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2016/10/22 17:00

「レスラーの耳にも合う」「音質は別世界」新日本のYOSHI-HASHIがカスタムイヤホン体験に感激!

GetNavi web×新日本プロレス コラボ連載 YOSHI-HASHI VS earphone

オーディオに詳しくなりたいYOSHI-HASHI選手が自分にピッタリのイヤホンを選ぶ!

新日本プロレスのレスラー、YOSHI-HASHI選手が、イヤホン専門店のe☆イヤホンでお気に入りを探すのが本企画。最終回となる今回は、誰もが憧れるカスタムIEM(イン・イヤー・モニター)の世界をYOSHI-HASHI選手に体験してもらおう。

 

【PROFILE】

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YOSHI-HASHI(ヨシ=ハシ)

少年時代からレスリングのキャリアを積み、アニマル浜口トレーニングジムでプロレスの基礎を学ぶ。07年2月の入門テストに合格し、新日本プロレスへ入門。08年7月、内藤哲也戦で念願のデビューを果たした。その後は、Jr.ヘビー級戦線に身を投じ、09年12月の大阪大会で、IWGP Jr.タッグ王座に初挑戦。2010年5月、「BEST OF THE SUPER Jr.XVII」に初エントリー。大ベテランのAKIRAから白星をあげた。「SUPER Jr.」最終戦で無期限のメキシコ遠征を表明。1年半に及ぶ海外遠征を経てヘビー級へ転向し、12年1月4日東京ドームで凱旋。髪を金髪に染め、YOSHI-HASHI の名で新日本プロレスのヒールユニット“CHAOS(ケイオス)”に入り、本格始動した。新必殺技は「カルマ」。天然キャラとしても知られ、「CHAOSの癒し系」と称されることも。

YOSHI-HASHI 選手のTwitterはコチラ

 

【ご協力頂いたお店】

e☆イヤホン秋葉原店

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国内外のあらゆる種類のイヤホン、ヘッドホンを扱う日本最大級の専門店。中古品も充実しているほか、アンプ・プレイヤーも豊富に用意している。断線ケーブルの修理やヘッドホンのカスタマイズにも対応。
住所:東京都千代田区外神田4-6-7 カンダエイトビル4F

 

耳型を取って世界にひとつだけのイヤホンを作るカスタムIEM

今回紹介するカスタムIEMとは、もともとアーティストやバックバンドのメンバーが、ステージ上で音楽を聴き取るためのモニターイヤホンのこと。ユーザーごとに耳型を取り、その型に合わせて製作されるオーダーメイドのカスタム品だ。その性能の優秀さから、一般のヘッドホンユーザーの間でも話題となり、多くのメーカーからカスタムIEMが一般にも発売されるようになった。

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e☆イヤホンでも、カスタムIEMの販売を開始しており、耳型取りなどを含め、オーダーからカスタムまで、トータルで面倒をみてくれる。カスタムIEMのショップは、前回までの売り場とは違って、同じビルの1Fにある。こちらはカスタムIEM専門で、取り扱うブランドも、アルティメット・イヤーズやJH AUDIO、CTMなどの海外ブランドから、FitEARやONKYOといった国内ブランドまで幅広く扱っている。扱うブランドが多いため、一度取った耳型で、さまざまなブランドのモデルの製作も行えるのがメリット。何度も耳型を取る必要がないので便利だ。

 

YOSHI-HASHI選手にカスタムIEMに対する印象を聞いてみると、「耳型を取って、自分にぴったりと合うボディを作るイヤホンですよね。自分専用のカスタム品ということで気になってはいますね」とのこと。

 

カスタムイヤホンの印象は「ちょっと別の世界」

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まずは、カスタムIEMのブランド、CTMでカスタムIEMの世界を体験してもうことにした。カスタムIEMというと、耳型を採取してボディとなるハウジングを自分専用の形にすることがよく知られるが、それだけではなく、使用するユニットの種類も多彩。ボディの色やデザイン、装飾まで自由にカスタムできる。まさに自分だけのイヤホンを作ることができるのだ。

 

CTMでは、標準的なモデルとして、2ドライバーから5ドライバー(音を出すユニットの数のこと。数が多いほどより緻密な音が再生できる)を用意。これらの試聴用モデルを聴いてもらった。

 

ーー2ドライバーのCT200(参考価格6万5900円)から、最上位モデルのCT6E(参考価格15万6900円)まで一通り聴いてもらいましたが、いかがでしたか?

 

YOSHI-HASHI 一見するとどのモデルも同じように見えるのですが、内蔵するドライバーの数が増えるごとに、音がリアルに、鳴り方がどんどん本格的になってきますね。CT500やCT6Eは別格の素晴らしさで、音が正確というか、目の前に本物の演奏があるようなリアルな印象になります。イヤホンと同じようなものかと思っていましたが、この感覚はちょっと別の世界という感じですね。

↑YOSHI-HASHI選手が気に入ったCT500(左)とCT6E(右)
↑YOSHI-HASHI選手が気に入ったCT500(左)とCT6E(右)

 

検診で耳の状態をチェックしいよいよ耳型採取へ!

