ちょっとした料理も作れて自炊が楽しくなる!1万円台で買えるシャープの“かわいい炊飯器”を使ってみた

ink_pen 2026/3/17
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ちょっとした料理も作れて自炊が楽しくなる!1万円台で買えるシャープの“かわいい炊飯器”を使ってみた
杉浦みな子
すぎうらみなこ
杉浦みな子

オーディオビジュアルや家電情報サイトの編集職を経て、フリーライターとして活動中。私生活はJ-POP好きで、麻雀が日課、生きがいは事件ルポを読むこと…と、なかなか趣味が定まらないオタク系ミーハーです。

コンパクトな丸っこいフォルムがかわいい……! シャープの3合炊きマイコン炊飯器「KS-CS05J」は、ズバリ“自炊を楽しくする、置いて絵になる炊飯器”が売り文句の1台。実売1万円台という手ごろ感もあるし、ちょっとした料理もできるので、1〜2人暮らし用にぴったりなのです。日常にどれくらいフィットしてくれるのか、実際に使ってみた感触をレポートしていきます。

↑シャープの3合炊きマイコンジャー炊飯器「KS-CS05J」

シャープ

ジャー炊飯器 KS-CS05J

オープン価格(実売1万4300円前後)

楽天ビック(ビックカメラ×楽天)
¥14,150 (2026/03/15 23:18時点 | 楽天市場調べ)

ワンルームや1LDKにもなじむつや消しのコンパクトフォルム

まず印象的なのが、そのサイズ感と佇まいです。上述のとおり、KS-CS05Jは3合炊きで1〜2人暮らし向けの炊飯器なわけですが、炊飯容量だけでなく“見た目”的にも少人数世帯にぴったり。

↑本体サイズW222×H190×D260mm、質量は約2.7kg。コンパクトでマットな質感がかわいらしい

特に1〜2人暮らしで多いワンルームや1DK〜1LDKのように、キッチンと居住空間がゆるやかにつながっている間取りでは、家電の見た目って思いのほか空間の印象を左右しますよね。

KS-CS05Jは、柔らかさのある丸っこい本体が棚の上やカウンターに置いても主張しすぎず、どこか可愛らしい。まさに“置いて絵になる炊飯器”という言葉のとおりです。

↑キッチンにつながるリビングの棚の上に置いても、馴染みます

天面のボタン配置もフラットなシンプルデザイン。とにかくわかりやすいので、誰でも直感的に操作できるでしょう。

↑主張が少ないフラットなボタンと、使うときだけ点灯するLED表示部がスタイリッシュ

3mm厚釜で炊き上げる&ちょっとした調理メニューも

付属の内釜は3mm厚で、底面を球状にした「球面炊き」でおいしく炊き上げる仕様としています。炊飯コースはスタンダードな「白米」のほか、「無洗米」「おいそぎ」「冷凍用」「カレー用」「おかゆ」「エコ炊飯」などを備えていて、用途に合わせて炊き分けができます。

↑内釜は3mm厚で蓄熱性が高く、お米一粒一粒にしっかり熱を伝えます
↑内ブタはパッと簡単に取り外せる仕様。お手入れの際には、蒸気排出ユニットのパッキンを外して洗います

さらにもうひとつ注目したいのが、ちょっとした調理メニューも搭載していること。「茹で鶏」「温泉卵」など、マイコン加熱を活用しておかずを作ることができるのです。

こういった炊飯器の調理活用法は、SNS上ではライフハックのひとつとして多くの情報がシェアされていますが、メーカーが公式に「調理モード」を搭載するモデルはわりと限られます。1〜2人暮らし民にとって、手軽なマイコン炊飯器で公式に調理モードを搭載してくれるのは、うれしいポイント。

そう、KS-CS05Jはマイコン式のベーシックモデルながら、日常使いで便利なちょっとした機能を押さえているモデルなんです。「難しいことは求めないけど、シンプルにちゃんと使えるものがほしい」というニーズに応えてくれます。

↑ふたに付いているQRコードをスマホで読み込むと、お米の炊き分けメニューと調理メニューでできることが確認できます

基本の白ごはんを炊いてみる→うまい!

というわけで、手始めに標準の「白米」コースで白ごはんを炊いてみました。一番使う機能ですからね。

↑炊き分けメニューで「白米」を選んで炊飯スタート

その出来栄えは、マイコン式らしい“ふっくら&シャキッと”な炊き上がり。もちろん価格帯から言って高級IH炊飯器のようなもちもち甘い!……というタイプではありませんが、日常的に食べるにはしっかり満足できる“おいしいごはん”です。

↑炊き上がりはマイコンらしいシャッキリめだが、侮るなかれ。ふつうにおいしい

我が家では1合を炊くことが多かったのですが、特に炊きムラを感じることもありませんでした。標準の「白米」コースのほか、「冷凍用」や「おかゆ」「炊き込み」などの炊き分けコースも搭載しているし、1万円台でこれなら十分。白米を食べるのが好きな人が選ぶマイコン炊飯器という感じです。

↑Wコーティングの内釜は米粒のこびりつきもほとんどなく、使用後のお手入れも簡単でした

公式レシピでゆで鶏などの副菜が簡単に作れる

続いては、本機のもう一つの魅力である調理モードを使ってみましょう。上述のとおり、メーカー公式に調理機能を打ち出してくれているのは心強いですね。

↑公式レシピは、付属の取扱説明書内に記載

調理メニュー数は「ゆで野菜」「ゆで鶏」「温泉卵」のおかず系3品ほか、「パン」「ケーキ」も加えた5種類だけですが、正直に言えば、1〜2人暮らし用の手軽なマイコン炊飯器に、そこまで高い調理機能を求めるものでもない気もします。個人的にはこれくらいでアリかなと。

