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2018/9/28 16:00

【新4K放送対応】シャープの4Kテレビはダブルチューナーで裏番組録画も可能

今年12月1日から放送が始まるBS/CS 4K放送に向けて、メーカー各社から4Kチューナーや4Kチューナー内蔵テレビなどの対応製品が続々と発売されています。先行して4Kチューナー内蔵製品を発売してきた東芝や三菱電機、パナソニックに続いて、シャープからも新4K放送に対応した製品が登場します。

 

ラインナップは、4Kチューナー内蔵液晶テレビ「アクオス 4K」3モデルと、4Kチューナー内蔵BDレコーダー「アクオス 4Kレコーダー」2モデル、4Kチューナー「4S-C00AS1」の計6製品を揃え、いよいよ始まる新4K放送に備え万全の品揃えを用意します。

 

4K放送の裏番組録画も可能なダブルチューナー搭載

シャープの4Kチューナー内蔵液晶テレビ「アクオス 4K」の特徴は、BS/CS 4K放送用チューナーを2基内蔵しており、別売の外付けHDDを接続することで新4K放送の裏番組録画が可能なこと。テレビで新4K放送の裏番組録画をしたい人にとってはうれしい仕様となりそうです。

 

また、新4K放送を臨場感豊かに表現する「AQUOS 4K Smart Engine PRO」を搭載。「4Kマスターアップコンバートプロ」により4K映像と地デジなどの映像を判別し、それぞれの解像度に応じた映像処理を行うことで、どのコンテンツでも精細感のあるクリアな映像が楽しめます。

 

このほか、新4K放送で採用されるBT.2020色域規格の豊かな色彩を再現する「リッチカラーテクノロジー」を搭載。HDR映像にも対応し、新4K放送の広い輝度情報も忠実に復元します。

 

音声面では、2.1ch3ウェイ5スピーカーで構成される「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」(※)を採用し、聞き取りやすく臨場感豊かなサウンドを再生します。明るいリビングでも反射を抑える「低反射パネル」や、画面角度を調整できる「回転式スタンド」など、日本の視聴スタイルに合った機能も搭載しています。

※:45型「4T-C45AL1」は2ch1ウェイ2スピーカー「FRONT OPEN SOUND SYSTEM」となります

 

さらに、同社のテレビに搭載されている独自のAI機能「COCORO VISION」が進化。地域のイベント情報や家族のスケジュールをテレビ画面で確認できる新サービス「COCORO CALENDAR(ココロカレンダー)」に対応しました。 カレンダーには付属のリモコンから音声で予定を入力できるほか、スマホアプリ「ジョルテッシモ」からも入力可能。家族でスケジュールをいつでもどこでも確認できます。

 

ラインナップは、60型「4T-C60AN1」(実売予想価格28万円前後/税抜)と50型「4T-C50AN1」(同20万円前後/税抜)、45型の「4T-C45AL1」(同15万5000円前後/税抜)の3モデルを用意。発売は60型と50型が11月17日、45型が12月22日を予定しています。

 

すでに4Kテレビを購入している人にはレコーダー&チューナーがオススメ

すでに4Kテレビを購入してしまったけど、新4K放送を視聴したいという人にオススメなのがBDドライブ搭載の「AQUOS 4Kレコーダー」と、4Kチューナー「4S-C00AS1」です。いずれもBS/CS 4K放送用のチューナーを内蔵しており、HDMIでつなげば4Kチューナーを搭載していない従来の4Kテレビでも新4K放送が楽しめます。

 

BDレコーダーは、4TB HDD搭載の「4B-C40AT3」(実売予想価格14万円前後/税抜)と2TB HDDの「4B-C20AT3」(同11万円前後/税抜)の2モデルをラインナップ。いずれも11月24日発売予定です。

↑アクオス 4Kレコーダー「4B-C20AT3」

 

同機は内蔵ハードディスクに4K放送を高画質のまま録画できるので、 いつでも好きな時に4K番組を高画質で楽しめます。 録画した4K番組は、 そのままBDへのダビングもでき、 お気に入りの番組を4Kの高画質でディスクに残すことも可能。

 

また、 4Kテレビの高画質を存分に楽しめる高解像度「4K」、 高輝度「HDR」、 広色域「BT.2020」に対応した次世代規格「Ultra HD ブルーレイ」の再生や、 高精細な文字と番組や出演者の画像付きで見やすく便利な「4Kビジュアル番組表」、 解像度の高い子画面と4Kテレビに適した文字フォントで美しく見やすい「4K録画リスト」も搭載しています。

↑録画リストも4K解像度に。4Kコンテンツにはサムネイルの右上に4Kのアイコンが表示される

 

さらに、 連続ドラマが手間無く録画できる「ドラ丸」機能や、 BDドライブ内部へのチリやホコリなどの侵入を防ぐ耐塵対策と、 光学性能の改善により耐久性を高めた「ホコリシールドBDドライブ」なども搭載しています。チューナーは、BS/CS 4K放送用が1基、地デジ/BS/CS用が3基となっています。

 

BD再生やBDダビング機能が不要なら、4Kチューナー「4S-C00AS1」を選択するのも手です。こちらは実売予想価格3万2000円前後/税抜とお手ごろ価格ながら、別売の外付けHDDを使用すれば新4K放送の録画も可能。テレビのリモコンでチャンネル操作ができる「アクオス ファミリンク」にも対応しています。内蔵チューナー数はBS/CS 4K放送用1基のみ。発売はレコーダーと同じく11月24日の予定。

↑4Kチューナー「4S-C00AS1」

 

同社によれば、新4K放送に対応するテレビは2020年度には90%に拡大する見込みということで、いずれ4Kチューナー搭載が当たり前になるとのこと。この秋冬以降にテレビやレコーダーの買い替えを検討されている方は、4Kチューナー搭載モデルを選んでおけば長く使えそうですので、ぜひチェックしてみて下さい。