音時)
※ 運転初期は運転音が大きくなる場合があります。

サイズ・質量:H359×W216×D254mm(突起部を除く)/約4.5 kg(バスケット搭載時)

ダイニチ

家庭用生ごみ乾燥機「GD-28A」

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