12月1日の「新4K衛星放送」スタートへ向けて、同放送に対応するチューナーを内蔵するテレビや単体チューナーが続々登場しています。本記事では前・後編に分けて、チューナー内蔵タイプと外付けタイプのそれぞれでプロがベストバイを判定。後編では外付けタイプについて判定します。
【前編】
今から4Kテレビ買う人、「チューナー内蔵マスト」! 東芝&三菱電機の2モデルを徹底ジャッジ
外付けタイプですが、東芝と三菱電機以外の現行機は新4K衛星放送チューナーを非搭載。外付けチューナーは、テレビメーカーのほか、アンテナメーカーなどから10月以降に発売予定ですので、テレビと併せてチェックしましょう。
【ジャッジする人】
AV評論家
藤原陽祐さん
新聞記者、専門誌編集を経て独立。本誌でのテスト企画をはじめ、専門誌など幅広い媒体で精力的に活躍しています。
【その1】同社の最上位映像エンジンが4Kの上質な輝きを再現する
ソニー
ブラビア KJ-55X9000F
実売価格20万2890円
直下型バックライトや最上位の映像エンジン「X1 Extreme」などを採用して画質を向上。地デジから4Kまで、あらゆる映像をリアルかつ臨場感豊かに描きます。OSはAndroid TVを採用し、リモコンに話しかけるだけで様々なコンテンツを検索・視聴可能。
SPEC●画面サイズ:55V型(65V、49V型もあり)●バックライト方式:直下型LED部分制御●4Kチューナー:非内蔵●接続端子:USB×3、LAN×1ほか●消費電力:237W●サイズ/質量:W1228×H771×D268㎜/19.1㎏●地デジ/BS/110度CSチューナー:各2●4K VOD対応数:5●音声実用最大出力:20W●HDMI入力端子:4
<JUDGEMENT>
4Kコンテンツ視聴:☆×3.5
NetflixやdTVなど多彩なネット動画に対応
ネットコンテンツの充実が魅力。同社の別体チューナー「DST-SHV1」(実売予想価格5万9270円、11月10日発売)はテレビのリモコンでも操作できます。
録画性能:☆×3
音声操作は便利だが2チューナーは物足りない
内蔵チューナーは2基で、テレビ放送視聴中に裏番組を1つしか録画できないのが物足りません。音声による検索・録画予約の精度は上々です。
使い勝手:☆×3.5
リモコンは使いやすいがネット動画の遷移は遅め
リモコン上部に6つのネット動画ボタンを集約。ワンプッシュで各サービスのホーム画面にアクセスできて便利です。遷移にややモタつくのが残念。
音質:☆×3
クリアで聴きやすいがやや軽めのサウンド
下部に10W×2chのバスレフ型スピーカーを搭載。独自のバーチャルサラウンドやアップスケーリング技術で高音質化を図るものの、音はやや軽めです。
<総評>
高レベルな画質で新4K衛星放送を満喫できる
くっきり・はっきりの画作りでしたが、決して厚化粧に見えない技術はさすが。同社の4K放送チューナーと接続したときの使い勝手は、内蔵モデルと同等となります。新4K衛星放送を高レベルな画質でストレスなく楽しめるでしょう。