中野駅周辺は再開発が進み、街の様子が変化した。だが、「田舎そば かさい」は、昔と変わらぬ場所で元気に営業している。創業して約40年、中野のみならず、総武・中央線沿線の住人にもファンは多い。
約40年場所を変えずにおいしいそばを元気に提供
「田舎そば」と銘打つように、そばはかなり太めのゆで麺。つゆはかつお、さばの荒削り節で取っただしを使い、色も味も濃いめでやや甘い。そばをすすると、モチモチ食感の麺が濃厚なうまみのつゆを引き連れてくる。まさに「喰らう」といった力強い食べ応えだ。トッピングはかき揚げ、いか天、あじ天など少数精鋭。特にいか天が人気で、初めて目にすると、丼から完全にはみ出すほどの大きさに圧倒される。
また同店は、薬味におろししょうがを使う点がユニーク。これが太麺とつゆによく合うため、常連客はセルフでスプーン山盛りのしょうがを入れるのだ。
田舎そば かさい
住所:東京都中野区中野5-63-3
営業時間:7:00~22:00(月~金)、7:00~19:00(土、祝日)
定休日:日
【その他のお店を知りたい方はコチラ!】
立ち食いそば名鑑120 首都圏編
定価:本体690円+税
発売日:2017年12月7日
発行所:(株)学研プラス