【立ち食いそば】始めは薄味…? でも一口ごとにウマくなる! 不思議なつゆで「駅遠」も多くの常連に愛される「会津そば」

京成本線堀切菖蒲園駅から川の手通りを北に10分ほど歩くと、右手に味のある黄色い看板が見えてくる。創業23年の立ち食い店、「会津そば」だ。

葛飾エリアのドライバーに愛される絶品つゆの路麺店

そばはやや細めのゆで麺。ほどよい弾力が食べていて心地いい。つゆは宗田、さば節、かつお節で毎朝だしを取り、自家製のかえしと合わせる。関東風の甘辛つゆでありながらやさしい甘みで、最初はやや薄味にも感じるが、食べているうちにどんどんおいしくなる。実際、つゆを最後まで飲み干す人もかなり多いのだそうだ。

天ぷらはかき揚げ天、春菊天、いか天など5種類。一日中頻繁に揚げており、タイミングが合えば揚げたてにぶつかる。揚げ油にごま油を使っていて香りがよく、食感も軽い。

駅からはかなり離れた同店だが、うれしいことに24時間営業で、1日に200〜300人を集客。タクシー運転手や配送業者、職人さんが多く、また常連さんの割合も高い。なかには20年来通っている人もいるという。

地元にしっかりと根を張った「会津そば」もまた、立ち食い好きなら一度は訪れたい名店だ。

会津そば

住所：東京都葛飾区堀切7-3-1

営業時間：24時間（月〜土）＊休日前は22:00まで営業休日明けは5:00から営業

定休日：日、祝日

（※こちらの記事は発売中のムック「立ち食いそば名店100 首都圏編最新版」から抜粋したものです）

そのほかのお店を知りたい方はコチラをチェック！

■ムック「立ち食いそば名店100 首都圏編最新版」

定価：本体740円＋税
発売日：2017年3月11日（土）
判型：A4／80ページ
電子版：あり（同時配信）　発行所：（株）学研プラス