コストコのベーカリーといえば、たっぷり入ったディナーロールやアメリカンサイズのベーグルが定番ですよね。今回、そのボリューム感はそのままに新作「クイニーアマン」が発売されました。こちらはフランス・ブルターニュ地方の伝統的な菓子で、クイニーは菓子、アマンはバターという意味をもつそうです。食べてみるとこれがクセになるおいしさ! 詳細にレポートしていきましょう。
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期待を裏切らない圧倒的なボリューム!
コストコならではの大きな容器に9個のクイニーアマンがギッシリ。ちなみに、本来はひっくり返した形でパッケージされており、生地のうずまきが見えている側は裏となります。ただ、ひっくり返したほうがおいしそうなため、今回はこの状態で撮らせていただきました。
なお、クイニーアマンは日本で何度か注目された洋菓子のひとつ。最初は、90年代後半にベルギーワッフルのネクストトレンドとして。そして2015年から、コンビニを中心に2度目のブレイクが起きています。今回コストコから新登場したのには、そんな背景があるのかもしれません。
ちなみに価格は1298円なので、ひとつ約144円。コンビニで売られているプライズゾーンが120~150円程度なので、同等の価格設定でしょうか。とはいえ、コンビニはセントラルキッチンでの製造ですが、コストコの場合は店内で焼き上げるため出来たて。製造工程を含めて比較すると、コストコのほうがおトクかもしれません。
パンチのあるおいしさで満足感も十分
寸法もしてみました。直径は約9cm、生地の厚さは約3cm、そして重さは76g。他店のクイニーアマンがないので比較はできませんが、手のひらにのせてみると男性である筆者の手から少しはみ出るサイズでした。
そしていよいよ実食。クイニーアマンの特徴は、生地と生地の間にバターを仕込んで重ねる、クロワッサンのようなデニッシュ系の製法。さらに砂糖などを使って甘く仕上げるのですが、サクサクっとしたクロワッサンよりもより豊かな、ザクザクっとした食感です。
また、焦がすように焼き上げるキャラメリゼによって、クレームブリュレの表面のようにほろ苦い甘味があるのも特徴。砂糖とバターが高温の熱で溶けることによって、コーティングされたような生地になるのが、冒頭で「ひっくり返す~」と説明した表側ですね。
味はやはり濃厚でリッチ。本場フランスのものは上品なテイストも感じますが、アメリカ生まれのコストコメイドはどちらかといえばよりパンチのあるおいしさで、ひとつで十分な満足感があります。なお、筆者はノンシュガーのカフェオレを用意しましたが、無糖のコーヒーやお茶系のドリンクがあったほうがより楽しめるかもしれません。
少し長めにレンチンするとバターが溶けて神のウマさになる!
そのままでも十分においしいのですが、絶対試すべきなのがレンチン。トースターだと焦げやすいので、電子レンジのほうがオススメです。温めることによって生地に閉じ込められていたバターが覚醒し、砂糖と再融合。焼きたてのような甘くまろやかな風味を生み出すのです。
またコストコあるあるですが、賞味期限内に食べきるのは大家族でないとけっこう大変。そのため、余った分は冷凍させるのがベターです。その点においても、レンチンは多くの人が利用するはず。
ちなみに、バターを眠りから目覚めさせるためには、人肌程度に温めるのではダメです。600wのレンジなら1分~1分20秒程度、上記の写真のように生地の表面で油分がブクブクするぐらいが理想です。
油が生地を揚げる効果も作用して、よりザクザクになるというメリットも(やりすぎると固くなるので注意)。さらに、油と砂糖が溶け出すことで、少しヘルシーになるのも魅力です。ぜひ、いや絶対にお試しいただきたい。とにかく次にコストコに買い物に行く際は、クイニーアマンのGetをお忘れなく!
※価格は変動の可能性があります