AV
2019/1/2 18:00

2019年のオーディオ・ビジュアル系「6つのヒット」を大予想! キーワードは「細分化」

2019年のオーディオ・ビジュアル関係のヒットアイテムを予測してみると、ただ映像や音楽を楽しむというより、使用するシーンや目的が限られている製品が目立つようになりました。クラウドファンディング発のアイテムは、ヒット候補が目白押しの”宝の山”です。

 

【その1】環境ノイズを遮って自分だけの世界へ「睡眠用イヤホン」

ここ数年、快眠がテーマの生活家電や日用品が多数ヒット。ボーズのイヤープラグのように、オーディオ技術を生かして快眠をサポートするアイテムが次の目玉となりそうです。

 

ヒーリング音楽で雑音をマスキング

ボーズ

Bose noise-masking sleepbuds

実売価格3万2400円

ヒーリングサウンドを再生することで不快な環境ノイズをマスキングし、快適な睡眠をサポート。超小型軽量設計であることに加えて、3サイズのStayHear+Sleepチップを同梱するため、どんな形状の耳にもフィットします。

 

↑アプリから音楽を再生。ビーチに打ち寄せる波や、風にそよぐ木の葉の音など10種を用意します

 

↑不快な音をマスキングして安眠をサポートします

 

耳栓ではブロックできないイビキなどの低周波音を低減

QuietOn

QuietOn Sleep

149米ドル

アクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、通常の耳栓ではブロックしきれない、いびき音などの低周波の騒音を低減します。装着したまま外部の音を聞きたいときは、ワンタッチで「ヒアリングモード」に切り替えられます。

 

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快眠アイテムはここ数年ヒット継続中

 

悟空のきもち

熟睡用たわし

1万584円

日本一予約が難しい頭ほぐし専門店「悟空のきもち」が、たわしからヒントを得て開発した快眠用枕。たわしの毛は、群馬県桐生市の職人が生産します。

 

 

レイコップ

ふとんコンディショナー

FCST-100

実売価格13万8240円

寝床内を快眠に適した33℃±1に保つ本体と、三層構造体「エアスペーサー」が入ったエアマットのセット。温度調整によりスムーズな入眠・起床を誘導します。

 

【その2】耳をふさがない快適さを実感できる「骨伝導ヘッドホン」

2018年は「耳をふさがない」イヤホンがスマッシュヒット。“ながら聴き”モデルが注目されました。同様に耳をふさがず、鼓膜に負担がかからない骨伝導ヘッドホンはブレイク必至。

 

スポーツにぴったりな骨伝導モデル

 

AfterShokz

TREKZ AIR

実売価格1万9310円

Bluetooth再生対応の耳かけ式ヘッドバンドタイプ。柔軟性と耐久性に優れたチタニウムバンドを採用します。IP55相当の防塵・防汗仕様のため、スポーツ中のリスニングにぴったりです。バッテリー駆動時間は約6時間。

 

↑独自の「Premium Pitcht」技術を採用。音質も追求しました

 

手軽なクリップ型の骨伝導イヤホン

 

boco

EarsOpen

WR-3 CL-1001

実売価格1万584円

(骨伝導ヘッドホン・発売中)

耳の軟骨に押し当てるように耳たぶを挟み込んで装着するクリップ型を採用。スポーツや会話を楽しみながら音楽を聴けます。骨伝導デバイスとしては世界最高となる、40kHzまでの再生を実現しました。

 

↑耳たぶと接地するクリップ部分は柔らかい素材で覆われています。長時間使用でも痛くなりにくいです

 

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耳穴に挿さない“ながら聴き”がヒット

ambie

wireless earcuffs

実売価格1万2960円

イヤリングのように耳を挟んで装着する、ネックバンド型のワイヤレスイヤホン。耳穴に挿し込まないため、音楽再生中も周囲の音を聞き取り可能です。

 

【その3】動画ストリーミングを大画面で楽しめる「モバイルプロジェクター」

動画サービスの普及で、スマホがあればいつでも好きな映像を見られるようになりました。壁などに大画面で投射して楽しめる小型プロジェクターを、常に持ち歩く人が増えます。

 

持ち運びできる小型サイズながら最大200インチの大画面

CTJ

GoSho

3万9800円

最大200インチの画面を投影できるモバイルプロジェクター。解像度はHDながら、180ANSIルーメンと明るく、見やすい映像を実現します。HDMIとUSB端子を各1基備え、Bluetoothにも対応。バッテリーでの連続再生は3〜4時間。

 

↑本体はW91×H91×D90㎜のコンパクトサイズで、434gと軽量。バッグに入れて持ち運ぶのにも支障がありません

 

【その4】自宅に眠るCDを再活用する機器が登場「CDリバイバル」

ストリーミング全盛の一方で、CDなどのフィジカルメディアを懐古する流れが生まれつつあります。「自宅に眠る膨大なCDを再発見」といったコンセプトの機器が続々と登場。

 

CDの音楽をワイヤレス再生で手軽に楽しめる

蔦屋家電

BCD

1万7064円

2019年2月発売予定

Bluetooth機能を搭載するCDプレーヤー。再生したCDの音楽をBT対応のヘッドホンやスピーカーにワイヤレスで飛ばして楽しめます。バッテリーを内蔵し、外出先でも使用可能。シンプルなデザインも魅力。

 

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アイ・オー・データ機器

CDレコ(CDRI-LU24IXA)

実売価格1万810円

PCを使わずにCDの音源を手軽にスマホへ取り込めるレコーダー。60分の音楽CDを約4〜6分で取り込めます。Android、iPhoneのいずれも対応し、USB Type-C端子を備えるスマホとも接続可能。

 

【その5】超小型サイズで3Dサウンドを満喫「ポケットシアターサウンド」

映画やゲームをスマホやタブレットで楽しむ際、コンテンツへの没入感が段違い。音の定位が重要な、流行のバトルロイヤルゲームなどにも最適です。価格が手ごろな点も魅力。

 

迫力のサラウンドサウンドで映画やゲームの臨場感アップ

XROUND Audio

XPUMP

実売価格1万2259円

PCやスマホなどの再生機とヘッドホン・スピーカーを中継して、迫力のバーチャルサラウンド音声で楽しめるデバイス。定位が明瞭になり、映画やゲームは臨場感たっぷりです。連続使用は約7時間で、充電しながらでも使えます。

 

↑持ち運びに便利なポケットサイズ。3.5mm入出力端子を各1基備え、接続も簡単です

 

【その6】高音質なハイレゾ音源が定額聴き放題に「ハイレゾストリーミング」

定額制サービス初のハイレゾ対応で期待が高まります。ですが、モバイルでは現在主流の「4G」では安定した配信が難しいため、「5G」の実用化をめどとしてスマホ向けに展開するといいます。

 

ソニー・ミュージックエンタテインメント

mora qualitas

月額2138円

2019年春スタート予定

ハイレゾを含む高音質音源を扱うサブスクリプションサービス。最大96kHz/24bitのハイレゾ音源と44.1kHz/16bitのCD音源を、FLAC形式でストリーミング配信します。まずWindowsとmacOSに対応し、将来はモバイルデバイスに対応する予定。

 

↑まずはPC向けにサービスが提供されます。音源フォーマットは可逆(ロスレス)圧縮のFLACのため高音質です