グルメ
立ち食いそば
2018/4/3 21:15

【立ち食いそば】麺はまるで「ミルフィーユ」!? もり、ひやがけの真髄が味わえる秋葉原の名店

立ち食い激戦区の秋葉原にあって「あきば」は、そばへのこだわりがトップクラスだ。麺には信州・戸隠の上質のそば粉を使用。これを機械でこねたあと、ミシュランひとつ星店で修行後に手打ちそばの店を経営していたご主人が、さらに手ごねで仕上げる。これにより生地の間に空気が入って「ミルフィーユ」状態になり、味わいが増すのだ。

 

こだわりが詰まった麺は風味もコシも群を抜く!

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↑「冷やかけあきばそば」(560円)は、そばの風味とのどごし、鮮烈なだしの香りに驚かされる

 

そんな手間をかけたそばは、色白でやや太め。角がしっかり立った麺をひと口食べると清涼なそばの香りが広がり、また驚くほどのコシを感じる。

 

そんな同店の〝売れ筋〟は、かけそばより、そばの風味をストレートに味わえるもりやひやがけだ。特に夏だけでなく秋冬も人気なのが冷やしあきばそばで、きゅうり、揚げ玉、わかめ、温玉などをトッピング。キリッと辛口のつゆはだしの風味が豊潤で、しかも雑味がない。また同店自慢のそば粉を使った「十割そば」は、1日5食限定でなかなか食べることができない〝幻の逸品メニュー〟だ。

 

2012年創業の同店には、地元のビジネスマンのほか、遠方からそば好きも多数訪れる。店主は一見頑固そうだが、話を聞くとなんとも気さく。「あきば」はガラス張りの明るい店内で、気取らずに絶品そばが味わえる貴重な店である。
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あきば
東京都台東区台東1-10-3 第95新井ビル1F
営業時間:6:30~15:00(麺がなくなり次第終了/月.土)
定休日:日、祝日

 

【その他のお店を知りたい方はコチラ!】
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立ち食いそば名鑑120 首都圏編
定価:本体690円+税
発売日:2017年12月7日
発行所:(株)学研プラス