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2020/1/31 17:30

話題のイヤホンから超高級ヘッドホンまで聴き放題! 秋葉原「final STORE」に行ってみた

手ごろな価格帯のラインナップを揃えた有線イヤホン「Eシリーズ」がヒットし、いま勢いのあるオーディオブランド「final」が、直営店舗「final STORE」を秋葉原の新商業施設「SEEKBASE」内に2019年12月にオープンしました。

↑秋葉原のJR高架下にオープンした商業施設「SEEKBASE」

 

このfinal STOREは、finalブランドのイヤホンやヘッドホンなどを実際に試聴して購入することもできるショールーム。これまで、川崎の本社内のショールームを不定期開放して一般のユーザーを受け入れていましたが、事前予約の倍率が10倍以上になることもあり、よりアクセスがよい場所で気軽に立ち寄れるようにということでここ秋葉原に開設されました。

 

SEEKBASEのコンセプトにもマッチする「隠れ家感」をコンセプトにした店内は、木のインテリアでそろえられた上質感のある落ち着いた内装が特徴。店内にはfinalブランドのイヤホンやヘッドホンが展示され、イスに座ってゆっくり試聴することができます。

↑入口に飾られた甲冑が目を惹くショールーム

 

↑イヤホンやヘッドホンを気軽に試すことができます

 

店内には、騒音を気にせずじっくり試聴できる個室の防音室も用意され、こちらは公式アプリ「My final」(https://snext-final.com/app/)から予約が可能。予約が入っていないときは飛び込みで利用もでき、誰でも無料で利用することができます。

↑暗めの照明でくつろぎながら音質を確認できる防音室も完備

 

今回は、店内に用意されているfinalブランドのイヤホンやヘッドホンを、オーディオライターのゴン川野さんに聴いて頂きました。

↑ライターのゴン川野さんに店内の試聴機で音質をチェックして頂きました

 

手ごろな価格からハイエンドまでラインナップ豊富

【有線イヤホン編】

E500

直販価格2020円

バイノーラル録音など音の移動感方向感に特化して設計されたモデル。音が頭の周りをグルッと一周したり、下から上に音が移動する様子がリアルに分かる。スッキリとした音で情報量は不足していないが、音楽を楽しむにはやや音の厚みに欠ける印象。(ゴン川野)

 

E1000

直販価格2530円

女性ボーカルにツヤがありホットな音色が耳に飛び込んでくる。低域はややゆったりとして、ボーカルの音像は大きめ。帯域を欲張らずに、その範囲でうまく音をまとめている。フラットバランスで低域がやや物足りないものの、刺激が少なく長時間聞いていられる音だ。(ゴン川野)

 

E2000

直販価格4470円

全体的に音に厚みがあり、特に低音がよく出る。E1000と比較すると音数が増えてサウンドがリッチになった印象。ジャズではハイハットの響きが良く聞こえる。バランスは中低域寄りで、そこに高域がスパイス的に輝く。ボーカルの音像定位も向上した。(ゴン川野)

 

E3000

直販価格5580円

女性ボーカルの音色はドライから、ややウエットになった。しかし、まだザラザラとした荒削りな面がある。音場は左右の広がりだけでなく前後の奥行き感も感じられる。全体的に落ち着いた感じで、音の輪郭を強調しない、大人の音ともいえる。(ゴン川野)

 

E4000

直販価格1万6100円

解像度重視の音になり、音の輪郭がクッキリして粒立ちが良くなった。再生できる周波数も広がって、低域は沈み込み、高域はハッキリ聴こえる。メリハリがあって厚みのある音になり、ボーカルが演奏の主役になって前に出る。(ゴン川野)

 

E5000

直販価格3万360円

華やかなデザインとはギャップのある落ち着いた音。E4000の粒立ちの良さを滑らかな感じにした音だ。エッジは立っていないがスピード感があって、音の立ち上がりは素早い。アコースティックな楽器の音色がリアルでクラシックにも対応できるモデル。(ゴン川野)

 

B1

直販価格7万1100円

BA(バランスド・アーマチュア)型ドライバーとダイナミック型のハイブリッドモデルで、高域の解像感と低域の量感を両立している。音のつながりが良くシングルドライバーのように聴こえる。女性ボーカルは艶があってなめらか。低音は量感が増えた分だけ、解像度は若干低下して、全体的にゆったりしたイメージ。(ゴン川野)

 

B2

直販価格3万360円

BAのシングルドライバーらしくハイスピードで、カチットしたフォーカスのシャープな音。ハイスピードで緊張感のある演奏が再現される。女性ボーカルは硬質でややドライな音色。音離れがよくハイハットやピアノのアタック音がリアルに再現された。(ゴン川野)

 

B3

直販価格5万730円

BA型2基によるデュアルドライバーで、ワイドレンジな音。左右に広がり感があって音像定位が明確に分かる。高域に透明感があり、全帯域でクッキリとした音を再生する。もっともBAらしさが感じられるモデルで、張りつめたような緊張感の再現を得意とする。(ゴン川野)

 

A8000

直販価格19万8000円

女性ボーカルのなめらかさと、解像度が高くキレのいい音を両立している。特に低域の解像度が高く、低音が遅れず団子状にならない。高域はシャープでカッチリしている。音場は広く奥行き感もある。本機に使われたベリリウム振動板はダイナミック型のなめらかで厚みのある音と、BA型の高解像度で正確な音場感を合わせ持つ理想のドライバーといえる。(ゴン川野)

 

↑イヤホンをひとつずつ入念に聴くゴン川野さん

 

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