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2018/12/10 16:30

ハリポタ監督も認める「Netflix画質モード」を、ソニーの最高峰ブラビアで観たらパンピーの僕でも感動したんだが…

映像作品は、クリエイターたちの汗と涙の結晶です。撮影はもちろん、その後の編集や調整に膨大な手間と時間を費やして、はじめて映画やドラマが生み出されます。しかし、私たち視聴者が観る完成作品はクリエイターが意図した映像とは少し異なるものになっている、ということをご存知でしたか?

 

実はクリエイターが作品制作時に観ているモニターと、視聴者に映像を届けるテレビやスクリーンでは映像品質が異なるのです。クリエイターと視聴者の間には見えない壁がずっと存在していたということになります。

 

しかし、この壁を壊すテレビが今年10月に発売されました。

 

クリエイターが作った映像の風合いを、テレビでそのまま再現

ソニーの4K対応有機ELテレビ、ブラビアの「A9F」シリーズと「Z9F」シリーズに搭載されている「Netflix画質モード」。このモードこそが、クリエイターと視聴者を隔てていた壁を取り除いてくれる存在なのです。

 

↑「ブラビア KJ-75Z9F」。実売価格は86万8440円

 

↑「ブラビア KJ-65A9F」。実売価格は67万2710円

 

Netflix画質モードとは?

クリエイターが作った映像本来の美しさをテレビの画面上で表現するために、ソニービジュアルプロダクツとNetflixが共同開発した画質モード。映像の編集・調整を行うマスターモニターの風合いを忠実に再現し、クリエイターが意図した映像を視聴者に届けます。Netflixで配信されているコンテンツすべてが、このモードに対応。対応テレビで一度設定を行えば、Netflix上のコンテンツはすべてこの画質モードで再生されます。

 

Netflix画質モードに対応したテレビが発売されてから約1か月半後の11月末日。表参道のNetflix本社で、Netflix画質モードについてのパネルディスカッションが行われました。当日は、Netflixのバイス・プレジデントであるスコット・マイラー氏、ソニービジュアルプロダクツTV事業部の主幹技師である小倉敏之氏、さらには「ハリー・ポッター」シリーズなどのヒット映画を手掛ける映画監督クリス・コロンバス氏が登壇。

 

↑プレゼンテーションするスコット・マイラー氏。Netflixにおいて世界中の電機メーカーや携帯事業者との提携を担当している

 

Netflix画質モードを企画した意図や、クリエイター側から見たその革新性について語りました。

 

Netflix画質モードの目的は、「感動でクリエイターと視聴者をつなげること」

発表会で、スコット氏はNetflix画質モードの目的を次のように語りました。「Netflixは、クリエイターが作った映像をそのまま視聴者に届けたい。(演劇の)ショーを見るときのように」演劇を客席から観ている時、クリエイターが演じた(作った)ものがそのまま私たちの目に届きます。映像においても同じことを叶えたいとのこと。

 

その理想に共感したのがソニーでした。「ソニーのテレビ開発の背景は、クリエイターと視聴者を、感動を通してつなげるということ。意識しているのは、クリエイターズインテント(製作者の意志)です」。ソニービジュアルプロダクツの技師である小倉氏がこう語るように、Netflixとソニーが映像体験で目指す理念は同じだったのです。

 

↑パネルディスカッションで熱弁するソニービジュアルプロダクツの小倉敏之氏。ソニーが誇る最高技術者のひとりだ

 

2社が手を組み生まれたNetflix画質モード。小倉氏いわく「スタジオモニターの風合いをトータルで再現した」という画質は、トップクリエイターの目にどう映ったのでしょうか。

 

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