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2020/4/7 21:45

宇宙葬は意外と安い!? 竜巻レベルの指標は「藤田スケール」? 地球と宇宙にまつわる雑学がおもしろい

地球や宇宙に関する謎というのは、数限りなくあります。科学の進歩により解明されてきたことも多くありますが、大半は謎のまま。しかし、その謎をああでもない、こうでもないと想像するのも楽しいものです。

 

大人も眠れないほど面白い宇宙の雑学2 ~4.2光年先の人類移住先の惑星とは?!』(木下好則・著/ごきげんビジネス出版・刊)は、「宇宙の星雲、惑星など、ワクワクする楽しみ方」というブログの内容をまとめたものの第2弾。いわゆる「天文オタク」である著者が、宇宙や地球にまつわる雑学を解説している書籍です。

 

その中から興味深い雑学をいくつかご紹介します。

 

宇宙葬の料金は意外とリーズナブル

最近は、お墓を持たない人も増えてきており、海に散骨をしたり、墓石の代わりに木を植える樹木葬などを選ぶ人もいます。さまざまなお葬式がありますが、そのなかでも壮大なスケールなのが「宇宙葬」です。

 

これは、ロケットに故人の遺灰を載せて宇宙まで運んでいくというもの。内容だけ聞くとかなり高価そうですが、実はそうでもないようです。

 

金額は28万5千円から250万円と様々です。格安プランは地球の周回軌道にのせて数ヶ月から数年後に大気圏に再突入します。他には250万円のプランだと月面に散骨したり、そのまま地球の周回軌道から離れて宇宙の果てまで飛行し続けるプランもあります。

(『大人も眠れないほど面白い宇宙の雑学2 ~4.2光年先の人類移住先の惑星とは?!』より引用)

 

新しくお墓を建てるには、土地代と墓石代合わせて100万〜150万円というのがだいたいの相場。それに比べると、宇宙葬は意外とリーズナブルなようです。

 

ただし、デメリットも。多くの遺灰をまとめて人工衛星に載せる必要があるため、打ち上げ日時を指定できないとのこと。また、宇宙葬専用の人工衛星が打ち上げられるわけではなく、他のプロジェクトに相乗りさせてもらうのが一般的なようです。

 

ただ、死後に宇宙に還ると思うと、宇宙葬もいいんじゃないかと思えてきますね。

 

 

竜巻のレベルの指標

海外などでよくニュースになる「竜巻」。実は発生のメカニズムは解明されていないそう。発生条件としては、上空に冷たい空気が入り込んで発達した積乱雲が発生していること。上空と地表の温度差により猛烈な上昇気流が生まれ、何らかの理由により回転が加わることで竜巻となるのです。

 

その竜巻には強弱のレベルがあります。その指標は「藤田スケール」といいます。

 

このレベルには「藤田スケール」と呼ばれる指標が使われ、F0〜F6間(原文ママ)での6段階に分けられています。

(『大人も眠れないほど面白い宇宙の雑学2 ~4.2光年先の人類移住先の惑星とは?!』より引用)

 

書籍内ではF6までとありますが、実際にはF0〜F5までの6段階。テレビアンテナなどの弱い構造物が倒れるレベルがF0、住宅が跡形もなく吹き飛ばされ立木の皮が剥ぎ取られてしまうレベルがF5となっています。

 

なぜ「藤田」と呼ばれているのか? それは、シカゴ大学の藤田哲也博士によって考案されたから。気象庁のHPには以下のような説明がありました。

 

竜巻などの激しい突風をもたらす現象は水平規模が小さく、既存の風速計から風速の実測値を得ることは困難です。このため、1971年にシカゴ大学の藤田哲也博士により、竜巻やダウンバーストなどの突風により発生した被害の状況から風速を大まかに推定する藤田スケール(Fスケール)が考案されました。

 

日本では竜巻はあまり発生しませんが、テレビで海外での竜巻の模様を伝えていることがあります。次回からそのようなニュースを見たら「あれは藤田スケールF2くらいかな?」なんて思うかもしれませんね。

 

 

宇宙はたった5%しか謎が解明されていない

本書の「はじめに」に、以下のような記述があります。

 

宇宙全体で解明されているのは、まだたったの5%だけ。

(『大人も眠れないほど面白い宇宙の雑学2 ~4.2光年先の人類移住先の惑星とは?!』より引用)

 

自分たちが住んでいる地球も含め、宇宙全体というのはまだまだ謎だらけ。ということは、もしかしたら地球以外にも生物がいる可能性だって、まだまだあるわけです。

 

宇宙については、おそらく人類がどんなに頑張っても、100%解明することはできないでしょう。その前に、太陽の寿命が尽きてしまうかもしれませんしね。

 

果てしない宇宙に興味を持つ、いいきっかけになる書籍。大人だけではなくお子さんが読んでも楽しめる1冊。ご家族で読んでみてはいかがでしょうか。

 

 

【書籍紹介】

大人も眠れないほど面白い宇宙の雑学2 ~4.2光年先の人類移住先の惑星とは?!

著者:木下好則
発行:ごきげんビジネス出版

宇宙の雑学、待望の第2弾! 知れば知るほど興味を抱き、次々とわいてくる宇宙への疑問。それだけ宇宙がとんでもなく広くて謎の多すぎる世界ということ。本書は身近な地球のネタから物理法則が成立しないブラックホールネタなど、解明されているようで解明されていない自然の原理や、知っているようで実は分かっていなかった宇宙の雑学を、最新の情報や注目の話題を1冊にまとめました。入門レベルであった第1弾からちょっと内容もレベルアップしています!

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