【昼は立ち食いそば】高級店に迫る角立ちの良いそばが人気を博す高田馬場「こばやし」

ink_pen 2016/7/27
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【昼は立ち食いそば】高級店に迫る角立ちの良いそばが人気を博す高田馬場「こばやし」
平島憲一郎
ひらしまけんいちろう
平島憲一郎

掃除機、エアコン、冷蔵庫など生活家電の知識はトップクラス。家電系ライターとして活躍する一方で、立ち食いそばにも精通。都内を中心に100店舗以上を食べ歩いている。

本日は東京・高田馬場の「こばやし」を紹介します。高田馬場駅から神田川を渡り、新目白通りに差しかかる場所にある同店は、つゆの仕込みから揚げまで、丁寧な仕事が評判です。

 

真面目な仕事で高級さながらの上質なそばを提供!

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↑看板はシンプルに「蕎麦」の文字を強調。その潔さに好感がもてる

 

そばは同割のものを仕入れ、注文後にゆで始める。冷水でしっかり締めた細身のそばは、もりそばで注文すると角がしっかり立ち、つやつやと輝いている。鼻から抜ける爽やかなそばの香りが楽しめ、コシも申し分ない。

↑なす、春菊、えのきの「野菜天もりそば」。 なすの甘みと春菊の苦み、えのきのシャキシャ キ感が楽しめる人気メニューだ
↑野菜天もりそば(600円)。なすの甘みと春菊の苦み、えのきのシャキシャキ感が一度に楽しめる人気メニューだ

 

つゆは利尻昆布と宗田節、本かつお節、さば節で取っただしに自家製のかえしを合わせ、キリッとした味わいに。揚げものもすべて注文後に揚げる。食感はもちろんサクサクで、素材の甘みを生かす絶妙な火の通し方である。

↑ カレー南蛮そば(600円)。スパイシーな香りとだしのうまみのバランスが絶妙
↑ カレー南蛮そば(600円)。スパイシーな香りとだしのうまみのバランスが絶妙

 

若き主人はもともと大のそば好き。一流そば店から立ち食いまで複数の店で働き、そば作りや経営ノウハウを独学で学んだ。同店では、そんな主人の熱意が生んだ珠玉のそばが味わえる。

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