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イヤホン
2021/6/10 7:00

進化したソニーの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」はここがすごい

ソニーは、完全ワイヤレスイヤホンのハイエンドモデル「WF-1000XM4」を6月25日に発売します。カラーはブラックとプラチナシルバーの2色。実売予想価格は3万3000円前後です。

↑WF-1000XM4(ブラック)

 

↑WF-1000XM4(プラチナシルバー)

 

WF-1000XM4は、「WF-1000X」シリーズの4代目となるモデル。2019年に発売された前モデル「WF-1000XM3」と比較すると、デザインから中身までフルリニューアルされています。

 

まず目を惹くのが、充電ケースおよびイヤホンのサイズが大幅に小さくなったこと。充電ケースはバッテリーを小型化したことで前モデル比で約40%コンパクトに。イヤホンも約10%小さくなっています。ケースが自立できるようになったのも地味にうれしいポイントです。

↑左が前モデルWF-1000XM3の充電ケース。約40%コンパクトに

 

↑上から見るとこんな感じ。M4はケースが自立します

 

また、イヤホンのデザインもこれまでのWF-1000X~1000XM3まで3代続いたデザインから大きく変わり、丸みのあるデザインになっています。これにより、装着時に正面から見たときの耳からの出っ張りを抑え、よりスマートに装着できるとのこと。

↑WF-1000XM4のイヤホン

 

↑手前が前モデルM3のイヤホン。形状が大きく変わっているのがわかります

 

従来デザインでは、耳に接触する3点で支える「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー」という構造を採用していましたが、1000XM4では接触面積を増やして面で支える「エルゴノミック・サーフェス・デザイン」を新たに採用しています。

 

さすがソニーのハイエンドと唸るノイキャン&音質

WF-1000Xシリーズといえば、ソニーが誇るノイズキャンセリング機能が特徴ですが、1000XM4ではもちろんその効果が強化されています。新たに「統合プロセッサーV1」を採用したことで、より高速なノイズ処理が可能となり、特に高音域でのノイキャン性能が向上しているとのこと。

 

↑統合プロセッサーV1

 

この「統合プロセッサーV1」は音声信号の処理やBluetooth信号の処理も行っており、より省電力で安定したワイヤレス接続の実現にも寄与しています。

 

また、1000XM4の大きなトピックとして、同社の完全ワイヤレスイヤホンとしては初めて、高音質ワイヤレスコーデック「LDAC」に対応しました。これにより、ハイレゾ音源などの高品質な音源データをハイレゾ相当のクオリティで楽しむことができます。

 

また、MP3などの圧縮音源もハイレゾ相当に補完する独自の高音質化技術「DSEE Extreme」も備えているので、音楽ストリーミングサービスやネット動画の音なども高音質で楽しめます。

 

Editor’s Eye

発売前に前モデルWF-1000XM3と並べてその性能を試させて頂いたところ、ノイズキャンセリング性能が大きく進化していることが実感できました。ノイズ環境として、「飛行機の機内」と「カフェのような賑やかな場所」の騒音を再現した空間で試しましたが、特にカフェ環境では人の声や食器のカチャカチャ鳴る音がかなり抑えられていると感じました。

また、イヤーピースが新たにフォームタイプのものに変わったことで、パッシブな遮音性が高まっていることもノイキャン効果の向上に寄与しています。ノイキャン完全ワイヤレスの決定版といっても過言ではない高い消音性能でしょう。

音質についても、LDAC接続時には情報量の多さが感じられ、ハイレゾ音源を再生すると「ああ、ハイレゾの音だ」と一聴してわかるほどの違いを感じることができました。いまではワイヤレス製品がコモディティ化して、低価格のモデルでもかなり音質がこなれてきましたが、それらとは一線を画す音のよさで、さすがソニーのハイエンドモデルだな、と納得のいく音質に仕上がっています。

完全ワイヤレスイヤホンでも音にこだわりたい、という方にぜひ試して頂きたいですね。

 

需要の高いマイク機能も強化

また、近年ではオンライン会議などの需要の増加に伴い、ワイヤレスイヤホンのマイク機能を利用することが増えていますが、WF-1000XM4では、4つのマイクとセンサーを駆使した「高精度ボイスピックアップテクノロジー」により、自分の発した声をしっかり拾ってクリアな通話を実現しています。

 

さらに、先行するワイヤレスヘッドホンWH-1000XM4で搭載された「スピーク・トゥ・チャット」機能も備わっており、自分の声を判別して自動で音楽を一時停止し外音取り込みモードに変えるので、イヤホンをつけたまま自然な会話が可能です。

 

連続再生時間はイヤホンのみで最大約8時間、充電ケース併用で最大約24時間。急速充電に対応し、約5分の充電で約60分使用できます。充電端子はUSB Type-C。Qi規格のワイヤレス充電にも対応しています(充電ケースのみ)。BluetoothコーデックはSBC/AAC/LDACをサポート。

 

パッケージは環境に配慮し、竹、さとうきび、市場で回収したリサイクル紙を由来とするソニー独自開発のオリジナルブレンドマテリアルを使用。ソニーから発売するヘッドホンのパッケージとして初めてプラスチックを全廃した包装を実現しています。

↑プラスチックフリーのパッケージを採用

 

ソニーらしい先進の機能性と、LDAC対応による高音質なサウンドを兼ね備えた、まさにハイエンドな完全ワイヤレスイヤホンは、2021年の注目モデルになること間違いなし! ぜひソニーストアやお近くの店頭で試してみて下さい。

 

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