日本の伝統料理や国民食、またはトレンドフードなどを様々な国の人に試してもらう企画が本連載です。今回は、雪見だいふくにあずきバー、ガリガリ君など国民的なアイスを食べ比べてもらいました。
【試してくれた人】
アメリカ:オースティン・ジョンソンさん カルピスアイスバーが好き。冷凍庫に常備しています。
韓国:キム・アラさん チョコのアイスが好物。特にピノは毎日食べるほど。
フランス:アレズキ・ベルシフさん アイスは1週間に2回程度。ハーゲンダッツが好き。
【エントリーNo.1】
丸永製菓
あいすまんじゅう
140円
1963年誕生。濃厚な味で、国際的品評会「モンドセレクション」金賞の常連です。
【5点満点で評価】
オースティンさん:3.5/5.0
キムさん:5.0/5.0
アレズキさん:4.8/5.0
→total=13.3/15.0
「この濃厚さで140円はスゴイ! でも、僕には重くクリーミーすぎて食べきれないかも」(オースティンさん)
「信じられないぐらいの完成度! 甘く、柔らかくて天国にいるみたいなおいしさです」(キムさん)
【エントリーNo.2】
井村屋
あずきバー 85ml
108円
1973年誕生。独自の製法で炊いた十勝産あずきを使った、あずきアイスの金字塔です。
【5点満点で評価】
オースティンさん:3.8/5.0
キムさん:4.8/5.0
アレズキさん:4.5/5.0
→total=13.1/15.0
「日本らしい、すばらしいアイスだね。おいしいけど、僕はもっと柔らかいほうがいいな」(オースティンさん)
「硬いけど、食べると慣れてくるね。甘さはちょうどいいし、想像以上のおいしさだよ」(アレズキさん)
【エントリーNo.3】
赤城乳業
ガリガリ君 ソーダ(棒)
75円
1981年誕生。多彩な味がありますが、国民的アイスキャンディの原点の味はこれです。
【5点満点で評価】
オースティンさん:4.8/5.0
キムさん:4.0/5.0
アレズキさん:4.2/5.0
→total=13.0/15.0
「外側のアイスと、なかの氷のメリハリがすばらしい。フレーバーもおいしいし、幸せ!」(オースティンさん)
「おいしいけど、この量を冬にずっと食べていると飽きそう。夏ならもっと高得点かも」(キムさん)
【エントリーNo.4】
ロッテ
雪見だいふく
140円
1981年誕生。バニラアイスをやわらかい餅で包んだ、唯一無二の餅アイスです。
【5点満点で評価】
オースティンさん:4.5/5.0
キムさん:4.0/5.0
アレズキさん:4.0/5.0
→total=12.5/15.0
「韓国にも雪見だいふくはあるけど、緑色で味も違うわ。私は日本のほうが濃くて好き!」(キムさん)
「アイスの甘さやバニラの香りは最高さ。外も中身も、もっと柔らかければ満点だね」(アレズキさん)
【今回の一番人気!】濃厚で贅沢な味が決め手?金賞のおいしさは流石だった
あいすまんじゅうは、今回のなかで最も濃厚リッチな味わい。品評会で認められている世界的な味は、ここでも盤石でした。歴史が長いのも納得です。
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文/中山秀明 イラスト/マガポン 撮影/我妻慶一