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2016/4/17 12:00

製品クオリティが成熟中! 4K&360°のアクションカメラに死角なし!【後編】

老舗メーカーが参入するなど、市場の成長が著しいアクションカメラの注目モデルを取り上げる記事の後編。後編では360°には対応しないものの4K画質が使い勝手の良い、ソニーの入門モデルとGoProのスタンダード機の実力を、AVライター・会田 肇さんが検証しました。前編はコチラ

 

私が採点しました!

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AVライター 会田 肇さん

ビデオカメラやカーAVに精通。CES 2016は現地へ取材に赴き、アクションカメラの最新トレンドをチェックしました。

 

ブレ補正機能が約3 倍に強化されたリモコン付きエントリーモデル

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ソニー

アクションカム

HDR-AS50R

実売価格3万8020円

【動画解像度:フルHD/60p】

【360°撮影:非対応】

【防水性能:60m防水(付属ハウジング装着時)】

【質量:約83g】

フルHD/60p撮影に対応するエントリー機。同社独自のイメージセンサーや画像処理エンジン、レンズを搭載し、あらゆるシーンを高画質で撮影できます。ブレ補正機能も、従来比の約3倍に向上。専用リモコンが同梱されています。

 

【SPEC】

イメージセンサー:16.8M Exmor R CMOS

有効画素数:約1110万画素

レンズ:広角18.4㎜(35㎜換算)

デジタルズーム:3倍

連続撮影:165分

サイズ:約W24.2×H47.0×D83.0㎜

 

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↑新型の専用ハウジングが同梱されています。高い防塵性能を誇り、砂浜などで使用しても問題なく撮影可能です

 

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↑専用ハウジングを装着すれば耐衝撃性も向上。撮影時などにうっかり落下させても、故障の心配が少ないです

 

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↑徒歩での作例撮影では手ブレ補正がよく効きました。コントラストは低いですが、解像感は合格点といえます

 

【プロの5項目採点】

画質に課題があるものの使いやすさは随一

画質:15

手ブレ補正:18

独自機能:15

操作性:20

タフ性能:18

合計86点

「メニュー操作がわかりやすく、電源スイッチを独立で備えるなど、使いやすさは随一です。バッテリーの持ちもまずまずでした。映像は階調感が低くノイズも多いですが、手ブレ補正は素晴らしいです」(会田さん)

 

防水ハウジングとの一体化でより手軽に使えるシンプル機

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GoPro

HERO

実売価格2万5190円

【動画解像度:フルHD/60p】

【360°撮影:非対応】

【防水性能:水深40m防水】

【質量:122g】

防水仕様のハウジングと一体になった、HEROシリーズの新スタンダードモデル。水深40mでの撮影が可能で、防塵性能も優れています。スマホのGoProアプリと連携して、映像のトリミングやSNSへの投稿が簡単に行えます。

 

【SPEC】

有効画素数:約800 万画素

通信:Wi-Fi、Bluetooth

バッテリー:1160mAh

入出力端子:microUSB、microSD

サイズ:W67.5×H71×D39㎜

 

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↑水深40m防水をはじめとするタフ性能がウリ。背面は開く仕様ですが、本体を取り出すことはできません

 

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↑作例では、抜けるような青空や、植物の鮮やかな色を美しく再現。画角が広いわりに、周辺の歪みも抑えられていました

 

【プロの5項目採点】

画質に優れるうえ、Wi-Fi利用も安定

画質:18

手ブレ補正:13

独自機能:15

操作性:14

タフ性能:18

合計78点

「暗所ではノイズが増えるものの、画質は頭ひとつ抜けています。Wi-Fi接続も安定し、スマホでのモニタリングや映像データの転送がスムーズに行えました。操作が少しわかりにくいのが惜しいです」(会田さん)

 

【URL】

ソニー http://www.sony.jp/

アクションカム HDR-AS50R  http://www.sony.jp/actioncam/products/HDR-AS50/

GoPro  https://jp.gopro.com/

HERO+ http://www.tajima-motor.com/gopro/store/products/detail.php?product_id=181