近年、ビジネスにとって必須の概念と言われているのが「マーケティング」だ。簡単に言えば、商品を大量かつ効率的に売るための販売戦略のこと。
言葉だけ見ていると、企業ならばどこでも行っているようなことに思えるが、このマーケティングがうまくいかなければ、どんなにいい製品、いいサービスも売れない。そんな時代なのだ。
マーケティングを知るにはまず用語から
もちろんそれは企業だけではない。僕のようなフリーライターにも必要なこと。ただ依頼を待ち、原稿を書いて納品しているだけでは、仕事が増えていかない。
SNSなどをうまく使い、自分の仕事などを知ってもらうことで、出版社やWebメディアなどから声がかかるということもあるし、自著や自分の書いた記事などを宣伝するといったことも必要になる。
それらをうまくやっているフリーライターも多いのだが、僕はあまり積極的にマーケティング活動をやっていない。SNSは使ってこそいるけれど、ほぼ仕事とは関係ない感じになっている。
もっと売れるライターになるには、マーケティングが必要だ。そう思ったが、そもそもマーケティングの基礎みたいなものがよくわかっていない。そこで『図解 マーケティング思考が驚くほど身につく本』(安原智樹・著/学研プラス・刊)を読んでみた。
すると、そこにはマーケティング用語がずらり。仕事でも目にしたり耳にしたりする用語があるのだが、ほんとうに意味がわかっているかというと、そうでもない。
同書には巻末に「知っていると一目置かれる! マーケティング用語30」という用語集が付いている。ここから、基本と思われるマーケティング用語をピックアップしてみた。みなさんはどれくらい知っているだろうか?