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2018/5/16 20:30

広瀬すずも大満足の富士フイルム「チェキ」新作。20代女子にリアルな感想を聞いてみた

富士フイルムは5月15日、スクエアフォーマットのフィルムに対応したインスタントカメラ“チェキ”の新モデル「instax SQUARE SQ6」(以下「SQ6」)を発表。発表会では同社のイメージキャラクターを務める広瀬すずさんが登壇し、その魅力を語りました。

↑発表会に登壇した、広瀬すずさん。右手に持っているのが今回の新製品「instax SQUARE SQ6」、左手に持っているのが広瀬さんが実際にSQ6で撮影したというチェキプリント

 

↑シンプルでスタイリッシュな外観デザインが特徴的なSQ6。カラーは写真左からパールホワイト、ブラッシュゴールド、グラファイトグレイの3色展開で、いずれも落ち着いた雰囲気を感じさせます。発売は5月25日、実売想定価格は1万7000円前後

 

スマホの存在が逆風どころか追い風に!?

発表会ではまず、富士フイルムの代表取締役社長・COO、助野健児氏が登壇し、インスタントフォト分野における事業戦略を語りました。なかでも興味深かったのは、チェキシリーズが2017年度に過去最高の販売台数を記録したという点です。欧米での販売が好調なことに加え、国内や中国、東南アジアなどでも堅調に推移しているとのこと。スマホカメラに押されるカタチで苦戦を強いられているカメラ業界において、なぜチェキはこれほどまでに好調を維持しているのでしょうか?

↑2017年度の販売台数は、過去最高となる770万台を達成。今後はさらなる増加を見込み、2018年度は900万台を目標に掲げています

 

続いて登壇したイメージング事業部長、岩﨑哲也氏の話のなかに、そのヒントがありました。曰く、「思い出として残すだけでなく、スマホやSNSの普及によって写真はコミュニケーションの手段としても使われるようになっている」(岩﨑氏)とのこと。その点、その場で手軽にプリントできるチェキはコミュニケーション手段としてはぴったり。さらに、ちょっと懐かしさを感じさせるようなフォトジェニックな仕上がりも、デジタルネイティブ世代から人気を集めているそうです。

↑デジタルネイティブ世代にとってはチェキのアナログな雰囲気が逆に新鮮で、そこに価値を見出しているとのこと

 

岩﨑氏は、これまでは昔を懐かしむような一過性の人気なのではないかという声もあったとし、「最近では写真を撮った際の雰囲気・背景まで表現できる新たなジャンルとして確立しつつある」と今後のさらなる飛躍に自信を見せました。

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