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2020/5/21 21:45

尻職人のグラビアイドルに学ぶ、今日からできるセルフプロデュース術

あなたは「個性」について考えたことはありますか? 個性と聞くと、独創的で他人には真似できないような特技を持っていたり、奇抜な雰囲気を出さなければいけないと思っている人もいるかもしれませんが、本当にそうでしょうか? じっくり考えてみると、人間にはそこまで強い個性はいらないんじゃないか? と思うのです。

 

尻職人としても人気のグラビアアイドル倉持由香さんの仕事論が詰まった『グラビアアイドルの仕事論』(倉持由香・著/講談社・刊)には、自分の個性の活かし方、見つけ方が丁寧にたっぷりと掲載されていました。今回は、「個性」に悩むあなたに、尻職人直伝のセルフプロデュース術をお伝えしていきたいと思います。

 

尻職人とは?

グラビアアイドルで尻職人と聞けば、「お尻が売りな子なんだなー」と想像できるかと思いますが、すぐにお尻を売り出したわけではありませんでした。倉持さんは、女体に心惹かれた幼少期を過ごし、そこからグラビアアイドルになる! と決めて、まっすぐにグラビアアイドルを目指してきた方。仕事を始めたころは、ネットカフェに泊まったりしながら「いつか雑誌の表紙を飾る!」と夢見ながら、Twitterで自撮り写真をアップし続けていました。

 

そんなある日、なじみのカメラマンさんから「大きなお尻を武器にしたほうがいいよ!」とアドバイスされたことがきっかけで尻職人が爆誕! さらに、「#グラドル自撮り部」を立ち上げて、SNSを盛り上げたり、様々なプロデュース業もされ、なんと今は、マンションを購入し、プロゲーマーのふ〜どさんと2019年11月に結婚! コツコツと努力を重ねて幸せをひとつずつゲットされた方なのです。

 

 

私自身、『グラビアアイドルの仕事論』を読むまでは、正直「グラビアアイドルでしょ?」という感じで、いい体を武器にした私とは異世界の人だから……と距離を置いていたのですが、気がついたらTwitterをフォローし、過去の投稿をむさぼり、むちゃくちゃファンになってしまったのです。

 

とにかくひとつひとつの投稿もしっかり考え抜かれているし、いい意味で「あざとい」! 今となれば大活躍の倉持さんですが、ここにたどり着くまでには、どうやって活躍したらいいのか悩む時期もあったんだとか。

 

当時、目立っていたのは童顔巨乳の最高峰である篠崎 愛ちゃんでした。愛ちゃんが頂点に君臨していて、たくさんのグラビアアイドルたちが、頂上を目指そうと繁忙期の富士山のようにひしめき合っています。その間に大手事務所のグラドルは、八合目までヘリコプターでピューっと飛んできたり、馬にのってさっそうと追い抜いていったりします。かたや私は樹海をさまよっているようなもので、先が詰まっている富士山を登っても頂上を目指せる自信もなく、悶々とした日々の中でようやくたどり着いたのが「尻職人」という別の山を築くことでした。

「鯛の尾より鰯の頭」ということわざがあるように、競合相手のいないニッチな山を作ったほうが目立つと思ったのです。

(『グラビアアイドルの仕事術』より引用)

 

たくさんの競合がいる中で、自分の「個性」を引き出すためには、低くてもいいから競合が少ない部分でテッペンをとる! という心意気は本当かっこいいですよね。グラビアアイドルはもちろん、自分の仕事にも置き換えて考えられるので、悩んでいる方に読んでもらいたいです。

 

「個性がわからない」そんな人はどうしたら?

とは言っても、「別の山が何になるかは私にはわからないよ」なんて声も聞こえてきますね。そんなうまくセルフプロデュースができないと悩んだ時の対処方法も倉持さんが紹介してくれています。

 

個性というと「自分には何もない」とおじけづいてしまう人もいますが、結論からいえばとにかく何でもいいのです。自分が普段やっていることでも、好きなものでも、他の人がやっていないものであれば全てが武器になる可能性があります。どうしても見つからなければ、整理する意味でも好きなことや特技をノートに書き出してみるのがいいかもしれません。飛び込もうと決めたら、後は一途に頑張り続けるのみ。

(『グラビアアイドルの仕事術』より引用)

 

これだけでなく、倉持さんは初めて取り組むお仕事(ゲームや競馬など)の場合、それぞれのジャンルについてまとめたノートも作っているそうです。本書の中では、「ニトリイズム」と表現していますが、受けた仕事を『お値段以上』と思わせることで、一度のお仕事だけでなく、次にも繋がる武器に磨いていく……。私はこれだけですからと留めずに自らをどんどんプロデュースして、仕事を広げていける部分は、グラビアアイドルだけではなくすべての仕事に通じる精神だな、と感じました。

 

嘆くことや、愚痴を言うことなら簡単にできるけど、「この状況を自分でなんとかできないか?」とか「目標に近づくためにはどうしたらいいか?」と常に考え続ける姿勢、そしてそれを実行していくことは私たち社会人にも必要な部分だと読みながら姿勢を正される感覚になりました。

 

最近はテレワークや、今までと違った環境で働かざるを得ない人もたくさんいらっしゃると思いますが、自分をどう仕事で活躍させることができるか、こんな時だからこそ尻職人で大成功している倉持さんにヒントをもらうのが良いのではないか? と思うのです。約1年ほど前に発売された書籍ではありますが、今読み返すことで気がつくことがたくさんあると思います。性別問わず、おすすめです!

 

 

【書籍紹介】

グラビアアイドルの仕事論

著者:倉持由香
発行:星海社

「尻職人」倉持由香が伝授する最新の自己プロデュース術にして仕事論! グラビアアイドルという職業に、みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。「可愛くて胸さえ大きければ水着姿を見せるだけでお金を稼げるんだから“楽”だよな」と思っている方もいるかもしれませんが、現実はめちゃくちゃ厳しいのです! 芸能界では地位が低く見られがちな私たちの仕事で“稼げる”人は、ほんのひと握り。雑誌のグラビア、テレビの一席を巡り、熾烈な競争が繰り広げられるグラビアアイドルの世界を生き残るには打算的な“戦略”が必要でした。本書では、お尻の自画撮りをSNSに拡散し、「#グラドル自画撮り部」を立ち上げグラドル界をサヴァイヴしてきた私が編み出した、SNSによる自己プロデュース術と仕事論をお届けします。

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