ソニーは、音楽ストリーミングサービスに対応したAndroid OS搭載のウォークマン「NW-ZX500シリーズ」と「NW-A100シリーズ」を11月2日に発売します。実売予想価格は、NW-ZX507(内蔵ストレージ64GB)が8万円前後、NW-A105(同16GB)が3万2000円前後、NW-A106(同32GB)が3万7000円前後、NW-A107(同64GB)が4万7000円前後。イヤホンが付属するNW-A105HN(同16GB)は3万9000円前後(いずれも税抜)。
また、ウォークマン誕生40周年を記念したアニバーサリーモデル「NW-A100TPS」の予約受付をソニーストアオンラインにて10月16日よりスタートします。こちらは、NW-A105をベースに背面ロゴデザインや、初代ウォークマンTPS-L2デザインのソフトケースを同梱した期間限定モデル。内蔵ストレージは16GBのみ。11月14日より順次出荷される予定です。価格は4万2000円(税抜)。
ストリーミングもネット動画も高音質で楽しめる「ZX500」
ZX500シリーズは、2017年に発売されたZX300シリーズの後継モデル。新たにAndroid OSを採用し、アプリを追加することでSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスに対応することが特徴。ソニーが培ってきたフルデジタルアンプ「S-Master HX」や、アップコンバート技術「DSEE HX」によって、ストリーミング音源やネット動画なども高音質で楽しめます。
本体には3.6型のHDタッチパネル(1280×720ドット)を搭載。筐体には総削り出しアルミシャーシを使用するほか、筐体と基板の間に銅を切削加工し金メッキ加工を施したブロックを設置し、ノイズや不要な振動をブロックしてS/Nを高めています。出力端子は3.5mmステレオミニ端子と4.4mmバランス端子を搭載。実用最大出力は、アンバランス接続時が50mW+50mW(16Ω)、バランス接続時は200mW+200mW(16Ω)。
ハイレゾ音源の再生は、PCMが384kHz/32bit、DSDは最大11.2MHzまで再生可能。ワイヤレスでもハイレゾ相当の音が楽しめるLDACやaptX HDコーデックに対応するほか、SBC/AAC/aptXコーデックもサポートしています。
また、従来のウォークマンシリーズで採用されてきたWMポート端子が廃止となり、充電やデータ伝送用端子としてUSB Type-C端子を採用しています。連続再生時間は、ステレオミニ出力時で約20時間、バランス出力時で約19時間、Bluetooth(SBC)送信時で約11時間(いずれもMP3/128kbps再生時)。充電時間は約6.5時間(満充電)。
本体サイズ(最大外形寸法)はW57.9×H122.6×D14.8mm、質量は約164g。付属品はUSB Type-Cケーブル、USB Type-C端子キャップ、ステレオミニ/バランス端子キャップ各1つ。