おしゃれなデザインでお皿としてそのまま使えると話題の「耐熱ガラス容器」。余った食材を保存する容器として使っている方が多いかも知れませんが、なんと電子レンジやオーブン、さらに容器のまま冷凍までできちゃうんです!
今回は、保存容器だけに使うのはもったいない! 調理・保存・器にもなる耐熱ガラス容器をフル活用できる『耐熱ガラス容器で毎日ラクチンレシピ』(阪下千恵・著/ワン・パブリッシング・刊)をご紹介します。
作る・食べる・片づけるまで1つでできる「ノンストップ料理」
作り置きしたおかずを保存するだけでなく、調理にも使えるのが耐熱ガラス容器の良いところ。
『耐熱ガラス容器で毎日ラクチンレシピ』には、ハンバーグにナポリタンとみんなが喜ぶ定番メニューからスイーツまで、1台で何役も活躍できるレシピが掲載されています。さらにたいのアクアパッツァ、アヒージョとお店で食べるようなレシピまで! 掲載レシピ総数は、65品と豊富にあるので、眺めているだけでも迷ってしまいます。
1時間以上煮込みにかかる「煮豚」をサクッと作ってみた!
スーパーの特売でもよく見かける「塊肉」。これで煮豚を作ったら美味しいよなぁ〜と思いつつ、鍋で煮込む時間、しょうゆで汚れてしまう鍋とガス台を想像すると躊躇してしまいます(笑)。
しかし、耐熱ガラス容器があれば、ほぼ放っておくだけで美味しい煮豚ができてしまいます。今回は「iwaki 耐熱ガラス容器(1.2L)」を使用しました。
材料(作りやすい分量)
豚肩ロースかたまり肉……300〜350g
A しょうゆ……大さじ5
酒……大さじ1
砂糖……大さじ1
おろしにんにく……小さじ1/2
顆粒鶏ガラスープの素……小さじ1/2
(『耐熱ガラス容器で毎日ラクチンレシピ』より引用)
とてもシンプルな材料ですが、作り方も簡単!
フォークで10か所ほど穴を開けたお肉を耐熱ガラス容器に入れ、Aの調味料をかけて全体に馴染ませます。その後、レンジで5分、裏返して4分加熱。これでも十分美味しいですが、その容器のまま200℃のオーブントースターへ入れ、それぞれ5分程度温めて、両面に焼き色をつけていきます。
香ばしい匂いがしてきたら、そのまま予熱で30分ほど放置! あっという間に煮豚が完成しました。
これが、めちゃくちゃ美味しいです! ほぼレンジ&トースターの中なので、火加減を見なくていいですし、何より器ひとつでできちゃうのが最高! 保存もそのままできちゃうので、こぼれ出ているしょうゆをサッと拭いてそのまま冷蔵庫で保管できます。
我が家ではペロリと食べてしまったので、保存容器よりも調理器具として使った感覚でした(笑)。
こんなに焦げているのに、お手入れもラクラク!
煮豚を作って驚いたのが、レンジ&トースターを使ったので、容器にしょうゆが思っていた以上にこびりついていたんですよね。
「これ、落ちるかな?」と軽くお湯で濯いでそのまま、食洗機の中へポン! 翌朝、食洗機の中を見てびっくり〜! これだけこびりついていたしょうゆ汚れがキレイに取れているではないですかー!(お使いの耐熱ガラス容器の使い方もご確認くださいね)
ガラスなのでお手入れもしやすく、繰り返し使えるのは環境にやさしい気がしますよね。
『耐熱ガラス容器で毎日ラクチンレシピ』には、他にも、1合分のもち米から作る鶏ごぼうのレンジおこわ、ガラス容器でおしゃれに見える茶碗蒸しなど和・洋・中問わず、美味しそうなレシピが掲載されています。
レシピと共に耐熱ガラス容器のおすすめ容量も記載されているので、初めての方でも使いやすいレシピ本です。もしお家に、保存用にしか使っていない耐熱ガラス容器があれば、ぜひ活用してみてくださいね♪
【書籍紹介】
耐熱ガラス容器で毎日ラクチンレシピ
著者:阪下千恵
刊行:ワン・パブリッシング
材料入れてチンするだけでおいしく作れる!調理→レンジ、トースター。保存→冷凍、冷蔵。後片づけもカンタン!まるごとOK!