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テレビ
2019/2/7 19:00

なつかしのテレビ、いくつ知ってる? 劇的進化を遂げた「平成のテレビ&レコーダー」を振り返る

アナログからデジタルへ番組表の変遷をチェック

レコーダーの録画予約機能は、初期の手動入力から次々に新しい進化を遂げてきました。平成4年頃から使われていた「Gコード」は、アナログ放送終了とともに終焉。現在はレコーダー内蔵の電子番組表や、PC・スマホの番組表からの予約も可能になっています。

 

↑Gコード。テレビ欄の数字を対応リモコンで入力する方式でした

 

↑PC上でGガイドを表示。レコーダーと連携して録画予約ができます

 

↑レコーダーで電子番組表を表示。ここから直接録画予約可能

 

【平成15年】世界に先駆けてリリースされたBDレコーダー

ソニー

BDレコーダー BDZ-S77

世界初のBDレコーダー。 カートリッジにセットされたBDを使用し、HDDは非搭載。当時は規格が異なるため、現在の録画メディアやBDビデオとの互換性はありません。地デジ放送開始前なので地デジチューナーは未搭載。BSデジタルハイビジョンの録画用として使われました。

 

【平成17年】時代を先取り! アナログ放送時代に全録機を発売

ソニー

全録レコーダーXビデオステーション

VGX-XV80S/XV40S

地上アナログ放送の8チューナー(XV40Sは4チューナー)を内蔵し、HDDに最大約3週間分(2TBの場合)の録画ができました。DLNAサーバー機能で、LAN内のパソコンから番組再生も可能。

 

【平成21年】ついに登場した地デジ8chの全録テレビ

東芝

全録テレビ CELL REGZA 55X1

地デジ8ch分の同時録画に対応。丸1日分の放送を番組表でさかのぼって視聴できる「タイムシフトマシン」機能を搭載します。録画対象をゴールデンタイムに限定すれば、約1週間分のまるごと録画も可能。関連番組を探す機能も充実していました。

 

【平成22年】シャッター方式による世界初の3Dプラズマテレビ

パナソニック

ビエラTH−P54VT2

「3Dビエラ」第1弾。シャッター付きの専用グラスを使い、左右の目で別々の映像を観ることで立体感を得る「フレームシーケンシャル方式」を搭載した、世界初のフルハイビジョン3Dテレビ。パネルにはプラズマを採用。42型〜65型までが存在しました。

 

【平成23年】フルHDの4倍の解像度をもつ4Kレグザ

東芝

レグザ55X3

フルHD(1920×1080ピクセル)の約4倍の解像度である4K2K(3840×2160ピクセル)のパネルを搭載。特殊な液晶パネルで左右の目に異なる映像を見せ、3Dグラスなしで3D映像を楽しめる「グラスレス3D」など、先進の機能も搭載しました。

 

【平成30年】世界初の8Kチューナー内蔵で次世代でのさらなる進化を期待させる

シャープ

8K液晶テレビ「AQUOS 8K」

AX1シリーズ

フルHDの16倍、7680×4320ピクセルの画素数を持つ8Kテレビ。4K放送/8K放送用のチューナーも内蔵し、12月に開始された4K放送/8K放送を視聴できます。2K放送を8K相当に変換して視聴できるアップコンバート機能も搭載。

 

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