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2019/11/22 18:00

【24日まで】総額1000万円を超えるシステムも! オーディオ好きなら絶対ハマる「HERMAN Sound Summit in Tokyo」を体験してきた

ハーマンインターナショナルは、JBL、AKG、Infinity、Mark Levinson、RABELなどのオーディブランドを有する企業で、自動車向けの音響システムやコネクテッド・カーシステムの設計・製造もおこなっています。今回、11月22日から24日まで、東京・銀座SOLAにて一般向けに「HERMAN Sound Summit in Tokyo」を開催中。そこには世界初公開の新製品JBL「L82 Classic」やマークレビンソンのSACDプレーヤー「No5101」などが展示されています。一足先にどんな音がするのか聞かせてもらいました。

 

人気機種を小型化した「L82 Classic」

今回、世界初公開されたJBLのスピーカーが「L82 Classic」です。200mmウーハーを採用した2Wayバスレフ型で、ツイーターは上級モデルと同じチタン製の25mmドーム型を採用。名前にClassicが付いていますが、クラシック音楽向けという意味ではなく、往年の名機「L100 Century」を現代の技術で復刻させたモデルが「L100 Classic」だったのです。その弟分なのでClassicの名前を引き継いでいるというわけ。価格はペア25万円前後で、L100で評判の良かった専用スタンドもペア3万円で、どちらも2020年には発売されそうです。

↑クラシックなデザインに最新技術を投入した「L82 Classic」。左側の3Way30cmウーハーを搭載した「L100 Classic」と並ぶいかに小さいかが実感できます

 

特徴的なデザインのグリルネットはオレンジ、ブルー、ブラックの3色から選べます。L100のほぼ半額というハイコスパモデルで日本の住宅事情にもピッタリのサイズ。ミッドセンチュリーを思わせるデザインで、これは注目のモデルですね。

↑JBLのチーフエンジニアのクリス・ヘーゲン氏はビデオレターでL82の特徴を解説

 

↑JBLは2021年に新しいモニタースピーカーを、そして75周年を記念して今まで見たこともなかったようなフラッグシップモデルを発表する予定です

 

↑ハーマンインターナショナル代表取締役社長 トム・メッツガー氏も登壇、JBLへの思いを語りました

 

マークレビンソンのSACDプレーヤー入門機「No5101」

マークレビンソンといえば、1972年生まれの泣く子も黙るハイエンドオーディオブランドの代名詞。黒い、重い、大きいでオーラを出しまくるパワーアンプはマニア垂涎の的でした。ハイエンドなので100万円以下の製品はなかったのですが、もっと若い世代にレビンソンの良さを知ってもらいたいという思いから5000シリーズが登場したとのこと。

 

その第1弾がインテグレーテッドアンプ「No5805」です。普通に言うとプリメインアンプです。それだけではありません、MQA対応のUSB/DAC、MM/MCフォノイコライザー、Bluetooth機能搭載と多機能で、ヘッドホン出力とリモコンまで付いて、メイドインUSAの85万円です。

↑インテグレーテッドアンプ「No5805」

 

↑「No5805」の内部。中央にトロイダルトランス、左右に巨大なヒートシンクを持つ出力段が見えます。ここには電源部が直結され10000μFのコンデンサー4基が搭載されています

 

これとペアとなるネットワークレシーバー機能を搭載したSACDプレーヤーが「No5101」なのです。SACD、CD、CD-R/RWの再生に対応。LANで接続したNASのデジタル音源のストリーミング再生可能で、Amazon Music HDにも対応しています。215万円の上級機の「No519」とほぼ同等のスペックを持ちながら60万円というハイコスパを実現するために、「すべての事物は可能な限りシンプルであるべきだ、しかしシンプル過ぎてもいけない」というアインシュタインの言葉を設計思想として、徹底的なシンプル化を図ったと言います。これは単なるコストダウンではなく、製品そのものをより良くすることにもつながっているそうです。

↑2020年初旬発売予定のSACDプレーヤー「No5101」

 

DACチップにはESS 9026PROを採用、上級機と同じMark Levinson Precision Link II DACを搭載しています。ドライブはスロットローディング方式で、フロントパネルは厚さ25mmでセンターにガラスをはめ込んだ斬新なデザインを採用しています。

↑「No5101」は豊富な入出力端子を搭載して、様々な用途に対応します

 

ベリリウムドームツイーターと白いコーンのREVEL

レベルはマークレビンソンの姉妹ブランドで、JBLの全面協力の元に生まれたスピーカーブランドです。情報量の多いデジタルオーディオの進化に対応するハイテク設計が特徴です。新製品はPERFORMA Beシリーズのトールボーイ型「F226Be」です。ベリリウム製のドームツイーターにアルミ振動板をプラズマ放電によってセラミック化したミッドレンジとウーハーを組み合わせた「F228Be」の小型モデルとして登場します。

↑「F226Be」の兄モデル「F228Be」は海外で人気の大型トールボーイ型スピーカー

 

↑弟モデルの「F266Be」は左から2番目の白いスピーカーです

 

総額1000万円を超えるシステムで聴ける

最初に披露されたのは新製品の「No5101」と「No5805」によるSACD再生で、JBL「L82 Classic」を鳴らしました。マーク・オコーナーのトリオに、ジェーン・モンハイトとウイントン・マルサリスがゲストで入ったアルバム「イン・フル・スイング」を再生。ウォームな音色で、なめらかな音はどこか懐かしい響きがあり、これがパルプコーンの音なのかと再確認できました。さらに「No515」でアナログレコードを聞いたのですが、SACDと違和感がなく、その情報量の多さに舌を巻きつつ、中低域に厚みがあって高域が尖らず心地よい音に浸りました。

↑「No5101」と「No5805」のペアでJBL「L82 Classic」を鳴らしました

 

↑アナログレコードを鳴らしたのは同社初のターンテーブル「No515」

 

そしてREVEL「F228Be」で聞くダイアナ・クラールのマイ・ラヴ・イズのMQAハイレゾ音源。これはワイドレンジで低域がズーンと低い方まで伸びていることが分かりました。さすが20cmウーハーがダブルで入っているだけあります。エルガーのチェロコンチェルトでは、チェロの細かい響きや胴鳴りの音がよく聞こえました。エンクロージャーを鳴らさず、ハイスピードな音で音場感に優れたスピーカーですね。まさに最先端をいく設計思想だと思います。

 

最後は38cmウーハーをダブルで搭載したJBL「Project EVEREST DD67000」をマークレビンソンの500シリーズのモノラルパワーアンプとプリアンプで鳴らすという贅沢の極み。システムの総額は1000万円を超えています。どんな音がするのか、銀座SOLAに足を運んでぜひご自身の耳で確かめてみて下さい。その機会を逃した方は、2020年の「東京インターナショナルオーディオショウ」で聞けるかもしれません。

↑ペア600万円のJBL「Project EVEREST DD67000」も試聴できます!

 

【ギャラリー(GetNavi webでご覧いただけます)】

 

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