夏を目前にしたこの季節、気温の上昇に伴いアイスクリームの消費量も増えていきます。この絶好のタイミングで、コンビニ最大手のセブン-イレブンと、店舗数業界2位のローソンが相次いで高級アイスクリームブランド「ハーゲンダッツ」とコラボした限定品を発売し、注目を集めています。
今回は、その両者の限定アイスをゲットナビウェブ編集部で食べ比べ、本当においしいのはどちらの味なのか、勝手に決定しちゃいました!
セブンは和にこだわった「黒蜜きなこアズキ」
セブン-イレブンは、ハーゲンダッツと共同開発した、和の味わいにこだわった「ジャポネ」シリーズ第6弾「黒蜜きなこアズキ」を6月21日に発売。
ハーゲンダッツでは初めてとなる黒蜜ソルベ(シャーベットの仏語)をベースに、きな粉ソースや小豆粒などの和素材を織り込み、本格的な和風甘味の味わいを表現しています。
パッケージは、上質感のある“和の逸品”を表現し、清涼感を感じられる色合い。価格は360円です。
ローソンはラムレーズンの効いた「ニューヨークチーズケーキ」
一方、ローソンは最新のスイーツトレンドを取り入れた「ニューヨークチーズケーキ~ラムレーズン仕立て~」を6月28日より、全国のローソンおよびナチュラルローソンで発売。
濃厚な味わいのニューヨーク風ベイクドチーズケーキ味に、ラム酒にじっくり漬け込んだ芳醇なレーズンと香ばしいバタークッキーを混ぜ込んでいます。チーズは塩味の効いたチェダーチーズを使用。アルコール分0.4%を含んだ大人の味に仕上がっています。価格は294円。
どっちがおいしい?
ゲットナビウェブ編集部では、この2つのハーゲンダッツを購入し、それぞれテイスティングを敢行。編集部4人による投票で、どちらがおいしいのか決定しました。
まずはセブンの「黒蜜きなこアズキ」から。内ブタを開けると、全面に黒蜜のソースがかかっており、時間の経過とともにゆっくり溶け出しなめらかな食感に変化します。
なかは3層に分かれており、最下層には小豆粒がゴロゴロと混ぜ込まれています。
唎酒師・小林のコメント
「底のほうにあるソルベの黒蜜層が甘ーい! 脳天を叩かれるような甘さがクセになりそう。中層の滑らかなクリームが溶けて絡みつくと、シャクシャク&トローリでちょうどいい感じになります。黒蜜独特の香ばしさがしっかり感じられるので、和が好きな人にはたまらないかと」
新人編集部員・浅倉のコメント
「和菓子にこだわりのあるセブンらしい味。黒蜜ソルベときな粉ソースによる絶妙な甘みはインパクトあり!後味もさっぱりしています。緑茶や抹茶が合いそう」
続いてローソンの「ニューヨークチーズケーキ~ラムレーズン仕立て~」を試食。
こちらは塩味の効いた濃厚なチーズアイスに、大人の味わいのラムレーズンを組み合わせ、濃厚なのにさっぱりとした味わい。バタークッキーが食感や味のアクセントになっていて食べ飽きません。
唎酒師・小林のコメント
「ニューヨークの風を感じようとしましたが、ニューヨークに行ったことがなかったことに気づいて断念。ひとくち目に塩味を感じますが、食べ進めると感じなくなります。ラムレーズンが思ったより大きく、風味も強くてかなりの存在感あり。混ぜ込んであるバタークッキーのチップが味、食感とも全体に変化を加えていました。地にチーズケーキ感はありますが、全体としてチーズケーキというより、『ラムレーズンクッキー』という名前のほうがいいんじゃない?という印象です」
新人編集部員・浅倉のコメント
「チーズケーキ味がベースにありながらも、アイスの中に散りばめられたバタークッキーとラムレーズンが食感と味のアクセントに。塩味が強めなので、今流行の熱中症対策になるかも? 後味がしっかりしているので、コーヒーや紅茶にぴったり」
2つの味を食べ終えたところで、好みだった味に投票。ウェブ編集長・山田と小林はローソンのニューヨークチーズケーキを選択。ウェブ担当の一條と浅倉はセブンイレブンの黒蜜きな粉アズキを選びました。和と洋のスイーツ、それぞれのテイストをアイスで表現した結果、味の好みも大きく分かれる結果に。どちらの味が好みなのか、ぜひあなたも食べ比べてみて下さい。
【URL】
ハーゲンダッツジャパン http://www.haagen-dazs.co.jp/