使いやすくて気持ちがアガるバーツール
「まずはとにかく研磨。たとえばバースプーンは、スムーズに使っていただけるよう、なめらかに仕上げています。ヘッドの形に関してお話すると、バースプーンの多くはフォークになっているのですが、刺さると痛いじゃないですか。ですので、まったく別の新機能を盛り込みました。実は先端が氷に引っかかりやすくなっているんです」(横山さん)
「これによってストレインがしやすく、また一本氷(バーテンダーのテクニックでグラスのギチギチに氷をカットする)でも、氷を垂直に引き上げやすくなっているんです」(横山さん)
これらカクテルツールのアイデアはすべて、ブランド名の通り、Erik Lorincz氏とともに共同で開発。さらにバースプーンのトップの形や穴は、両サイドのバランスを均等にするためにも重要な役割を果たしていると言います。
「もちろんルックス面もこだわっています。お酒の道具って、色気が大切だと思うんですよね。専用のグラスを選んでいただくのはもちろん、ステア(混ぜる)する際にもお箸などではなく、バースプーンのほうが気持ちもアガるじゃないですか。これからの家飲みシーンにも贈り物としても、選んでいただけたら嬉しいです」(横山さん)
横山さんに聞けば、ハイボールやサワーはもちろん、ジントニックやモヒートなど炭酸で割るお酒全般にこのセットはオススメとのこと。長いお酒人生、1万2000円でも一生ものと考えれば決して高くないはず。この機会に、いかがでしょう?
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