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2019/11/8 20:00

人気ブランドがガチンコ対決! 2019秋冬注目のオーディオ新製品を画像多めで一挙に紹介【DAP編】

今年も11月になり、「秋のヘッドフォン祭2019」が11月2日、3日の2日間にわたって中野サンプラザで開催されました。200ブランド以上のヘッドホン、イヤホン、DAP(デジタルオーディオプレーヤー)などが展示されるだけでなく、新製品発表会や世界初披露の製品なども登場して、国際的なイベントに成長しています。今回は「フォスター電機コラボ企画 自作イヤホン・ヘッドホンコンテスト」の試聴、投票、表彰式に加えて、オーディオテクニカのヘッドホン発売45周年記念の特別展示もありました。

 

今回は、これから発売される新製品を中心に、実際に音を聞いて気になった製品をピックアップ。記事は2部構成で、今回はDAP、DAC、ヘッドホンアンプ編をお届け。2部はBluetoothと完全独立型、平面型を含むヘッドホンとイヤホン編となります。

 

AKMの最新兄弟DACを搭載したライバル機が火花を散らす

Astell&Kernが発表した新製品DAPは「AK120」のDNAを受け継いだ「SA700」(実売予想価格約16万円)です。同社の第一世代である「AK100」、「AK120」の片手で持って使いやすいデザインと弦楽器をモチーフにしたホイールガードなどを取り入れ、デュアルDACのフルバランス構成も受け継いでいます。もちろん、2.5mmのバランス接続対応で、3.5mm用端子もあります。

↑新製品発表会のなかでも人気抜群だったAstell&Kern「SA700」

 

特に今回、注目なのはDAPに初搭載された「AKM AK4492ECB」DACチップをデュアルで搭載したことです。4492はハイエンドオーディオ用のAK4497の高音質技術を受け継ぎ、低消費電力を実現したチップで、連続再生時間を延ばしてくれます。ちなみに本機の連続再生時間は約8.5時間です。

 

非常に解像度の高い音で、特に低域の音の分離に優れ、その実力は上級機を上回っている部分がありました。「SP1000」に迫る厚みのある中低域に繊細な高域はまさにAstell&Kernシリーズ7周年記念に相応しいモデルと言えます。カラーバリエーションは2色で、どちらもボディの素材はステンレス合金ですが試聴してみると、シルバーの方が引き締まったタイトな音に聞こえました。ブラックは低域に馬力があってシルバーよりも響きが豊かでした。

↑カラーはオニキスブラックとシルバーの2色

 

【ギャラリー(GetNavi webでご覧いただけます)】

 

Lotoo「PAW 6000」は4.4mmバランス対応、芯が太く高解像度な音

Lotooから発売されたばかりの「PAW 6000」(実売予想価格16万5000円)は、同社のハイエンド「PAW Gold TOUCH」の高音質を引き継ぎながら軽量化とハイコスパを実現した兄弟モデルです。タッチパネルを採用、専用OSを搭載して起動時間2秒、100万曲までの曲情報表示、USB/DAC機能、USBオーディオ機能なども備えています。DACチップにAKM AK4493EQを採用して、連続再生16時間を実現しました。また、DSD256ネイティブ再生対応、4.4mmバランス出力、3.5mmアンバランス出力に対応しました。フロア・ノイズは測定機の限界に達する−120dBで、S/N感の良さが際立ちます。

↑「PAW 6000」。サイズは112mm×68mm×18mmで、重さは225gと軽量

 

PAWシリーズは中低域に厚みがある音が特徴で、Astell&Kernとは対照的な音作りというイメージがありましたが、「PAW 6000」は音に厚みがあるだけでなく、輪郭がクッキリしたクリアな音で、楽曲の細部の表現まで良く分かる解像度の高さが光ります。4.4mmのバランス接続では空間感や奥行き感がさらに広がります。重さ225gで連続再生時間16時間を実現しているのも魅力で、Astell&Kern「SA700」の最大にライバル出現といったところでしょうか。

 

【ギャラリー(GetNavi webでご覧いただけます)】

 

Lotooの隠し球となったコンパクトサイズのUSB DAC世界初公開!

Lotooの発表会でサプライズ登場したのが「PAW S1」です。21×65×13mmのスリムな筐体でDSD128(PCM変換)、PCM384kHz/32bit対応のポータブルDACで重さは25gしかありません。

↑「PAW S1」。樹脂製のように見えますが剛性感のあるフルアルミボディを採用

 

イヤホン端子のないiPhoneのようなスマートフォンに接続して、通常のアナログ接続のイヤホンやヘッドホンを使うための機器です。出力端子は4.4mmバランス対応、3.5mmのアンバランス用端子も装備。デジタル入力側はUSBタイプC端子対応、Androidだけでなく変換ケーブルでiOSとMacにも対応。発売は2020年初頭を予定しています。

↑AndroidとiOSに対応し、バランス出力も可能と多機能なDACです

 

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