本・書籍
2018/6/15 23:00

イエティは焼肉パーティーで捕獲しろ。UMAハンターの必読本――『ムー公式 実践・超不思議生物捕獲マニュアル』

人類に不可能はありません。第二次世界大戦のときに沈没した「戦艦武蔵」を、大富豪ポール・アレンのチームが発見・撮影したのは2015年のことです。世界中の人々をアッと驚かせました。

 

水深1000メートルで眠っていた沈没戦艦を見つけられるならば、UMAを捕まえることだって出来るはず。『ムー公式 実践・超不思議生物捕獲マニュアル』(こざきゆう・編著、石原まこちん・絵、今泉忠明・監修/学研プラス・刊)は、めくるめく「未知との遭遇」を手助けしてくれるUMA図鑑です。

 

 

ユニークな捕獲方法

イエティの正体が、火を使いはじめた北京原人以降の異人類であれば、焼き肉の匂いを魅力的に感じるでしょう。焼き肉パーティーなどをしていれば、そのにおいにつられて、接近してくる可能性はじゅうぶんあります。

(『ムー公式 実践・超不思議生物捕獲マニュアル』から引用)

 

イエティは、いわゆる「雪男」です。獣人タイプのUMAであり、ヒマラヤの山岳地帯でよく目撃されています。白クマのような外見かと思いきや、じつは「赤褐色」や「黒褐色」の体毛をそなえているそうです。『少年アシベ』に登場するイエティは白いので……新種かもしれません。

 

大型と中型のイエティは、ヤギの肉を好みます。おとなしい性格なので、人を襲ったという報告はありません。ちなみに、小型のイエティは「草食」なので穀物を好みます。焼きたてのパンを用意すれば、匂いにつられて姿をあらわすかもしれません。

 

 

ハイテクノロジーによる捕獲方法

スカイフィッシュの飛行速度は、時速80〜150キロと計測された例があります。これまで数々のビデオ撮影が行われ、その姿を記録していますが、ここはハイスピードカメラでの撮影がオススメです。

(『ムー公式 実践・超不思議生物捕獲マニュアル』から引用)

 

スカイフィッシュは、その名のとおり「空飛ぶ魚」のようなUMAです。棒状のカラダに「ヒレ」や「飛膜」のようなものを備えています。UFOを撮影するつもりのビデオに「偶然」映り込んでいたことから、その存在が明らかになりました。

 

イギリスやオーストラリアで目撃されているUMA「エイリアン・ビッグ・キャット」は、テレポーテーション(瞬間移動)します。アメリカには、影のような生命体である「シャドー・ピープル」というUMAが存在します。どちらも捕獲は難しく、せめて撮影するためには「動体検知式のセンサーカメラ」を用意すべきです。

 

ところで、ミステリアスな生命体のことを指す「UMA」という呼称は、日本人が考案したものです。知っていましたか?

  1. 1
  2. 2
全文表示