いま、SNS上ではとにかく写真が命。手軽にオシャレな写真を撮影できるようになったおかげで、誰もがこぞって投稿しています。
しかし、見る人の印象に残るような動画はまだまだSNSでは未開拓。もちろんニュースサイトやテレビ番組の公式アカウントでは動画が多いですが、個人アカウントではほとんど見ないですよね。おそらく、動画は写真より投稿のハードルが高いと感じている方は多いのではないでしょうか?
このたび、そんな方々にうれしい超画期的なデバイスが登場しました!
誰でも簡単に操作できる超軽量ドローン型の空中撮影カメラが、最先端技術と優れたデザインを兼ね備えた商品に贈られる「CES 2017」のイノベーション賞を受賞して、注目を集めているのです。
世界最大の家電ショー「CES 2017」で大きな話題になったのが、折り畳み式の空中撮影カメラ「Hover Camera Passport」。これはただの空中撮影カメラではなく、顔認識機能つきなので、空中から持ち主を自動で追跡飛行してくれるのです。
つまり、自撮り動画が楽に撮れるということ。そのため、もしかしたら自撮り動画ブームの火付け役となるかもしれないのです。とんでもない時代になったと思いませんか?
わずか242グラムの折り畳み式ドローンに、1300万画素の写真と4K動画が撮影対応のカメラが内蔵されています。そのため、小型なのに画像がブレにくく、誰もがプロ仕様の動画を撮影できるのです。
また、360度パノラマ撮影も可能なため、風景動画の撮影にピッタリ。絶景スポットや崖から飛び降りるシーン、サイクリングなどの様子を撮影するのも楽しそうです。
ひたすら持ち主を追いかけてくれるので、結婚式のサプライズムービーもこれで撮影してみてもいいかもしれません。新郎新婦を追い続けるシーンを撮ることができます。
公式YouTubeチャンネルやTwitterのコメントでは、「すごいクール!」「599ドルなら安い」「屋外よりむしろ室内で使ってみたい」といった声が。さらに、「早く廉価版が発売されないかな」といった声も寄せられていました。
一昔前までは空中撮影といえばヘリコプターや大掛かりなセットが必要でしたが、「Hover Camera Passport」があれば、プロ仕様の動画が簡単に撮影できそうですね!
気になる値段は、599ドル。つまり日本円で約6万8600円なので、頻繁に動画を撮る方向きかもしれません。また、残念ながら電池の持続時間は無風の状態で最大10分。よって、屋外でどれほど飛行し続けられるかがネックになってくるのではないでしょうか。
ただし日本では、小型無人機等飛行禁止法と改正航空法があり、飛行が制限される区域があります。違反した場合、法律で罰せられる可能性も……。飛行には十分にお気を付けください。