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エクセル時短術
2017/6/1 20:15

【エクセル】ファイル共有時は「PDFデータ」に変換すべし!作成者名などがダダ漏れになるリスクを回避しよう

エクセルファイルには、数式や非表示データ、作成者名など、あまり他人に見られたくはない情報が含まれています。特にエクセルファイルを外部に資料として提出する場合は、セキュリティの観点からも気をつかいますよね。そんなときは、エクセルファイルをPDFデータに変換しましょう。今回は、PDFデータへの変換方法を解説します(エクセル2016/2013対応)。

 

エクセルファイルをPDFデータに変換する

エクセルファイルをPDFデータに変換するには、エクスポート機能を使います。「名前を付けて保存」画面で「ファイルの種類」欄から「PDF」を選択してもかまいません。

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↑「ファイル」タブをクリックし、「エクスポート」 → 「PDF/XPSの作成」をクリックします

 

「PDFまたはXPS形式で発行」画面が表示されます。

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↑「オプション」ボタンをクリックします

 

「オプション」画面が表示されます。

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↑「ドキュメントのプロパティ」のチェックを外し、「OK」ボタンをクリックします。ドキュメントのプロパティとは、作成者名などの情報です

 

元の画面に戻るので、ファイル名を確認し、「発行」ボタンをクリックします。PDFファイルが作成されます。ただPDFとして保存するだけでなく、「ドキュメントのプロパティ」を含めずに保存することがポイントです。

 

なお、PDFファイルを印刷用データに使う場合は、PDFファイル内に使用フォントを埋め込む必要があります。「オプション」画面で「ISO 19005-1に準拠(PDF/A)」にチェックを入れれば、印刷用データになるので、あわせて覚えておきましょう。