グルメ
立ち食いそば
2016/6/20 11:55

【昼は立ち食いそば】麺の鮮度が違う! 押し出し式製麺機使用の「蕨本店 生そば製麺処 蕎麦樹」

立ち食いそば店の食べ歩きが趣味で、立ち食いそばムックも執筆したことがあるライター、平島憲一郎さんが気になるお店をレポートするコーナー。今回は、埼玉県・蕨の「蕨本店 生そば製麺処 蕎麦樹」を紹介します。同店は、十割そば専門店として知られた「山形屋」が前身。山形屋で修行を積んだ現店主がその技術と設備を受け継ぎ、2015年8月に「蕎麦樹」としてオープンしました。

 

製粉から製麺も自らこなし鮮度にこだわったそばを提供

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↑蕨駅の西口ロータリーに面した位置に店を構える。店頭では丼物や天ぷらのテイクアウトも可能だ

 

↑製麺には押し出し式製麺機を使用。上部に麺玉を入れ、圧力をかけて麺を押し出す。出てきた麺はそのまま下の釜でゆでるので、麺が空気に触れる時間が少なく香りのロスも少ない
↑製麺には押し出し式製麺機を使用。上部に麺玉を入れ、圧力をかけて麺を押し出す。出てきた麺はそのまま下の釜でゆでるので、麺が空気に触れる時間が少なく香りのロスも少ない

 

そばは石臼挽きにしたそば粉を使い、それを店内の押し出し式製麺機で製麺し、直ちにゆで上げる。冷水で締めたそばはモッチリした食感が魅力でほどよいコシがあり、何よりそばの香りが鮮烈。鼻から抜ける前に口の中ですでに香りが感じられる。また、量は並盛りで300gとボリューム満点だ。

↑鴨汁せいろそば(780円)。冷そばと温つゆの組み合わせがよく、つけ汁の鴨肉も絶品だ
↑鴨汁せいろそば(780円)。冷そばと温つゆの組み合わせがよく、つけ汁の鴨肉も絶品だ

 

オススメはそばの香りを堪能できる「もりそば」だが、奮発して「鴨汁せいろそば」を試すのもいい。そばつゆに鴨肉とねぎを加えてひと煮立ちさせたつけ汁は、つゆと鴨の脂が一体化してうまみが濃い。これに芳醇なそばが出合うと、たまらないうまさだ。

↑かまたまそば&肉丼セット(900円)。濃いめの特製だしつゆで食べるかまたまそばは、女性でもぺろりといける
↑かまたまそば&肉丼セット(900円)。濃いめの特製だしつゆで食べるかまたまそばは、女性でもぺろりといける

 

同店は平日昼はそば好きのビジネスマン、土曜・祝日は家族連れで賑わう。女性客も最近増えてきているそうだ。夜は天ぷらを肴に酒を飲み、締めに絶品そばを楽しむ客も多い。

↑2階にはカウンター席とテーブル席を用意。夜はここでゆっくり酒を楽しんでもOK
↑2階にはカウンター席とテーブル席を用意。夜はここでゆっくり酒を楽しんでもOK

 

新鮮なそばのぜいたくな味をいつでも楽しめるとは、蕨の住人が羨ましい限りだ。