Go To Eatキャンペーンが始まり、外食を楽しむ動きも出始めてきました。この機に、贅沢なディナーへ行ったり、Go To Travelキャンペーンの旅先で奮発している人も少なくないでしょう。今回はそういった方々に耳寄りな情報。老舗料亭「なだ万」が、内容もパッションも激アツなフェアを開催しているのです。試食会の様子とともに、その内容をお届けしましょう。
復興支援のため、売り上げの一部を熊本県に寄付
「なだ万」は1830年(天保元年)に大阪で創業。2020年で190周年を迎えた格式高い日本料理店ですが、その理念は“老舗はいつも新しい”。例えば今春にはYouTube公式チャンネルを開設して料理長のレシピ動画を発信するなど、伝統を重んじながら革新的なチャレンジを続けています。
そんな柔軟な発想から開催されているのが、2018年に始まった都道府県別産直フェア。こちらは国内外に日本料理文化のさらなる魅力を発信することを目的としたイベントですが、この11月から提供されている「熊本県フェア 特別コース」は、過去最大級の大型企画となっています。熊本地震や7月豪雨の復興支援のため、売り上げの一部を県に寄付するというのもポイント。
では早速、全国20店舗で展開される、フェアのコースから一部を紹介しましょう。
随所に熊本の素材や郷土料理があしらわれたこのコース。「旬菜」は「水前寺」「葱ぐる」「このしろ」「辛子蓮根」がその対象で、ものによってはマリネしたり、ブリーチーズを使うなど多彩なアプローチが見られるのも特徴です。
お椀は日本料理の主役ともいえる存在で、店のよしあしはこの「だし」で決まるといっても過言ではありません。それもあって、この一杯を具だくさんのご当地汁物仕立てにしているのは注目。味わってみると、繊細かつまろやかな汁の風味がそれぞれの上品な具材と相まって、優しく染み渡るようなおいしさです。
ここで取り上げたいのは、やはりメインの肉。こちらは「なだ万」で初めてあか牛を使用し、豊かな赤身とそのやわらかい肉質をフル活用。やや濃い目の味付けにし、朴葉で香り付けするなど、リッチで立体感のあるおいしさに仕上げています。
百貨店の「なだ万厨房」では熊本応援の弁当を販売
また今回は、「なだ万」の産直フェアでは初となる弁当も登場します。こちらは百貨店などで展開されている「なだ万厨房」全国39店での販売。あか牛香味焼をメインに、熊本が日本一の生産量となるトマトのサラダや、からし蓮根、高菜の油炒めなど盛りだくさんの内容となります。
利用者向けのキャンペーンにも注目。フェアが開催されている全国20店舗のレストランで今回の特別コースを食べた人は、ひとり1枚の専用応募はがきがもらえ、抽選で1万円相当の熊本名産品や「なだ万」の食事券などが当たります。
コースで1万円と聞くとハードルが高いと感じるかもしれませんが、「なだ万」の一般的なコースはよりアッパーなので、1万円は実はリーズナブル。より手軽に楽しむなら弁当という手もあります。熊本に縁がある人はもちろん、この機に高級店の味やサービスを体験してみたいという人は、ぜひ本フェアを利用してみてください。
【SHOP DATA】
赤坂ジパング スーパーダイニング
住所:東京都千代田区永田町2-14-3 赤坂エクセルホテル東急14階
アクセス:東京メトロ銀座線ほか「赤坂見附駅」10番口徒歩1分
営業時間:平日17:00~23:00(フードL.O.21:30、ドリンクL.O.22:30)、土17:00~22:00(フードL.O.20:30、ドリンクL.O.21:30)※2020年9月16日(水)より当面の間、左記時短にて営業
定休日:日祝
※「熊本県フェア 特別コース」は同店含む全国20店舗で11月30日まで開催
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