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2020/1/22 21:30

冷え性解消や未病対策として、お灸生活はじめませんか?

健康のために何かしていることがありますか? と聞かれたら、たくさんありますが(笑)、人に教えると「やってみよう!」と言われるのがお灸です。

 

お灸と聞くと、熱そうとか臭そうとかお金もかかりそうなイメージがあると思いますが、実は手軽で気持ちいいのですー! 私は、耳にあてられる温灸器を使ったお灸と、台座灸(だいざきゅう)というシールでペトっとツボの位置に直接据えられるものを使っています。

 

効果があるか? というと5分の温灸で元気りんりん! みたいなことはないのですが(笑)、風邪を引きにくくなったり、冷え性が緩和されたりとなんとなく良くなっているような気がしています。

 

今回は『おうちでお灸』(佐藤 宏子・著/山と溪谷社・刊)より、「お灸って何?」というところから、寒いこの季節に抑えておきたいツボをお伝えします!

 

お灸の元祖は石器時代!?

お灸は、漢方や鍼灸と同じ東洋医学に入ります。西洋医学はピンポイントで悪いところを治療していきますが、東洋医学は体のバランスを整えようという考え方のため、「なんとなく具合が悪いなー」とか「なんか調子出ないなー」という時には、東洋医学の考え方を参考にするといい感じに体を整えることができるのです。私は西洋・東洋どちらも上手に活用しながら、上手に自分の体を知っていく努力をしている最中です(笑)。

 

そんなお灸の始まりは、20万年前の石器時代にまで遡るんだとか! 石で局部を温めていたらしいです。気持ちよかったのかなーとか思いますよね! その後、中国でもぐさ(よもぎを乾燥させて作ったもの)のお灸が浸透し、現在まで至っています。ちなみに、日本に伝来してきたのは飛鳥時代! 大昔から親しまれていたんですね。

 

お灸の日本伝来は、6世紀から7世紀にかけての飛鳥時代。遣隋使らによって仏教とともに中国医学の一つとして伝えられたと言われています。

(『おうちでお灸』より引用)

 

伝来してから長い時間、貴族たちを中心に使われていましたが、江戸時代になると庶民でもお灸が使えるようになり、『奥の細道』でおなじみの松尾芭蕉も「もも引の破れをつづり、笠の緒付かえて、三里に灸すゆるより、松島の月先心にかかりて」なんて語っているんです。

 

足の万能ツボとも言われている「足三里(あしさんり)」という膝下のスネあたりにお灸をすると、足の疲れをとるのはもちろん、イライラを緩和してくれたり、お遍路さんを巡る人に無料のお灸お接待として足三里にお灸をしてくれるところもあるそうです。

 

お灸をすることによって、血液中の白血球が増えて、血流がよくなり、体の廻りがよくなるという効果があるとのことで、早速この季節におすすめのお灸法をお伝えします。

 

 

まずは自分の体質を知ろう!

お灸に関してお伝えする前に、今の自分がどういう体質で、どこが調子悪いかはきちんと把握できているでしょうか。「なんとなく全体的にだるい〜」という方が多く、自分の体質をわかっていないのではないでしょうか。『おうちでお灸』では、自分がどんな体質なのかをチェックできる体質チェックシートがついています。まずは自分の体質の癖を把握して、よくする場所を探しましょう!

 

体質は、気・血・水の過不足や停滞によって、「気虚」「気滞」「血虚」「瘀血」「水毒」の5タイプに分けることができます。気虚は先天の元気不足や飲食物の摂取不足などで後天の元気が補充されない状態、気滞は気の巡りが悪い状態、血虚は血の生成不足や消耗過多による状態、瘀血は血の巡りが悪い状態、水毒は水の不足や停滞といった水分代謝のトラブルがある状態をいいます。

(『おうちでお灸』より引用)

 

ちなみに34歳の私は、「気滞」タイプでした。気の巡りをよくする場所にお灸をすれば、体調のバランスが整うということです。日々体調は変わるので、今の自分はどんなタイプかな? とチェックしていくのがおすすめ。日々、自分の体と向き合いながら、健康を維持していきたいですね!

 

 

「風邪っぽいな〜」と思ったら?

風邪ひきそう…と思ったらあなたはどうしますか?  引きはじめによくある「なんだかだるいな〜」という時には、首にある大椎(だいつい)というツボにお灸をしてみるのもおすすめです。

 

引き始めによく効くのが、「大椎」「風門」「身柱」「合谷」です。特に特効ツボの大椎は、お灸で温めると即効性が期待できます。

(『おうちでお灸』より引用)

 

大椎の場所は、頭を前に傾けた時に、首の付け根がピコっと飛び出るのですが、その第一胸椎のすぐ上のツボです。ひとりでお灸をするのはちょっと大変な場所ではありますが、お灸を購入するときにやり方を教えてもらって使うようにしましょう。髪の長い方などが引火してしまったら大変なので!

 

扱い方が不安だな〜という方は、購入した薬局で聞くのもおすすめですが、銀座にある「せんねん灸」のお店ではお灸教室も開催しているそうなので入門として行ってみるのもおすすめです。

 

『おうちでお灸』には他にも、イライラを抑えてくれるツボや、花粉症やアレルギーに有効なツボ、目の疲れ、便秘などあなたの「なんとなくつらい〜」の未病対策をしてくれるものがたくさん掲載されています。毎日の健康管理のひとつに「お灸」を始めてみませんか? 思っていたより手軽で、安くて、気持ちいいので続けられると思いますよ!

 

【書籍紹介】

 

おうちでお灸

著者:佐藤 宏子
発行:山と溪谷社

病気を防ぎ、いつも健康でいるために、日々の暮らしに「お灸」を! お灸を、自宅で簡単に行うためのハウツーと、日常に起こりがちな不快症状に効くツボを分かりやすく解説。お灸とツボがよくわかる待望の本!!

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