ビジネス
パワポ便利術
2017/3/21 13:00

パワポ資料は箇条書きとスマートアートでスッキリさせるべし! 論点をわかりやすく見せる整理テク

パワーポイントを使ったプレゼンでは、論点を整理してわかりやすくするのに箇条書きが効果的ですね。箇条書き機能を使えば簡単に利用できますが、設定した標準のまま使っていないでしょうか。ひと工夫するだけでポイントが明確になり見やすくできます。先頭の記号やその色、サイズを変えれば印象が際立ってきますし、記号と文字の間隔を広げればレイアウトに余裕が生まれます。今回は、箇条書きの設定について紹介します。

 

箇条書き先頭の記号を変える

箇条書き先頭の記号は、●■◆などから選択します。好みの記号や画像を使うことも可能です。

005-01
↑箇条書きにしたい段落を選択します

 

005-02
↑「ホーム」タブ → 「箇条書き」の「▼」ボタンをクリックし、メニューから記号を選択します。ここでは、「箇条書きと段落番号」を選択します

 

「箇条書きと段落番号」画面が表示されます。

005-03
↑「ユーザー設定」ボタンをクリックします

 

「記号と特殊文字」画面が表示されます。

005-04
↑記号を選択し、「OK」ボタンをクリックします

 

記号が選択され、元の画面に戻ります。「OK」ボタンをクリックすると、箇条書きが設定されます。

005-05

 

記号の色、サイズを変える

記号の色は、選択されているテーマに合わせて自動で設定されます。色を変える際は、「箇条書きと段落番号」画面で設定します。サイズも変更できます。

005-06
↑箇条書きの段落を選択し、「ホーム」タブ → 「箇条書き」の「▼」ボタン → 「箇条書きと段落番号」をクリックして、「箇条書きと段落番号」画面の「色」の「▼」ボタンをクリックし、色を選択します。「サイズ」で記号のサイズを調整します。縮小すれば、シマリのあるレイアウトに変わります。最後に「OK」ボタンをクリックします

 

元の画面に戻るので、「OK」ボタンをクリックします。記号の色が変わります。

005-07

 

記号と文字の間隔を調整する

記号と文字の間隔を調整するには、「段落」画面を開きます。2行目以降の先頭を1行目と揃えるには、「テキストの前」と「ぶら下がりの幅」を同じ数字にします。

005-08
↑箇条書きの段落を選択し、「ホーム」タブ → 「段落」をクリックします

 

「段落」画面が表示されます。

005-09
↑「テキストの前」に間隔を入力します。記号によって適切な間隔は異なりますが、1.0前後で調整してみましょう。「最初の行」の「ぶら下がり」右の「幅」に同じ数字を入力します。最後に「OK」ボタンをクリックします

 

記号と文字の間隔が調整されます。

005-10

 

記号を番号に変える

箇条書きの記号を番号に変えるには、段落番号から選択します。

005-11
↑箇条書きの段落を選択し、「ホーム」タブ → 「段落番号」の「▼」ボタンをクリックし、番号を選択します

 

箇条書きの記号が番号に変わります。

005-12

 

スマートアートに変える

箇条書きをスマートアートに変える場合は、「SmartArtに変換」からスタイルを選択します。

005-13
↑箇条書きの段落を選択し、「ホーム」タブ → 「SmartArtに変換」ボタンをクリックし、メニューからスタイルを選択します

 

箇条書きがスマートアートに変わります。

005-14
↑スマートアートのスタイルによっては、画像を挿入できるものがあります

 

箇条書きを見やすくするワザは、いかがでしょうか。プレゼンでは箇条書きをよく使いますので、設定方法をマスターして利用してみましょう。箇条書きは3つにまとめるのがポイントです。多くても5つ以内に抑え、内容を整理しましょう。