グルメ
2019/8/26 18:30

魚惣菜&中華&スイーツのPBフードがスゴい! ファミマ・ローソンから6品を厳選セレクト

ハイクオリティなフードが揃うPB(プライベートブランド)。ここでは魚惣菜や中華料理、スイーツなどクオリティの高い商品をピックアップしました。

●店舗・数量限定商品は時期により販売が終了していることがあります

 

家庭で調理しづらい料理にPB惣菜の真価がある

PBフードで注目すべきは、冷凍食品だけではありません。チルド系にも躍進しているジャンルがあり、その筆頭が魚惣菜です。

 

「魚は栄養価に優れていますが、下処理や調理がやや面倒という欠点があります。小さな子どもやお年寄りには、骨もネックになるでしょう。そこで調理済みの魚惣菜に注目が集まったのです。これは、昨年大ヒットしたサバ缶にも当てはまりますね」(渡辺さん)

 

魚惣菜のように、家庭で作ると手間がかかる料理にPB惣菜の真価があると渡辺さん。確かにコンビニのレジ横の揚げ物はその好例でしょう。同じ理由で、チルドの中華惣菜も人気だといいます。

 

「おいしい中華には野菜の油通し(軽く素揚げすること)が欠かせませんが、家でそれをやるのは大変。それに、家庭用コンロは火力にも限界があります。その点PBは工場で調理するので、中華料理店のような大鍋料理ができるんです。また、シビれ料理がトレンドになるなど、消費者が香辛料や強い酸味に慣れてきている点も重要なポイントです。よって、本格的な味の開発に力が入り、それが消費者に受け入れられているんです。今後も魚と中華は注目ですよ!」

 

<魚惣菜>

ジャンル別にみると、特にアツいのはチルドの魚惣菜です。自宅で作るとなると手間のかかる魚料理が手軽に味わえると好評。ヘルシーなのはもちろん、味付けのバリエーションが豊富で、選ぶ楽しみもあります。

 

【魚惣菜その1】骨まで柔らかく煮込み身の中心部まで味わい深い

ローソンセレクト

いわしの生姜煮

238円

脂がのった国産真いわしを、しょうがとともにしょうゆベースで味付けし、風味豊かに仕上げた一品。じっくりと煮込むことで、味が身の中心部までしっかり染み込んでいます。骨まで柔らかいから食べやすいです。

 

【魚惣菜その2】熟成と2段階の焼き工程でしっとりさせつつ香ばしい

ファミリーマート

銀鮭の塩焼き

298円

柔らかい銀鮭を使用し、ひと晩寝かせる熟成工程でうまみをアップ。これを、細かく温度調整できる焼魚専用オーブンで低温加熱してしっとりと、最後に高温でしっかりと焼き上げふっくら香ばしく仕上げています。

 

【いま、魚がアツい理由】

魚料理は、骨取りなどの処理が必要、魚焼きグリルを洗うのが面倒といった点で、調理に手間がかかると思われがち。そこで重宝されるのが、調理済みで後片付けも楽な惣菜です。トレー入りで、レンチン後そのまま食卓に出せるのも◎。主婦だけでなく、魚好きな高齢者層からもウケています。

 

【CHECK!】まだある注目の最新チルド惣菜

<チルド惣菜ー中華料理店の味>   

チルド惣菜のなかで、魚料理と同様に見逃せないのが中華料理です。特にコンビニ中華の進化はめざましく、年々専門店の味に近づいているという声も多い。その背景にはコンビニならではの理由がありました。

 

コンビニ中華がうまい理由

中華料理をおいしく作るには、大きい鍋と強い火力が欠かせません。その点、数万単位の店舗数を誇るコンビニは調理工場も大きく、ダイナミックな調理が可能。だからうまいのです。

 

【中華その1】食べ応え抜群の豚肉と香り高くコク深いソースが絶品!

ファミリーマート

お母さん食堂プレミアム 香りとコクの黒酢入り酢豚

398円

「鎮江香醋」という中国で定番の酢のほか、国産黒酢、中国しょうゆ、黒みりんを加えた香りとコクのあるソースが決め手。豚肩ロース肉は大ぶりで、食べ応えがあってうまいです。

 

【中華その2】大えびのプリプリ感と隠し味のリッチな風味で絶品!

ファミリーマート お母さん食堂プレミアム

大きな海老の海老チリソース

398円

ソースは刻んだ長ねぎ、しょうが、にんにくでコクを出し、XO醤と豆板醤で辛味と香りをプラス。隠し味にオマールえびエキスを加え、リッチな風味と大えびのプリプリ食感が味わえる贅沢な一品です。

 

<本場顔負けスイーツ>

今年上半期におけるコンビニ最大のヒット作、ローソンの「バスチー」に代表されるように、昨今のコンビニスイーツは、本場や専門店顔負けの味と評価されることが多いです。その高いクオリティとコスパの秘密に迫ります。

 

品質向上とイメージアップでコンビニスイーツが大躍進!

コンビニのスイーツが年々おいしく進化している理由について渡辺さんは、時代を追うごとにコンビニの影響力が増している点が大きいと分析します。

 

「コンビニエンスという名の通り便利なコンビニは、店舗数を増やし、業績も伸ばしてきました。商品を大量に作るので、より良い素材を安価で仕入れられ、結果的にハイレベルな味が作れるように。クオリティの高い商品を出すことで、コンビニスイーツ全般のイメージがアップ。それにより、最近では老舗や高級店、一流の職人ともコラボできるようになりました。ローソン以外ではファミマの限定シリーズ『ケンズカフェ東京』が話題になりましたね。もし復活したら、ぜひご賞味を!」(渡辺さん)

 

【スイーツその1】累計1億4000万杯以上の人気シリーズがさらに進化

ファミリーマート

チョコレートフラッペ(左)290円チーズケーキフラッペ(右)330円

2014年に登場し毎年新味を展開。シリーズ累計販売数は1億4000万杯以上になる。新作は3種のチーズを使ったNYチーズケーキ風と、チョコチップを昨年比の2倍配合したチョコ味など。

 

【スイーツその2】濃厚&滑らかな食感に焦がしカラメルが香る

ローソン

バスチー ‐バスク風チーズケーキ‐

215円

発売3日で100万個を売り上げ、名作「プレミアムロールケーキ」を抜くメガヒットに。クリームチーズと牛乳、北海道産生クリームの濃厚かつ滑らかな味と焦がしカラメルがおいしさの秘訣です。