グルメ
2016/8/9 11:24

いっそ出合わなければ…ローソン「常夏おでん試食会」で知った「夏おでん」のエクスタシー

ローソンさんより面白いご案内をいただきました。その題名は、「あつあつ常夏のおでん試食会開催のお知らせ」。何でも8月9日(火)に全国のローソンでおでんの販売を開始するとのことで、その前日に試食会をするそうです。この時期におでんとは……これはもはや案内ではない、挑戦状だ! というわけで、東京都品川区のローソン本社にお邪魔しました。ちなみにこの日の品川区の最高気温、約33℃……。

 

串おでんを充実させたラインナップ

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汗だくの身でローソン本社に到着。試食会の会場である会議室に向かうと、そこには2つのバットにぎっしり詰まったおでんが待っていました。広報さんによるとイチオシの具は、「串おでん」とのこと。なるほど、確かにバットの一角を串製品が占領しています。そのうち新製品は、「炭火焼鶏ハラミ串」(100円)、「炭火焼鶏ささみ串」(100円)、「鶏と野菜のいなり串」(100円)の3種類。より鶏肉の串おでんを充実させようとの意図が見て取れます。

 

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早速新製品を試食してみました。筆者が気に入ったのは、鶏と野菜のいなり串(100円)です。「枝豆、人参などの野菜とひじきを混ぜ込んだ鶏のつくね串」とのことで、中はフワフワで確かにいなりを思わせる食感。おつゆをたっぷり吸っていてジューシーです。キリッと冷えた冷酒と合わせたいですね。

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↑新製品の鶏と野菜のいなり串

 

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↑新製品の炭火焼鶏ささみ串は、おつまみにぴったりの味。表面が香ばしく焼かれて、しっかり味がついています

 

ビールとの相性バツグンの串を発見!

さらに広報さんが「コレは絶対ビール」というものを教えてくれました。それは「豚カルビ巻串」(100円)。6種の香辛料で濃い目に味付けしたつくねを、豚カルビで巻いた串です。おっしゃる通り、肉のコクとスパイシーな刺激は、絶対にビールに合う! 実際、これを食べるとき、ノンアルコールビールを出して頂きましたが、不覚にもノドを鳴らして飲んでしまいました。やっぱり(ノンアルでしたが)ビールとの相性はバツグンです。これがキンキンに冷えた本物のビールだったら、いったどれほどのエクスタシーが待っているのか……。

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↑豚カルビ巻串は、ノンアルコールビールとの相性がバッチリでした!

 

だしが濃い目でじゃがいもや卵焼きが旨い!

また、ローソンでは、化学調味料を使わない天然だしを使用し、各地域の好みに合わせて9種類のつゆを用意しているとのこと。私が頂いた関東の味には、丸大豆醤油が加えられているとのことで、やや濃い目のお味でした。そのつゆとの相性からか、おいしいと感じたのが「ローソンファームじゃがいも」(103円)です。しっかりした味のつゆがほくほくで甘いじゃがいもに浸透すると、ちょうどよい味加減に。

↑ほくほくのじゃがいも
↑ほくほくのじゃがいも

 

また、「ヨード卵・光 だし巻たまご」(123円)は、甘くやわらかな卵焼きの隙間においしいつゆをたっぷり含んで、やさしいお味に仕上がっていました。同社のおでんのつゆに卵を加えて茶碗蒸しにする人もいると聞きましたが、卵焼きの味から茶碗蒸しも旨いだろうなと、容易に想像できる味でした。

 

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↑おつゆをたっぷり含んだだし巻たまご

 

夏おでん&ビールを想像するだけで身もだえする

試食が始まる前、広報さんが「夏おでん、売れるんですよぉ~」と話してくれたときは、「イヤイヤそんなわけ……」と思っていたのですが、食べてみてよくわかりました。夏おでん、アリです。むしろ暑い中、ハフハフ食べて汗をかき、キンキンビールで流し込む。そのカタルシスたるや、想像しただけで身もだえしますね。明日、帰りにおでんを買って帰るのを楽しみに、今日、明日の仕事を頑張っていこうと思います。……と、ここまで書いて気づきました。筆者の家の近所には、本当にローソンがないんです。こんなことなら、いっそ出合わなければ良かったのに。無念です……。この無念は、私に代わってみなさんが晴らしてください!

↑実は人気3位のしらたき。ちなみに1位は大根で2位はたまご
↑歯ざわりのいいしらたきは、売上3位の人気ダネ。ちなみに1位は大根で2位はたまご