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では、いよいよYOSHI-HASHI選手にカスタムIEMの耳型採取を実際に体験してもらうことにしよう。耳型採取は、カスタムIEMの製作では必須の作業だ。まずは軽く手順を説明された後に、耳の穴の中を検診。耳の中に傷があった場合や、耳の形状によっては耳型採取ができない場合もあるので、きちんとした検診が必要だという。

 

検診の結果、YOSHI-HASHI選手は厳しいトレーニングの結果、外耳が変形していることが判明。また、一度鼓膜を破ったこともあったそうだが、現在、鼓膜はきれいに治っていたそうだ。

↑耳の中の様子をモニターで確認
↑耳の中の様子をモニターで確認

 

いよいよ、耳の型採取を行う。最初に白いスチロールのブロックがYOSHI-HASHI選手に手渡され、これを前歯で挟むと、骨格の関係で耳の穴が開くのだそうだ。

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次いで耳の中に入れるのは、歯科医が歯の型を作るときにも使われるレジンと呼ばれる樹脂。最初は柔らかいが、素早く硬化するため耳の型が取れるという。このレジンを注射器のような器具に入れ、耳の穴に注入。耳の中だけでなく、耳の外側までレジンを盛っていき、耳穴の複雑な形状をしっかりとトレースする。

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待つこと5分で型どりは完了。耳穴の形はちょっとグロテスク。この微妙な形状は人それぞれ異なっており、この形状を元にしてカスタムIEMのボディが製作されるわけだ。

 

ーー耳型の採取はいかがでしたか?

 

YOSHI-HASHI 耳に注入したレジンは粘土よりも柔らかい感じですね。注入したときは耳の中に入ってくる感じや圧迫される感じがありました。奥まで入ったら取り出せなくなりそうで心配になりましたが、そこまで奥には入らないようです(笑)。硬化まではあっという間で、これで終わり? というくらいあっけなかったですよ。耳の中はレジンが冷たいとか、逆に熱くて困ったということもありません。時間もかからないし、これだけの手間で自分専用のイヤホンが作れるならば、うれしいですよね。

 

カスタムイヤホンには独自の世界がある

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ーー実際のカスタムIEMの製作ではこれから耳型を元にボディを作るので、もう少し時間がかかりますが、今回はここまで。いままで見てきて、カスタムIEMにはどんな印象を受けましたか?

 

YOSHI-HASHI イヤホン探しの回でもお話しましたが、僕らプロレスラーは激しいトレーニングや試合で耳は変形してしまうことが多いです。なので、イヤホンはボディのサイズや形状によって装着しづらいことがよくあります。音はいいのに、耳に合わずに泣く泣く諦めることもありますから、こうしたカスタムIEMはプロレスラーや格闘技の選手には最適ですね。

 

音も正確というか、生の音がそのまま聞こえてくるようなリアルさがあって驚きました。一般的なイヤホンでも良いものはたくさんありましたが、カスタムIEMにはそれとは違った独自の音の世界がある。ぜひ一度は体験してみるべきだと思いますね。

 

イヤホンの世界は想像以上に奥が深かった!

↑本連載で試したモデルを前に、改めて感想を語るYOSHI-HASHI選手
↑本連載で試したモデルを前に、改めて感想を語るYOSHI-HASHI選手

 

ーー今回、いろいろなタイプのモデルをお試しいただきましたが、ディープなイヤホン、ヘッドホンの世界はどうだったでしょうか?

 

YOSHI-HASHI とても楽しかったです! イヤホンはもともと好きでしたから、今回は楽しみにして来ましたが、想像以上に奥の深い世界で感心しました。たくさんの人が夢中になる気持ちもよくわかりますね。音楽を聴くのが大好きで、音楽の世界や自分の世界に入り込みたいという人は、専門店で探してみると、さらに世界が広がると思います!

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今回、YOSHI-HASHI選手と「トレーニングに使いたいイヤホン」「プライベートで手軽に使えるイヤホン」「移動中に使いたいヘッドホン」「カスタムイヤホン」と4つのカテゴリを探してきたが、音楽を愛する読者なら、このいずれかに課題を抱えていることもあるはず。今回の企画を参考にして最良のモデルを選び、充実した音楽ライフを送ってほしい。

 

さて、次回の新日本プロレスとのコラボ企画は、CHAOSのスター、オカダ・カズチカ選手が次世代カーの筆頭、トヨタMIRAIをお試し。こちらもお楽しみに!

 

【大会情報】

WRESTLE KINGDOM 11
[レッスル キングダム 11]
2017/01/04(水)@東京ドーム
プロレス界最大のビッグイベント、通称イッテンヨンこと東京ドーム大会が開催決定! 年に一度の闘い詣に日本中からファンが集結する。

※最新情報は新日本プロレス オフィシャルサイト

 

撮影/石上 彰(gami写真事務所)