どちらかといえば、“炊飯器=ごはん専用”という固定観念をやわらげ、「普段使っている炊飯器で料理できる便利さ」を手軽に試せるのが良いのではないでしょうか。というわけで、今回は日常的に使えそうなおかず「ゆで野菜」「ゆで鶏」「温泉卵」を、3品とも作ってみました。

▼ゆで野菜
「ゆで野菜」は、内釜に規定量の水を入れ、そこにカットした野菜を加えて加熱するだけのレシピです。我が家では、ブロッコリーとかぼちゃをそれぞれ加熱してみました。

まずはブロッコリーから。内釜に水を大さじ2、小房に分けたブロッコリー(200g程度)を入れます。フタを閉めて「調理」ボタンを押し、「クッキング 1/7分タイマー」に設定して、「炊飯/スタート」ボタンを押すだけ。

↑水と野菜を入れてクッキングメニューを選んでスタートスイッチを押すだけ

これらの調理コースを使う際の留意点としては、スタート後すぐに本加熱に入るわけではなく、加熱準備時間があるため、実際の所要時間はタイマー設定時間より長くなります。今回のブロッコリーの場合、トータルで13〜14分かかりました。

↑中までちゃんと火が通っています。放ったらかしなのはラク

この所要時間をどう捉えるか……というのは、人によって感覚がまちまちかもしれませんが、スイッチを入れて放ったらかしにできるのは、お鍋にお湯を沸かしてゆでるより楽なポイントです。

かぼちゃ(300g程度)は3〜4cm角にカットし、大さじ3の水と合わせて10分タイマーで加熱。こちらはカット具合によって、少し火の通りが心許ないことも。しかしそんなときも、もう一度フタを閉めて延長加熱することができるので、様子を見ながら調整できます。

↑かぼちゃも中まで火が通っていました。簡単に副菜が作れるので、バランスよく栄養が摂れます

▼ゆで鶏
続いては、鶏むね肉を使った「ゆで鶏」のレシピを。いわゆるサラダチキン的なヤツですね。

手順としては、内釜の水位目盛「2」まで水を入れて塩小さじ1を溶かし、そこに鶏むね肉(300g程度・厚さ3cm以下)と白ネギの青い部分(5cm)、ショウガの薄切り(ひとかけ)を入れてセットするだけ。あとは、フタをして「調理」ボタンを押し、「クッキング2/30分タイマー」を設定して「炊飯/スタート」ボタンを押せばOKです。こちらは、加熱準備時間を含めたトータルの所要時間は42分ほどでした。

↑鶏むね肉とネギ、ショウガ、水をセット
↑ゆで鶏はクッキング2を選択

完成した「ゆで鶏」、めちゃめちゃおいしい! 鶏むね肉は普通に調理するとパサつきがちな部位ですが、炊飯器の加熱性能を活かしてじっくり火を入れることで、しっとりとした仕上がりになります。

↑パサつきがちなゆで鶏が、しっとり仕上がっておいしい!

特に1人暮らしであれば、作った「ゆで鶏」を冷蔵庫で保存して、2〜3日かけて食べる“ゆるい作り置きスタイル”が重宝するんじゃないでしょうか。丼ものやサンドイッチの具材など応用レシピの範囲も広いですし、低カロリー&高タンパクの健康的でおいしいメニューを手軽に作れる炊飯器というのは、あらためて自炊の強い味方になりますね。

▼温泉卵
そして最後に、「温泉卵」も作ってみました。これも温度管理が難しいメニューですよね。でも本機ならレシピどおりにセットして待つだけです。

手順としては、内釜に生卵を入れ、卵がかぶる程度の水を加えて本体にセットしたら、「クッキング3/20分タイマー」に設定して「炊飯/スタート」を押すだけ。Mサイズの卵を一度に4個まで同時に調理できます。

↑温度管理が難しい温泉卵にも挑戦。調理終了直後から、内釜の取手部分を持って運べるのがさりげなく便利

完成した温泉卵は、白身はチュルンとやわらかく、黄身はとろりと、完璧な仕上がり。殻を剥かずに冷蔵庫に入れて2〜3日くらいは保存できると思うので、多めに作っておくのも良き。普段の食事に添えるだけで、ちょっとした“ごちそう感”が手軽に出るし、手軽にタンパク質が摂取できます。

↑絶妙な半熟具合に仕上がって、めっちゃおいしかった!

これから1人暮らしで自炊を始める人に推したい炊飯器

KS-CS05Jは、機能性を詰め込んだハイスペック炊飯器ではありません。だからこそ、1万円台で買えるカジュアル感が大きな魅力。誰でも迷わないシンプルな使い勝手や、必要十分な炊飯性能に加え、メーカー公式レシピという“ちょっとした提案”があることで、自炊のハードルをやわらかく下げてくれます。

↑今回作ってみた「ゆで野菜」と「ゆで鶏」を盛り付けたら、ヘルシーで体に良さそうなワンプレートが完成しました

置きやすいサイズと愛嬌のあるデザインも相まって、1〜2人暮らし民の料理気分を盛り上げるかわいい相棒になってくれる1台。これから1人暮らしで自炊を始める人の“最初の炊飯器”としても、有力候補に入るでしょう。

ジャー炊飯器 KS-CS05J
最大炊飯容量(白米):0.54L(0.5〜3合)
サイズ/質量:W222mm×H190mm×D260mm/約2.7kg
保温:12時間

シャープ

KS-CS05J

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