今回は、缶チューハイ市場で人気の高アルコール系で王者に君臨する「-196℃ストロングゼロ」の製品を、味わいとともに紹介します。
●本稿制作時点(2019年10月中旬)で未発売だった〈まるごと白ぶどう〉、〈トリプルピーチ〉、〈トリプルグレープ〉の味わいはチェック対象外
安く酔えるだけじゃない! こだわりの味が人気の秘密
酒離れが叫ばれて久しいですが、缶チューハイなどのRTD(※1)市場は、酒類のなかでも元気なカテゴリのひとつ。特に高アルコールの缶チューハイはシェアを伸ばしています。そしてその筆頭が、昨年度、同カテゴリで出荷数量ナンバーワンに躍り出た「-196℃ ストロングゼロ」です。
前身の「-196℃」は2005年に誕生。果実をまるごと凍結粉砕して原酒に浸漬する独自製法を開発し、店で飲む生搾りチューハイのような新鮮なうまさを実現しました。09年にアルコール度数の高い「-196℃ ストロングゼロ」が登場。果実味豊かで糖類やプリン体はゼロ、しかも飲み応えは抜群という特徴が、健康志向や高アルコール支持層の心をつかみました。また、甘くないため食事中にも飲みやすく、かつ柑橘以外のフルーツやビター系など味の種類が豊富で選ぶ楽しみもあります。同シリーズの人気の理由は、安く酔えるというコスパの良さだけでなく、何度も飲みたくなるその味にもあるのです。
※1:Ready to drinkの略。缶チューハイや瓶入りカクテルなど、水や炭酸水で割る手間が不要なアルコール飲料
【-196℃ストロングゼロのおいしさの秘密 01】 −196℃製法が産み出す果実感
−196℃製法とは……?
新鮮な果実を-196℃でまるごと瞬間凍結し、パウダー状に粉砕して原酒に浸漬。素材のフレッシュな酸味や甘味、苦味、香りがダイレクトに凝縮され、飲食店で提供されるような搾りたての果実感を楽しめます。
【-196℃ストロングゼロのおいしさの秘密 02】 ガツンとくる飲み応え
強めのアルコールによるパワフルな飲み応えは本シリーズならでは。果実をまるごと漬け込みながらも、甘さは控えめで糖類ゼロ。すっきりとしたキレが、こってりした料理にも合い、食卓をおいしく演出してくれます。
【その1】 “味”にこだわる高アルチューハイ
-196℃ストロングゼロ〈ダブルレモン〉
155円(350mℓ)、210円(500 mℓ)
■アルコール度数:9%
■果汁3%配合
■レモン浸漬酒使用
2009年の誕生からリニューアルを重ね、進化を続ける大定番フレーバー。レモンをまるごと使った浸漬酒の量を増やし、果実感をより高め、さらに食事に合う味わいへブラッシュアップしました。
アップデートを続ける定番の味 定番フレーバー
【その2】 -196℃ ストロングゼロ〈ダブルグレープフルーツ〉
155円(350mℓ)、210円(500 mℓ)
■アルコール度数:9%
■果汁4%配合
■グレープフルーツ浸漬酒使用
グレープフルーツ特有のビターな柑橘フレーバーを存分に楽しめる一本。どっしりとした飲み口や、みずみずしい爽快感がたまりません。
【その3】 -196℃ ストロングゼロ〈ダブルシークヮーサー〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■アルコール度数:9%
■果汁0.2%配合
■シークヮーサー浸漬酒・泡盛使用
シークヮーサーの青々しい清涼感が絶妙。隠し味に泡盛を使用し、ゴーヤチャンプルーやポーク玉子など沖縄料理のお供にぴったりな味です。
【その4】 -196℃ ストロングゼロ〈桃ダブル〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■アルコール度数:9%
■果汁1%配合
■桃浸漬酒使用
桃の柔らかで芳醇な香りを閉じ込めながら、甘さは抑えめで飲み飽きない味。甘くてライトな桃チューハイでは物足りない人にオススメです。
【その5】 -196℃ ストロングゼロ〈ダブル完熟梅〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■アルコール度数:9%
■梅浸漬酒・梅酒使用
完熟した梅の浸漬酒と梅酒をたっぷり使い、フレッシュな酸味と深いジューシー感を両立。炭酸の刺激と相まって、後味は清々しいです。
【その6】 -196℃ ストロングゼロ〈葡萄ダブル〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■アルコール度数:9%
■果汁2.4%配合
■ぶどう浸漬酒使用
濃厚なぶどうの香りが口いっぱいに広がり、上品な果実味に満たされるフレーバー。心地良いフルーティさと重厚な飲み応えが見事に調和します。
