東芝映像ソリューションは、「REGZA(レグザ)」ブランドより、ネット動画視聴やゲームプレイなどのプライベートユースに適した液晶テレビ「レグザ V34」シリーズ3機種を9月18日から発売します。
ラインナップは、フルHD解像度(1920×1080ドット)の40型「40V34」と、HD解像度(1366×768ドット)の32型「32V34」、24型「24V34」の3機種で、実売予想価格は40型が6万3000円前後、32型が4万8000円前後、24型が3万6000円前後(いずれも税抜)。
コロナ禍で中小型テレビのニーズが急増
この数年間、前年比80~90%で推移していた中小型テレビ市場が、ステイホームによるプライベートニーズの高まりにより急激に拡大。視聴傾向としては、YouTubeやAmazon Prime Video、Netflixなどのネット動画の利用率が上昇しており、同社の調べによると、5月時点のテレビでのネット動画視聴時間は1日約1時間30分で、昨年12月と比較し177%伸長しているそう。
そのようなニーズに対応するため、同社ではネット動画やゲームプレイを快適に楽しめるプライベートユース向けの液晶テレビをを開発。低価格な中小型の非4Kモデルをラインナップに追加し、2台目・3台目需要を狙います。
ネット動画やゲームが快適に楽しめる
V34シリーズは、地デジ放送に加えてネット動画まで高画質化し、快適なクイックレスポンスを実現する新開発映像処理エンジン「レグザエンジン Power Drive」を搭載。豊富なネット動画配信サービスに対応するほか、6つのサービスに瞬時にアクセスできる「ネット動画ダイレクトボタン」も備えています。
【対応するネット動画配信サービス】
Netflix、Amazon Prime Video、YouTube、dTV、ABEMA、Hulu、TSUTAYA TV、DMM.com、U-NEXT、DAZN 、Paravi、スカパー!オンデマンド、Rakuten TV
また、ゲームプレイ時に映像表示の遅延を抑える「瞬速ゲームモード」を搭載。表示遅延0.83msという、業界トップクラスの高速表示を実現しています。
画質面では、「レグザエンジン Power Drive」が高度にダイナミックガンマ制御を行い、高コントラストな画質と36色軸カラーイメージコントロールによる自然な色合いを再現。視聴環境に合わせて輝度や精細感を自動調整する「おまかせオートピクチャー」や、地デジのノイズを抑えて高精細に再現する「地デジビューティHD」、ネット動画を高画質化する「ネット動画ビューティHD」などの機能を搭載。テレビ放送もネット動画もノイズの少ないクリアな画質で楽しむことができます。
音質面では、バスレフ型ボックススピーカーシステムとデジタルサウンドプロセッサーで、明瞭な音質と自然な音像定位のリアルな高音質を実現する「レグザパワーオーディオHD」を搭載しています。
また、録画機能に強いレグザらしく、「おすすめドラマ」「ゴルフ」「話題の番組」などお気に入りのジャンルを登録しておくだけで、録画予約しなくても自動録画してくれる「おまかせ録画」など、録画機能も充実しています(録画には別売のUSB HDDが必要)。地デジ/BS/CS放送のチューナーは各2基備えており、番組を視聴しながら裏番組の録画も可能です。
これまでの、4K/8Kの高精細な大画面でテレビ放送やBD/DVDなどのコンテンツを視聴する、という方向性とは異なり、ネット動画やゲームを楽しむことに主眼を置いたコンセプトが新しい東芝レグザ「V34シリーズ」は、テレビの可能性を広げる“ニューノーマル時代のテレビ”として注目を集めそうです。
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