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2020/6/5 18:45

テレビ新製品の季節。レグザは史上最高画質を実現した4K有機EL「X9400」が映像エンジンからして凄い

東芝映像ソリューションは、「REGZA(レグザ)」ブランドより4K有機ELテレビ2機種を6月19日から順次発売します。また、発売中の4K液晶テレビ「M540X」に、大画面75型モデルを追加します。発売日や価格は文末の一覧表の通り。

 

4K有機ELレグザは2機種をラインナップ

4K有機ELレグザの2020年モデルは、独自の録画機能「タイムシフトマシン」を搭載した最上位機「X9400」シリーズと、同機能を省いた「X8400」シリーズの2機種をラインナップ。なお、今回より同社の有機ELモデルは型番が4桁に、液晶モデルは従来通り3桁となります。これは型番の桁数により、有機ELモデルなのか液晶モデルなのかユーザーが判別しやすくするためとのこと。

 

「X9400」シリーズと「X8400」シリーズの大きな違いは、上述のタイムシフトマシン機能の有無のほか、映像エンジンやスピーカーなどのオーディオまわりの仕様など。いずれもBS/CS 4Kチューナーを2基、地デジ/BS/CSチューナーを各3基内蔵しており、別売のUSB HDDを接続して2番組同時録画が可能です。

 

レグザ史上最高画質を実現した「X9400」

最上位機「X9400」シリーズは、新開発の高画質映像処理エンジン「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」を搭載。クラウドと連携し高画質処理を行う「クラウドAI高画質テクノロジー」対応の「レグザエンジンCloud PRO」と、映像を緻密に高精細化・低ノイズ化を図る新開発エンジンを連携させるダブルエンジン構成で、レグザ史上最高画質を実現しています。

↑55X9400

 

↑新開発の高画質映像処理エンジン「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」

 

↑クラウド上からデータを読み込んで自動で画質を最適化する「クラウドAI高画質テクノロジー」

 

さらに、コントラスト性能と階調性を向上させた新開発の有機ELパネルを採用し、65型/55型においては、高輝度・高コントラストを実現する自社開発の「高放熱インナープレート」を採用することで、よりあざやかでメリハリのある映像を再現します。

↑新たに採用された「高放熱インナープレート」(65型/55型のみ)

 

このほか、超解像処理により地デジ放送を精細な画質で再現する「地デジAIビューティPRO」や、ネット動画もなめらかに再生する「ネット動画ビューティPRO」、視聴環境やコンテンツに応じて画質を調整する「おまかせAIピクチャー」、動きの速いシーンでの残像を抑制する「インパルスモーションモード」(ゲームモード時)など、様々な高画質化機能を備えています。

↑「ネット動画ビューティPRO」のイメージ

 

オーディオ面では、48型以外のモデルにおいて、実用最大出力合計142Wのマルチアンプによりメインスピーカー、トップツイーター、重低音バズーカなど合計10個のスピーカーを駆動する「レグザパワーオーディオX-PRO」を採用。さらに、77型では大容量バスレフ型重低音バズーカをスタンド部に2基内蔵しています。48型は実用最大出力合計72Wのマルチアンプシステムで、パッシブラジエーター方式のスピーカーBOXにダブルフルレンジスピーカーとハードドームツィーターを配置しています。

↑「レグザパワーオーディオX-PRO」

 

また、20W+20W(6Ω)の外部スピーカー専用高効率デジタルアンプを搭載しており、スピーカーを追加することで簡単にホームシアターオーディオ環境を作ることができます。

 

地上デジタル放送を最大6チャンネル録画できる「タイムシフトマシン」機能にも対応。AI学習によりユーザーの見たい映像コンテンツを見つけて楽しめる「みるコレ」など、様々な機能により自由に地デジ番組を視聴できます。

↑タイムシフトマシン機能で録画した番組をジャンルやキーワードで探せる「ざんまいスマートアクセス」

 

付属のリモコンは、6つのネット動画サービス専用ボタンを搭載。ワンタッチですばやく各種ネット動画アプリを立ち上げることができます。

 

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