【その7】 -196℃ ストロングゼロ〈ビターレモン〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■アルコール度数:9%
■レモン浸漬酒・レモンピール浸漬酒使用
–196℃製法でレモンピールも浸漬酒にし、果実まるごとの浸漬酒と合わせて使用。レモン果皮由来の心地良いほろ苦さを味わえる意欲作です。
【その8】 -196℃ ストロングゼロ〈ビターライム〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■アルコール度数:9%
■ライム浸漬酒・ライムピール浸漬酒使用
〈ビターレモン〉同様に、果皮の浸漬酒とライムまるごとの浸漬酒を使用。ビター感を強調することで落ち着いた味わいに仕上がっています。
【その9】 -196℃ ストロングゼロ〈ビターオレンジ〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■アルコール度数:9%
■オレンジ浸漬酒・オレンジピール浸漬酒使用
オレンジピールのマイルドな苦味が効いた、心地良い味わい。甘味はないが、オレンジ特有のほんのり甘やかな香りが漂い、ほろ苦さのバランスが良い。
【その10】 -196℃ ストロングゼロ〈ビター柚子〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■アルコール度数:9%
■柚子浸漬酒・柚子ピール浸漬酒使用
柚子の果皮由来のほろ苦さがアクセントになった、甘くないすっきりとしたテイスト。みずみずしい酸味や爽快さも備えた大人な味を楽しめます。
【その11】 -196℃ ストロングゼロ〈DRY〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■アルコール度数:9%
■ライム浸漬酒使用
食べ物の脂を流してくれる柑橘ポリフェノールを配合し、シャープなキレを実現。ウオツカやラムなど、厳選した原料酒を絶妙にブレンドしています。
【その12】 -196℃ ストロングゼロ〈瞬感レモン〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■アルコール度数:6%
■果汁3%配合
■レモン浸漬酒使用
レモン感を高めるため、浸漬酒を〈ダブルレモン〉の1.2倍使い、炭酸ガス圧は強め、アルコール度数は抑えめに。飲んだ瞬間、香りと爽快感が広がります。
【その13】 -196℃ ストロングゼロ〈瞬感ライム〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■アルコール度数:6%
■果汁0.5%配合
■ライム浸漬酒使用
果実まるごとの浸漬酒を〈ビターライム〉の1.2倍に増量し、弾けるライム感を楽しめます。炭酸も従来の1.2倍と強めにし、鮮烈な刺激で後口はすっきり。
●2019年秋・限定フレーバー
【その14】 -196℃ ストロングゼロ〈まるごと河内晩柑〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■2019年10月発売
■アルコール度数:9%
■果汁0.5%配合
■河内晩柑浸漬酒使用
和柑橘のひとつである「河内晩柑」を、熊本県産にこだわり使用。滋味深い果実の酸味が広がる洗練された味で、秋によく合います。
【その15】 -196℃ ストロングゼロ〈まるごと白ぶどう〉
155円(350 mℓ)、210円(500㎖)
■2019年10月発売
■アルコール度数:9%
■果汁2%配合
■ぶどう浸漬酒使用
期間限定フレーバーとして毎回好評を博している人気の味が、今年も登場。白ぶどうならではの華やかでエレガントな風味を存分に楽しめます。
【その16】 -196℃ ストロングゼロ〈トリプルピーチ〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■2019年10月発売
■アルコール度数:9%
■果汁1.2%配合
■桃浸漬酒・桃酒使用
桃をまるごと凍結粉砕して仕込んだ浸漬酒と果汁に、桃をそのまま漬け込んだ酒も加えた贅沢な新作。ジューシーな桃の味わいを感じられます。
【その17】 -196℃ ストロングゼロ〈トリプルグレープ〉
155円(350 mℓ)、210円(500 mℓ)
■2019年10月発売
■アルコール度数:9%
■果汁2.4%配合
■葡萄浸漬酒・赤ワイン使用
ぶどうの凍結粉砕浸漬酒と果汁、赤ワインで仕上げたぶどう尽くしの一本。ワインの熟成された果実味が、味に奥行きをプラスしています。